世界一周初心者のヨメブログです
とうとう行ってきました
日本人が行きたい世界遺産第一位のマチュピチュ。
1450年にインカ帝国第9代皇帝によって造り始められ、
山の上にひとつの都市を作るというたいそうな構想に多くの人が携わりながらも
90年後の1540年には誰も住まなくなってしまった謎の多い都市。
1911年にアメリカ人の探検家によって発見されるまでスペインの侵略時代も発見されず
370年もの間眠りについていた空中都市。
朝6:00すぎに見たマチュピチュは霧が浮かんでいて、
天空の城ラピュタの世界。
マチュピチュとは地元のケチュア語で「若い峰」という意味なのだが
対象に「老いた峰」という意味のワイナピチュという300メートルの山がすぐ横にある。
いわゆるマチュピチュの写真を見ると後ろに写っている三角に切り立った山だ。
頂上は360度の大パノラマでマチュピチュ全体を見下ろせるとあって観光客に大人気の山だ。
私も立派な観光客、山に登ろうじゃないか、と意気込んで
登山のための整理券をゲットすべく朝4:00過ぎに列に並んで7:00からの登山券を無事入手。
(私たちが並んだ時点ですでに180人くらいが並んでた)
運動は得意なほうだったし、大学まで10年テニスをやってきた。
仕事だってそれなりに動く仕事だったと自負していたので、
「観光で来ましたけど山があったので登りますー」程度の気持ちでふもとに立ったのだが
山の下から見上げると岩肌がごつごつ見えていて実に急だ。
一抹の不安が胸をよぎる。
でも観光名所なので登山者にはおばちゃんやおじちゃんもたくさん。
「富士山だって登ったじゃないか」と自分に言い聞かせ、いざ登山開始。
キ・キツイ…。
富士山みたいにゆるやかな坂が延々続くのではなくて、
一歩一歩が非常に段差のある道なのだ。
ワイヤーロープを手繰らなければ登れない場所もあるし、
片側は断崖絶壁で柵のない階段もある。
これは気楽な登山ではない模様。
そしてまた、ムコはひょいひょい登っているのがなんとも悔しい。
ラストに人ひとりが腹ばいになってやっと通れる穴を抜けて頂上へ。
「もう二度と体力に自信があるなんて言いません」と誓いながら見た景色はまさに絶景。
それまでの苦労もあってそれはそれは気持ちのいい景色でした。
筋肉痛?ちゃんと“翌日”にきましたとも。
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