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帰国後

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  • フォレガンドロス島

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    世界一周初心者のヨメブログです。

    こちらフォレガンドロス島のkatergoビーチ。あおい!!どこの海より藍色だ。

    サントリーニからフェリーで3時間でフォレガンドロス島へ。
    この島は地球の歩き方には載っていないこじんまりとした島。
    日本でいうなら八重山諸島の波照間島。
    商店も島全体で5つくらいしかなくて、レストランも数えられるほど。
    島の人もおだやかーで全然観光づいてない。
    この島でもキッチン付きの部屋でただただのんびり。

    調理してる鍋の音がするとネコたちが一斉に集まってきてキッチンの方を向いて並ぶ。窓の向こうはキッチンでただいまムコが絶賛調理中。きてますよ、集まってきてますよ。

    レンタル原チャリをして島を走り抜けたけれど、隅から隅まで30分くらい。
    この島にはビーチが10こくらいある。
    観光地化されていないから、
    たいていのビーチにいくためには原チャリでメインロードの行けるところまで行って、
    さらにトレッキングさながらの崖歩きを汗だくになりながらしなくちゃならない。
    それでも行く価値があるのが、フォレガンドロスのビーチなんだなっ。
    特に感動したのがLivadakiというビーチ。
    トレッキングロードだとかろうじてわかるような道を歩くこと1時間。
    海に行くというのに、運動靴で岩山を息を切らせて歩き続けると、
    ビーチだーーっ。
    海が透明!きれいなグラデーション!!

    こんな道を延々1時間歩くとビーチにたどり着く。先の方に見えてる教会のある半島の手前がビーチ。遠っ!ビーチがあまりにも遠く感じて行き途中、もう諦めようと私は言いだした(^^ゞでも行ってよかった。

    Livadakiビーチ。映画のザ・ビーチみたい。うへー、こんなビーチあるんだ。

    来やすい場所ではないから、人もまばら。
    私たちが着いた13:30には先客のカップルが4組のみ。
    そして、一人の男性をのぞいて全員がヌーディスト!
    もう、まるでプライベートビーチ。
    宿で作ってきたトマトと玉ねぎとハムとチーズのサンドイッチを食べる。
    うーん、気持ち良い!!
    砂が白くて海水がキラキラしたビーチも好きだけど、
    ここはまるくてカラフルな小石のビーチ。
    水はどこまでも透明なんだけど、その透明が重なるとだんだんと深い藍色になっていく。
    頭まですっぽり潜ると、グラデーションの水が遠くに行くほど色濃くなって
    はるか遠くが藍色に揺らめく。。
    ひとたび足を踏み入れたらそこには魚たちが泳いでる。
    美しすぎるー。

    周りがみんなヌーディストなら、脱いだほうが正しい在り方だろう、ということで
    晴れてムコはヌーディストとなりました。
    私も海の中のみで、初ヌーディストデビュー果たしました。
    うーん、確かに気持ち良い。
    でも、全裸なのに水泳帽をかぶって、足ヒレとシュノーケリングつけて泳いでる
    おばさまの姿はなんだか違和感あったけど…(^^ゞ

    波に削られてまるくなった色とりどりの小石のビーチ

    帰りは原チャリを置いてあるメインロードまでひたすら登りのトレッキング。
    歩いて、野菜サンド食べて、泳いで、昼寝して、なんだか健康的な生活。
    原チャリでフォレガンドロス島で一番大きな小さな町、チョラ(CHORA)に行って、
    夫婦でハマったギリシャヨーグルトのギリシャはちみつがけを食べる。
    「これは何に一番近いですか?」って聞かれたらヨーグルトって答えるけど、
    ヨーグルトじゃないんだよなー。なんか、こう、濃厚で、クリームチーズみたい。
    そして全然甘くない。
    そこに日本のはちみつよりもドロッとした濃厚はちみつをかけていただく。
    うましっ!

    ギリシャヨーグルトのギリシャはちみつがけ。3.5ユーロ。

    原チャリをボスボスと走らせて
    (二人乗りで重いうえ、ブレーキの利きが悪いからボスボス走る)
    宿にてクリームリゾットを作っていただきまーす。
    自炊は楽しいし、幸せな気分になるなー。

    実はこの宿、ネコちゃんが大量にいるのです。
    しかも生まれたてのミルク飲んでる子ネコが5匹も。
    だから、料理はわざとちょっと多めに作って、ネコちゃんにも分けてあげる日課。
    餌やりもたのしー。
    あー、帰国したらネコ飼いたいなー。ムコがネコアレルギーじゃなければなぁ。。。無念。

    か、かわゆし!!ほんとに掌に乗っちゃうサイズ。まだミルク飲んでたから生まれて間もないんだろうな。

    子供たちにミルクをせがまれるお母さんネコ。

    今日の朝ごはんはトマトパスタの残りです。

    あーあ、顔も手足もトマトソースになっちゃった・・・。

  • サントリーニ島 白い町並み

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    サントリーニ島、イアの町。青い屋根の教会がきれい。カメラレンズのふたを落として困り果ててたら、見かねた?近所のおばさんが、「教会の写真撮りたいの?ふたはとれないけどいい景色を見せてあげる」と部屋の中に入れてくれてこの景色を見せてくれた。

    夕日がきれいなことでも有名なイアの町は白い街並みでも有名。
    断崖絶壁にきれいに家々が建ち並ぶ。
    写真を撮るにはもってこいの場所。
    ま、写真に夢中になりすぎてレンズのケースを落とすという事件も起きましたが。。。

    サントリーニ島の通称ブラックサンドビーチ!こんなビーチパラソル、なんだか優雅な気分にさせてくれるじゃないの。

    サントリーニのもうひとつの魅了、ビーチ。
    島の南東にいくつかビーチがある。
    バスも走ってるんだけど本数が少ないから、こういう時はレンタル原チャリ!
    青い海を見ながら30分ほどバイクを走らせるとビーチへ到着。
    9月末はシーズンオフになりかけてるので、人も多すぎず、いいかんじ。
    ここのビーチはカフェと併設しているところが多くて、
    カフェで何か注文すればビーチパラソルとビーチベットは無料貸出し。うれしいじゃないですか。
    ビールにアイスフロートコーヒーなんか飲んじゃいましたよ。

    そしてそして、ここはエーゲ海、トップレスの美女も多い!!
    外国のかたは水着の線で日焼けしちゃうことにすごく敏感なのね。
    カップルで来ていても、女友達同士で来ていてもポローンと出ておりました。
    いや、スタイルいいからむしろかっこよく見えちゃう。

    サントリーニは3泊するけれど、“なーんにもしないをしに”行ったので、
    あとはゆったり、ネットしたり、本読んだりして過ごすのだ。
    (アイルランドの語学留学でいただいた英語の本を目下、読み中)

    *旅メモ*
    サントリーニの港からフィラの町まで、フェリーが付いた時間にあわせてバスが出発する。
    ひとり2.2ユーロ。所要時間20分。
    フィラからイアの町まで、フィラのバスターミナルからバスが出る。
    ひとり1.6ユーロ。所要時間20分。

    フェリー予約に便利なのはこちら。
    http://www.ferrylines.com/

    今回泊まった宿は
    Kiklamino Studios & Apartments
    Oia, 84702,Greece
    電話 +30 22860 71 719
    商店、レンタカー屋まで徒歩5分
    イアの町まで徒歩10分
    各部屋夕日が見られるバルコニー、キッチン、テレビ、クーラー付き
    フィラからバスでFINIKIAでおりて、バス停の目の前。
    9月末は1泊50ユーロでした(Booking.com予約)

    美しきイアの町並み。

  • 島Life

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    イタリアの島めぐりがすばらしく、すっかり気分をよくした私たちは
    ギリシャはエーゲ海の島々でもゆっくりしようと目論んだ。

    アテネも島も、ギリシャは芸術家が多くて、個人で作って販売してる1点もののジュエリーショップがいっぱい。どれもかわいい!

    アテネ近郊のフェリーが発着するピレウス港まで電車1本で20分という場所に宿をとったのに、
    フェリーチケットを買いに行くと、「明日は交通網のストライキだよ」との情報。
    フェリーは動くらしいが、電車、バス、そしてタクシーまでも一斉ストライキをするらしい。
    「たまにあるのよねー」だそう。
    ホテルのお兄さんに相談すると、なんとかできるかも?!とのこと。
    港まで行けないと、フェリーチケットのみならずホテル代も無駄になるー!
    そして新たにホテル代がかかるー!
    ホテルキャンセルと新たにホテルを取ることとフェリーチケットを入れると140ユーロくらいの赤字。
    それは避けたいっ!
    今頼れるのは、お兄さんだけ!
    多少の無理は承知ですから、50ユーロくらいなら払いますから!と心の中で懇願。
    …と、お兄さんがタクシーを手配してくれたー。ありがたい。
    タクシーは本当はストライキだから、タクシーマーク外して運転してくれた。
    メーター使えないからいい値になるんだけど、
    運転手さんは15ユーロという正規値段を言ってきた。
    まじですか?!こんなストライキ時に無理させまして、しかも朝6:00前ですよ?
    チップ5ユーロ払って、なんかうれしい気持ちでエーゲ海へ出航!!

    フェリーで延々8時間の移動。バックパッカーたちはトランプゲームや昼寝にいそしみます。

    フェリーに揺られること8時間でサントリーニ島へ。
    ミコノス島とサントリーニ島は世界的にも有名なリゾート観光地。
    白い家々に、青い屋根の教会、ビーチが島のあちこちに点在する。
    今回は人の多い町の中心のフィラ(FIRA)という町ではなくて、
    北西端に位置する世界一夕日がきれいともいわれるイア(OIA)という町から
    徒歩20分のフィニキア(FINIKIA)という町に宿泊。
    宿も人も多くなくて静かーに過ごせる。そして何より希望していたキッチンとバルコニー付き。
    この2つがあれば最強。
    好きな物作って、好きな時に好きなだけ、バルコニーから海と夕日を見ながら食事を楽しめる。
    町にはスーパーなんてものはなくて、幅広い生活用品少量ずつだけとりそろえている商店がいくつかある。
    パスタや米、オリーブに野菜なんかを買いだして、夕食~♪

    カルボナーラパスタィとトマトと玉ねぎのサラダ。ビールと夕日付。10点。

    部屋もきれいだし、スタッフも英語は通じないけど親切だし、快適島ライフです。

    *旅メモ*
    アテネの港はピレウス港という中心街から地下鉄で20分のところ。
    港にも街中にもフェリーチケットショップがたくさんある。
    ストライキもあったので先に街中でチケット購入したので手数料もかかって
    ピレウス~サントリーニ 40ユーロ 所要時間8時間
    高速船はもっと高いけど速い。

  • パルテノン神殿

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    絶賛工事中のパルテノン神殿 せめてクレーンが別の場所を直してるときに来たかったゼ・・

    ギリシャの首都アテネを観光。
    ロンドンの大英博物館でみたパルテノン神殿の実物を見に行かねば。
    空がスコーンと真っ青に晴れていて、真っ白な雲がもくもくとのびる。
    アクロポリスの丘のてっぺんに佇むパルテノン神殿にはこんな天気がよく似合う。
    神殿自体は絶賛工事中。
    もとあったかたちに戻すため、長い年月をかけて修復中なんだそう。
    世界あちこち行っても、たいがい歴史的建造物は修理中だなぁ(^^ゞ

    エレクティオンの少女像。なんか見たことある。 でもこれレプリカ。本物は5体がアクロポリス博物館、1体がこれまた大英博物館にあります。

    パルテノン神殿は紀元前に15年かけて完成し、
    中央の床が少し膨らんでいて水はけを良くしていたり、
    白い柱がゆるく真ん中が膨らんでいて、
    さらに四隅の柱は太かったりと実はデザイン性にも富んでいるつくり。
    そんな細部のこともわかりやすく展示してあるのが
    併設する新アクロポリス博物館。
    この博物館が面白い。
    2009年に全面リニューアルオープンしたばかりで
    展示の年代もわかりやすく分かれているし、
    彫刻類に自然光が当たる具合もすばらしい。
    3階にあるパルテノン神殿を館内に同じ大きさで再現した展示は
    分かりやすくて、一見の価値あり。

    便座なしトイレ。なんか意味があるんだろうなー使い道ないだろうから盗難じゃないだろうし。ちなみにギリシャのトイレはトイレットペーパーは流しちゃダメな南米式が多い。

    どうでもいいっちゃいいんだけど、
    世界を旅してるといろんなタイプのトイレに出会う。
    ぼっとんとか、水でおしりを洗う式とかまでいくと理解できるんだけど、
    なぜか多い、便座がないバージョン。
    男子は問題ないかも知れないけれど、女子は基本、座りますからねぇ。。
    初めからないのではなくて明らかに取ったもよう。
    空港とか公衆トイレで全部便座がないのをよく見かけます。
    なぜ???
    おかげでだいぶ空気椅子トイレにも慣れました。

    *旅メモ*
    アクロポリスの丘は敷地内にあるパルテノン神殿をはじめとする
    劇場、音楽堂などの施設も含む共通入場券で12ユーロ。
    新アクロポリス博物館は5ユーロ。
    アテネの中心街、オモニア広場やシンタグマ広場から電車で5分。
    町並みや土産物屋を見ながら歩いても20分くらい。

    神殿は大理石を組み合わせて作られてる。豪華☆ 柱、ちょっとズレちゃってますけど?だるま落としみたい。

  • 盗難被害にあいました

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    茶色いエジプトの大地を飛び立った飛行機の窓から。きれーい!ちきゅうまるーい!なんて言ってるこの間に荷物盗まれてるんですがね。

    盗まれました。
    この世界一周旅、初めてものを盗まれました!!!
    事件はケニアからギリシャまでの飛行機搭乗中に訪れました。

    エジプトエアーで飛んだのですが、ケニアからの直通便はないため
    エジプトのカイロでトランジットをしてギリシャへ。
    ギリシャで飛行機の預け荷物を10時間ぶりに受け取ったら、
    ムコの荷物のチャックが開けられていて、中の小分け袋が刃物で裂かれている!
    あれ??と荷物を探るムコ。
    小分けの荷物には洗面具が入っていて、充電式ひげ剃りのふたを外され、戻された跡が。
    え?と思って私の荷物も見てみると、スチール製の防犯金網の隙間からチャックが開けられてる!
    そして、バックのポーチの中のハードディスクがなくなってるーーー!!!
    うわーーーーーーー!!!!!
    ポーチにはふたつチャックがあるんだけど両方ともあけられてて
    片方に入ってたハードディスクがなくなってる…。
    私の過去のデータ写真よ、さようなら。。。
    今見たら恥ずかしい写真も多い、と、あきらめるしかないんだけど、さようならっ!
    旅の写真はバックアップデータをほかにもとってあるので痛手はないんだけど
    荷物を荒らされたことがなによりショック…(T_T)
    ハードディスク自体は日本で10000円くらいの商品だから
    値段自体はそんなに痛手ではないけれど、
    預け荷物に貴重品を入れていた私が悪いのだけれど、
    なんかスッキリしない!!!
    その一因は、荷物盗難に気付いたギリシャの空港でのスタッフ対応にある。

    雨避けカバーをかけた上に、スチール防犯網をかけていた私のバックパック。
    これをあけるには、人目に付くところではできないくらいには時間がかかる。
    考えられるのはトランジットのカイロ空港。
    カイロ空港では荷物ピックアップ場所はおろか、ビザ発行前の飛行機降車場から
    なぜか地元の客引きがいる。
    通常は乗客か航空会社スタッフしか入れない区域だ。
    この荷物ピックアップ場所でトランジット積み替えのため、
    しばらく荷物がベルトコンベアー上を回っていたとしたら、この時に違いない。

    ギリシャで荷物を受け取って盗難に気づき、その場で空港スタッフにそのことを伝えた。
    すると、ある受付デスクを案内された。
    そのデスクに行くと、きれいめなお姉さんが対応してくれ
    「それならば、出口を出て左のインフォメーションに行けばいいわ」という。
    搭乗客が出る出口はいったん出たら中には戻れないセキュリティーになっている。
    あやしさを感じたため、私が出口内に残り、ムコが案内されたインフォメーションへ。
    でも、そこはどうみても「ツーリストインフォメーション」。観光客案内所でしかない。
    やっぱり違う、と戻ってきたムコと再び先ほどのデスクを訪れると
    もう一度外のインフォメーションを案内される。
    いやいや、違うと思うんだと説明すると、しぶしぶ話を聞いてくれた。
    が、ここからが本当にひどい。
    預け荷物が刃物で切られて中身を盗まれたから、保険会社に請求するため
    盗難証明書が欲しいと伝えているのに
    「私はあなたたちが荷物をピックアップするところから見ていた。すぐにここにこなかったではないか。
    それは嘘だからではないのか?」だの
    「私たちの荷物管理は完璧だ。問題ない。」だの
    「荷物の重さを量ってみろ」と言われ、量るとふたつの荷物で27キロ。
    預け荷物の引き取りシールには確かに27キロの文字。
    「重さが変わってないから、嘘をついてるのではないか?」とのたまわる。
    日本のハードディスクは進化してるからひとつ250グラム程度なんだよ!
    その小数点切捨ての量り方じゃわかるはずあるまい!!

    あまりの態度に頭に来たので、「NO!!!」とあれこれ伝えると
    「私のほうがあなたたちの英語より優れているのだから、静かにしなさい」と言いやがった!
    英語力がいまの流れに関係あるのか?!?!
    言いたいことは伝わってるだろうに!!
    キーッ、もっと文句の英語を身につけておけばよかった。

    結局、すったもんだしていると、もう少しお年を召した紳士スタッフが登場して、
    スラスラと紛失証明書を作ってくれた。
    3日間は盗難ではなく紛失ででてくる可能性があるから紛失証明書なのだそうだ。
    まぁ、出てきやしないけどな、と毒づきながらも紳士の対応をありがたく思う。

    紛失証明書じゃ保険きかないから、またこの紙持って、
    盗難証明書の発行のために格闘しなきゃ。。。
    エジプト航空め…!!