世界一周初心者のヨメブログです。
オーストラリアはザルツブルク→ウィーンと移動。
小学校の先生をしている弟は学校は夏休みだけれど仕事はたくさんあるらしくここで帰国。
学校の先生って夏休みもほとんど出勤なのね。
それとも『学級通信』を週1回ペースで発行してしまうほど仕事熱心な弟だからなのかしら。
ドラえもんとドラミちゃんは同じオイルで作られたから兄弟なんだけど
博士が使ったオイルが古くて分離していて、
上部に頭のゆるいエキス、下部に真面目なエキスが溜まってたので
兄のドラえもんはぬけてて、妹のドラミちゃんは真面目すぎる。
うちもそうなのかもー。
でも私はドラえもんが大好きだから構わんよ。
弟をウィーンで見送り、今度は3人旅になりチェコに移動。
私とムコのふたり旅だったらきっと行かなかったであろう国、チェコ。
電車とバスを乗り継いで7時間かけてテルチという小さな町へ。
ここはパステルカラーの家並みが有名な世界遺産の町。
町の隅から隅まで歩いても15分あれば回れちゃうほどの小ささ。
湖もあって、ボートを漕げて、のんびり過ごすにはもってこい。
ヨーロッパ連合国間は国境を越える時もパスポートの提示すら必要がない。
だから“新しい国に入りました”という実感が薄いのだけれど、
オーストリアから電車でそのまますんなり入ったチェコはガクッと物価が変わる。
ヨーロッパ諸国の1/2以下ほどの価格でホテル宿泊も食事も移動もできる。
…となれば、ビールも安いのだ。
広場の屋台のテーブルで地元の人の演奏する野外ステージの音楽を聴きながら
豚の丸焼きをつまみながら、1杯125円の生ビールをいただく昼下がり。
世は満足じゃ。
今まで見てきた物価の安い国はどこも貧富の差が歴然としていたし
治安も良くないところが多かった。
でも、チェコは違う。
ヨーロッパ諸国の中でも治安は良いとされているし、
行き交う人もみなそれなりにいい身なりをしている。
余裕というものが感じられて、なんだか豊かなのだ。
家のペイント、窓辺に飾る小物、店の看板、
どれをとっても一様にかわいくて、
チェコ中の人が全員デザインに長けていているのではないかと思わされる。
そんなだから街歩きも本当に楽しい。
家を見るだけでも、小さな商店をのぞくだけでもため息が出るようなかわいいデザインが溢れてる。
いつもはお土産を買っても日本まで持ち歩けないので
ウィンドウショッピングになっちゃうんだけど
今回は鼻息荒く買い物熱が最高潮の妹がバンバン買い物をしてくれて、
私も横で見ていて気持ちがいいし楽しい。
そんな妹の買い物っぷりは次に向かうチェスキークルムロフという町でも
いかんなく発揮されるのであった。つづく
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