世界一周ブログ -  muko

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著者アーカイブ

  • 宿⑲ バラヨック

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    外観というか、エントランスしか撮影できず!

    世界一周ブログ、89日目。
    本日はマチュピチュで泊まったお宿のご紹介を。
    クスコからクルマ&電車に揺られること約3時間、
    マチュピチュに着いたのは午後2時すぎ。
    駅前にいた山のような客引きの中から、
    一人のお姉さまを選び付いていきました。
    宿を見せてもらうと、部屋は上々。ロケーションも文句なし。
    ここに決めようかな~と思っていたところに、オーナーらしきオジサンが飛んできて、

    「ごめんなさい、満室だって…」

    勧誘してきたのに空き部屋がないって、どういうこっちゃー!

    気を取り直してイチから宿探しをスタート。

    で、たどり着いたのがコチラのホステルです。

    ■ダブルルーム(風呂トイレ付き)…10点満点中、4点
    寝具 ★☆☆ 可もなく、不可もなくなシングルが二つ
    設備 ★☆☆ 水周りは清潔だが、ニオイがこもる。WIFIなし。
    立地 ★★☆ メインスクエアに近く◎。ただし電車がうるさい。
    接客 ★☆☆ 愛想はいいが、英語はNG。
    価格 ★☆☆ 60ソーレス(約1800円)/一室。

    洗濯物は干せるし、窓も大きい。
    第一印象は悪くなかったのですが、夜になって初めてわかった電車の騒音!
    さらに、1泊目は近くでコンサートが深夜2時ぐらいまでやっていて、部屋が揺れるほど。
    翌日3時半起きだったので、ほとんど寝られませんでした…。

     

    はらだいち

  • 空中都市、マチュピチュ

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    朝6時半。マチュピチュに朝日が差し込みました。

    世界一周ブログ、88日目。

    世界遺産“マチュピチュ”に行ってまいりました。

     

    マチュピチュまでの道のりは遠く、

    リマ→(飛行機で1時間半)→クスコ→(乗り合いタクシーで1時間半)→オリャンタイタンボ→(列車で2時間弱)→マチュピチュ村→(バスで30分)→マチュピチュ到着

    といった塩梅です。われわれもこの最も一般的なルート取りをしましたが、リマ→クスコ間の移動をバス(26時間!)にしたり、オリャンタイタンボ→マチュピチュ村間をトレッキング(3泊4日!!)にしたりすることもできます。

    そんなマチュピチュこは、インカ帝国の王が別荘として使っていた街だといわれています。この石の要塞に暮らしていたのはおよそ500人。この程度の人数でこの街を作り上げるのは到底不可能なので、「街造りの専門業者」が存在したといわれています。

    それにしても見事な作り。標高2000mを超える山の尾根にあるとは思えませんよね。

    「昔の人の辛抱強さには驚かされる」

    どこかで聞いたことのあるような台詞が頭に浮かんできます。

     

    積み上げられた石の一つひとつに敬意を払いつつ、現代人は遺跡の至る所でハシャぐのであります。

    あー! おちるぅ!! と、西洋人の女子達が写真を撮ってました

    スーパーマン! あ、下の女の子がジャマだなあ…。

     

    はらだいち

  • 宿⑱ ゴロンドリーナ号

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    小さい船だったけれど、その分みんなと仲良くなれました。

    世界一周ブログ、87日目。
    ガラパゴス諸島に関するブログの最後を飾るのは、
    クルージングで僕らの足となり、宿となった船のご紹介。

    名前は「ゴロンドリーナ号」。
    乗客16名と乗組員8名を乗せて、
    ガラパゴスの島々を周遊しました。
    夜寝ている間に、新しい島に移動してくれるため、
    無駄なく観光に時間を使えます。

    客船というよりはクルーザーだから客室は狭く、
    バストイレも充実しているとは言い難い。

    それでも贅沢な気分にさせてくれたのは、
    心地いい風と満点の星空、
    そして美味しい食事のおかげでしょうか。

    (船という特殊性を考慮して、今回は採点なし!)

     

    Text : はらだいち

  • ♥13 : I Love “ NAVIGATION ” !!

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    Name : Maira (29/04/11 in Galapagos, Ecuador)

    「皆、自分の仕事が大好きで、誇りをもっている」

    各国を旅していると、そう強く感じさせられる。

    ガラパゴスで僕らが乗り込んだクルーザーで

    ホールの切り盛りを一手に担っていたマイラもその一人。

    「やっぱり航海かな。なかなか家には帰れないけれど、

    大切な仲間や素敵なゲストと、楽しい時間が過ごせるから」

    Text : はらだいち

  • ポスト・ベイ

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    雨ニモ負ケズ、ただひたすらに手紙を飲み込みます。

    世界一周ブログ、85日目。
    今日はちょっといいお話を。

    ガラパゴス諸島の南方に位置する
    フローレンス島には「ポスト・ベイ」と呼ばれる場所があります。

    ここには名前の通りポストがあるのですが、約150年間、
    一度だって、郵便職員が来たことはありません。

    それでは誰が手紙を回収しているのかというと、
    古くはここを航海していた各国の船の乗り組み員達。
    現在はわれわれのようなツーリスト。

    ポストに溜まったカードの中から自分の国宛のものをピックアップし、
    その代わりに自分が書いた手紙をポストに置いてきます。
    そして回収したものは、帰国後に切手を貼って本物のポストに投函するのです。

    当然、時間なんて読めないし、人に見られたら困るような内容なんて書けません。
    だけれど、熟成に熟成が重ねられた
    得も言われえぬロマンが詰まっていると思いません?

    さぁ、僕の手紙はあの人に届くでしょうか…?

    Text : はらだいち