世界一周初心者のヨメブログです。
ラオスから国際バスでベトナムへ向かいます。
バス停に行ってびっくり。
“国際バス”なんて素敵なのは名ばかりで、
積めるだけの荷物と人を積んで移動するワゴン車。
ベトナムに物を売りに行くラオス人や
買付けに来たベトナム人がほとんどで、旅行者は私たちとスイスのカップルのみ。
すでにワゴンの中はクッキー詰合せの段ボールやら靴クリームの段ボールやら
炊飯ジャーの段ボールでいっぱい。
一応、旅行者である私たちを優先して乗せてくれたものの、
足元には段ボールの山。4人掛け席に地元の陽気なおばちゃんたちと5人掛け。
目の前には動物用の餌が入った大きな袋とアルミ製のつづらのような箱。
もちろんワゴンの屋根の上にはみっちりと高さ1メートルほど荷物が積まれている。
走り出すと、スピーカーからタイ・ラオスではお決まりの大音量の歌謡曲。
わー、強烈(笑)
途中、おしくらまんじゅう状態で並んで座っているおばちゃんから
しょうが飴を分けてもらったりしながら走ること2時間。
国境に到着。
全員いったんワゴンを降りて、パスポートに出国スタンプをもらう。
ベトナムの入国管理所までは500mほどあるので再びワゴンに乗り込み移動。
手続き料として$1を支払い、入念に今までのスタンプ履歴をチェックされ、無事入国スタンプをゲット。
ワゴン車を探すと、私たちのバックパックが下されて道端に置かれている!
何かと思ったら、社会主義共和国なだけあって、チェックが厳しく、
荷物をすべてX線に通さなきゃならないらしい。
地元の人はすんなりとパスポートチェックを終えていたので
最後になった私たちのバックパックだけ道端に残っていたのだ。
おずおずと自分たちのバックパックを拾い上げてX線チェックを受ける。
ワゴンは屋根に積まれていた荷物も全部おろされ、荷物全てがX線チェックを受けており、
ワゴン内にも懐中電灯をもった係員が数人乗り込んで、
イスの裏や細かい隙間まで不審物がないか入念にチェックしていた。
旅が始まって初めての社会主義共和国。
国境の雰囲気から少し違う。
どんな国なんだ、ベトナム!
ワクワクしてくる!
国境の写真撮りたかったけど、絶対怒られる雰囲気満載の
軍事服着たスタッフだらけだった…。
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