「家族と一緒にいる時間が最も愛おしい瞬間です」と宿のオーナー氏。
さらに彼女はこう付け加えた。
「私にとっての家族とは、血の繋がった家族はもちろんですが、ここに宿泊してくれたすべての人も含まれます。しかしその最高の時間は、“ラパヌイ”の海が美しくあってこそ成立するものなのです」
近年、韓国や北朝鮮からのゴミが漂流物となり、
日本海沿岸に打ち上げられていることが問題視されている。
その一方で、日本人が捨てたゴミが海流に乗り、
太平洋の島々の海岸にたどり着いていると聞いたことがある。
事実、この島のとある海岸には悲しいほど大量のゴミが。
船で走っていても海底が肉眼で見えてしまうほど
“今”は、透明度が高いラパヌイ(イースター島)の海。
彼女が愛するこの海を守れるかどうかは、
他でもなくわれわれ日本人にかかっている。
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