世界一周ブログ138日目。
ツイッターでも書きましたが、昨晩、ヨメがサソリに刺されました。
ヨメ念願の「砂漠らくだツアー」に出発しのは日曜日の17時すぎ。
らくだ使いの少年に牽引してもらいながら、
1時間ほど “ 乗らくだ ” しまして、途中 “ 落だ ” しそうになりながらも、
ゆったりゆったりとキャンプ地を目指しました。
キャンプ地に着くとおやじさんが用意してくれたミントティを飲み、
夜は野菜たっぷりのタジンとスープに舌鼓を打ちました。
「明日は5時起きだから、そろそろ寝ようか」 と
テントに戻ろうとしたのは夜の10時を少しまわったころ。
僕に続いてヨメが中に入ろうとした時…
痛い!!
ヨメ、悶絶。
どうやら何かにさされた模様です。
「アリじゃない?」 と楽観視する私でしたが、尋常じゃないぐらい痛がるヨメ。
「じゃあ、おやじさんに見てもらおう」 と、彼らのテントに行くと、
「うーん、患部だけが痛いならたぶんサソリ。ヘビは脚全体がシビれるから」
とのこと。ちなみに会話はすべてフランス語かアラビア語。
会話の内容は 「たぶんこんなことを言っていた」 なのであしからず。
一同、「我慢するしかない」 と結論付けたものの、
痛みと不安に夜通し戦い続けるヨメ。
しかし月曜日の朝まで痛みは続いたため、
“乗らくだ” で帰るのは断念し、クルマで村へと戻りました。
村に戻るやいなや医師があわられ、血清らしきものを打ち、
「これで大丈夫!」 と力強くひと言。
「2時間で痛みは引き始める」と、ガイドのおじさんが言いましたが、
結果としてはこれがガセネタで、刺されてから24時間は痛みは消えないらしい。
しかし、2時間で痛みは引くと信じ込んでいるヨメは、
痛みが消えないことに不安を覚え、
「日本大使館に電話してくれー!」 と懇願。
(そんなこと電話で相談されても、日本大使館も迂闊なこと言えないし困るだろうよ) と思い、軽く無視。
ただ、噛まれてから12時間近くが経ち、これ以上悪化する気配はないので、
「必要なのは、安心!」 と判断して、日本人のノリコさんが経営する隣町の宿に移ることに。
これが功を奏したのか、ヨメは徐々に快方に向かい、
火曜日の今日はピンピンしています。
「あー、帰りのらくだ乗れなかった…。もう一回行かない?」
軽く握り拳に力が入ったのは、内緒にしておきました。
はらだいち
追記 :
冷静に対応したつもりが、「冷たい対応」と捕らえられ、夫婦間がちょっとギクシャクしています。
その詳細は、後日アップ予定の「ヨメブログ」をお楽しみに。
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