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帰国後

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  • マサイマラ自然保護区でサファリ

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    世界一周初心者のヨメブログです。

    太陽の光が雲の隙間から差し込む中、ヌーの群れがゆく

    今回は定番の3つの公園、
    アンボセリ、マサイマラ、ナクル湖をまわる5泊6日の旅。
    まずはマサイマラ自然保護区。

    ケニアの首都、ナイロビはここ数年で急速に発展している町。
    ビルディングも建ち並んでいるけれど、1本隣は重い空気が漂う通りだったりする。
    このナイロビから車に揺られること7時間。
    道が悪くて未舗装なところも多いので文字通り『車に揺られて』進んでゆく。
    ガイドさん曰はく「ケニアマッサージ」、
    本当にバウンバウンお尻が飛び跳ねるほどの悪路(笑)

    それでも、着いたらそこは動物の楽園☆
    公園ゲートから3分も車を走らせないうちに出たー、ヌーの群れ!
    アフリカのドキュメンタリーでよくライオンから逃げ切れずに襲われてるやつだ。
    ガイドさんに車を停めてもらい、シャッターを切りまくる。
    あとあと、ヌーはあちこちにたくさんいるためシャッターを切ることもなくなるのだが。。

    キリンのファミリーとすぐに出会えた 私の4倍ズームしかできないカメラで撮影したからこんなですが、肉眼ではもっとよく見えます。フォトギャラリーは一眼レフで撮った写真なのでそちらもご覧くださいませ。

    続いて、出たー、キリン!!しかもファミリー!!
    こんなに近くで野生のキリンを見たのは初めて!
    マサイキリンという種で模様にギザギザが混じっているそう。
    動物たちは車をほとんど警戒しないので、
    道端の木の葉っぱを食べに躊躇なく近寄ってくる。
    ヌーは牧場の羊のように距離が近くなるとわらわらと逃げていくけれど
    キリンはしばらくこちらを見つめて、安全を確かめる。
    その、こちらを見る姿がこれまたかわいい。

    マサイマラは動物のオンパレード!
    かなり近い距離でライオン、ゾウ、ヒヒ、インパラ、トムソンガゼルなんかを見られる。

    2メートルの距離で見られたライオン。かっこいー。夜に狩りするから、昼間はおねむなご様子。

    10年前は20代そこそこの女一人旅だったので、両親の心配もあって
    サファリは公園内のロッジに泊まったけれど、
    今回は貧乏バックパック旅行、公園近くのキャンプ場にてテント滞在。
    カメラの充電ができないので、あまり無駄打ちはできん、と
    撮影シーンを選んでいたのにもかかわらずマサイマラだけでふたりで500枚撮ってました…(^^ゞ

    こちら宿泊したマサイマラ地区のテント。なんか汚い写真ですんません。ここを去る時、うっかり航空会社でもらったブランケットとテント前に干してたハンガー忘れてきたー。今頃マサイ族が毛布にくるまってハンガーに布かけてるかしら。

    モロッコの砂漠以来のテント宿泊。
    電気がないので夕飯も自分がどんな見かけのものを食べてるのかいまいち分からないし、
    シャワーは陽が堕ちきる前に慌ててうす暗闇の中入らなきゃならないし、
    夜は風が吹くとビュービューテントがうるさいけど、
    ここはサソリもいないし、たまのテント生活はなんだかワクワク楽しいなー。

    このかまどで夜中、火を焚いて動物がテントに近づかないようにする 火の番とテント周りを見まわってくれるマサイ族の男性29歳 赤道直下とはいえ、サファリの朝は夏でもかなり冷える その格好で外にいて寒くないのかって聞いたら「ちょっと寒い」だって。

    夜中にテントを出てトイレに行ったけれど、
    少し欠けた満月だったので、あまりに月が明るくてそこらじゅうがまるみえだった。
    キャンプ場に猛獣が来ないように夜中警備をしてくれてる
    赤と青の布をまとったマサイ族の人が月明かりにかっこよく照らし出されてました。

    サファリカーはワゴンの天井がぐわっと開いて、そこから動物を観察できる 目下、動物に夢中の私。

    今回のサファリはなんだかキリン運がよかった あちこちでキリンファミリーに至近距離で遭遇

  • ケニア到着 サファリへGO

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    ケニアの大地。どこまでも空が続いてく。

    いよいよケニア。
    10年前に、大学を卒業する春に来て、魅了されたケニア。

    360度地平線なんてところ、はじめて来た。
    空がどこまでも続いていて、「あ、地球って丸くて、こうやってつながってるんだ」って思った。
    ストーンと続いてる空に、まさに雲が“浮かんで”いた。

    大学を卒業するとき、どうしてもケニアの大地を見ておきたいと思った。
    前からテレビなんかで見て、いつか行きたいと思っていたけど
    それは今だ、と突然思った。
    時はすでに3月初旬。
    会社が始まるまであと1か月もない。
    急すぎて無理ですね、といくつもの旅行会社に断られながら
    やっと1社引き受けてくれるところがあった。
    それはそれはもう、強行日程(笑)
    3/30に帰国というギリギリのスケジュール。
    突然のケニア旅に付き合ってくれる友人がいるわけもなく
    女一人ケニア旅。
    でも、仕事を始める前にこの景色に出会えて、ケニアに行って、本当に良かった。
    またいつかこの大地に戻ってくる、そう誓って今の世界一周旅行がある。

    ナイロビ市内。遠くから市内を見ると、確かに東京みたいに高いきれいなビルがいくつもあるんだけど、歩道は舗装されきっていないし、建物の隙間にスラムが見えたりする。なんだか黄土色なイメージ。

    今回はエジプトはカイロからナイロビに入ったので、
    飛行機の到着時間が夜中の3:30!
    外務省の発表している世界の安全情報でも常に「十分注意してください」の黄色印で
    強盗は脅しではなく本気で刃物を使ってくるというナイロビ。
    旅行者が多く集まる空港はどこの国でも危険スポット。
    その空港を夜中に出るなんて、とてもじゃないけどおっそろしいので、
    VISAと入国手続きを済ませてロビー内で6:30まで待機。
    6:30にお願いしていた日系の旅行会社のお迎えが来て
    車でナイロビ市内まで移動。

    ラッシュだという道路は15分くらい全く車が動かなかったりする。
    外を見ると、道路わきから広がる荒野をたくさんの人が通勤のために歩いてる。
    舗装されていない木がおおい茂る道を、
    出勤用の服を着た人が歩いている光景はなんか不思議。

    ツアーで出たお弁当。サンドイッチとバナナとリンゴとドーナッツ。そして一緒に詰めあわされてたトイレットペーパー(笑)確かに、これから先、キャンピングやなにやらでこれは必需品ですからね。ランチボックス開けたら出てきた光景が愉快。

    入口には銃を持った係員が立ち、IDがないと中に入れないセキュリティ万全のビルにある旅行会社で
    出発までの時間を過ごす。
    迎えてくれた担当の女性は10年以上ナイロビに住んでいるという。
    失礼なことは承知で質問してみた。
    「なんでまたナイロビに?」
    答えは簡単。いい町だなって思ったから。
    スワヒリ語を習って、住みたいと思ったんだそう。
    「なんでまたスワヒリ語を?」
    10年前は今よりももっと情報がなくて、ケニアがどんなところか知るのも難しかったんだそう。
    それなら実際に見てみようって思って。
    って、なんか素敵な答え。
    南米とかアフリカとかで出会う働く日本人はみんなやりたいことがあってそこにいて、
    なんかキラキラしててかっこいい。

    さてさて、いよいよ念願のサファリ5泊6日に出発です!

  • エジプト市内を歩く

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    世界一周初心者のヨメブログです。

    町の建物の多くが造り途中、と思いきや、エジプトでは息子が結婚したら新しい家を上にどんどん建て増していく習慣があるそうで、また建てますからこういう状況のままなんだそう。こういう仕組みだと同じ建物でも別の階の部屋になるから嫁姑問題も起きないでしょ、とガイドさん。

    エジプト最終日はフリーDAY!
    タクシーで市内中心部へ。
    せっかく来たのだから地元飯を食べたいし、
    ローカルなお店をのぞいてみたい。
    フラフラと町を見ながら、人の多い大通りを選んで歩く。

    道路には車がぎっしり。路上駐車天国。

    物価は日本のだいたい1/10。
    デパートというものは見当たらず個人商店の靴屋、服屋などが建ち並ぶ。
    道は路上駐車だらけ!
    大阪の二重駐車よろしく、ここもあちこちで二重駐車。
    道路の両端は駐車された車で埋まっているため、
    本当は3車線なのに1車線になっちゃってる。
    あとでガイドさんに「ここは駐車スペースなのか?」と聞いたら
    「どこも全部駐車スペースなのさ」との答え。確かに。

    炭水化物満載、腹持ちの良いコシャリ。

    私のコシャリはスパイシーソース多めの辛め。パスタとかのびきってるのになぜかうまい!

    地球の歩き方でチェックしていたコシャリというローカルフードを出す
    お店を探す。見つからなかったから結局おまわりさんに聞いちゃった。
    コシャリは麺のパスタとマカロニパスタと米の上に豆とトマト味のソースをかけた
    炭水化物満載の食べ物。
    好みでスパイシーなソースも足してくれる。
    これが、おいしい!!
    やっぱりローカルフードがどの国でも一番おいしい!
    これで5エジプトポンド(約50円)だからなおうれしい。

    このタイプの缶ジュース、懐かしいー

    こちら、水煙草のシーシャです。

    喫茶店でハイビスカスティー25円を飲む。
    ムコはペプシ缶35円を飲む。
    缶の開け口がしずく型に取れるタイプ、久々に見た。
    周りの席ではシーシャという水タバコをプカプカさせる人が多数。
    メニューには60円でフルーツフレーバーやイチゴフレーバーやミントフレーバーなどがある。
    「トルコが水タバコの本場だからここで吸うことはない」というムコの言葉に
    ここでの水タバコは断念。トルコで吸ってやる!

    値段交渉をして相場より少し高い値でタクシーに乗るも、
    降りる際にはお決まりの「俺が言ったのはひとりの値段だ」という
    運転手さんのお言葉。
    車をそのまま走らせてたけど、これしか払わん、と扉を開けると
    すぐに車を停めてくれた。
    “言ってみた”系の小さな騙しがちょこちょこあるエジプト。
    こういうのも慣れてきて、おどおどしなくなったぞ。

    そうそう、エジプト考古学博物館は品々が所狭しとたくさんあって、
    博物館というより物置(笑)
    なんというか、全体がザックリしてる(笑)
    囲いもないからみんなミイラの入っていた棺や
    発掘された置物にべたべた触ってる…。
    おかげで発掘された品々の色が手垢で変わっちゃってる。。
    たまたま汚れ落としをしていた職員さんがいて、
    「みんなが触っちゃうから色が変わっちゃうの。アルコールできれいにふき取らなくちゃならないの」って
    綿棒みたいな小さな脱脂綿で人よりも大きな像を磨いていたけれど
    ありゃ磨き上げるまで数日かかるわ。
    そんなことより、触られないような工夫をした方がいいんじゃ…?

    そしてここはツタンカーメンの黄金のマスクがあることで有名。
    人が大勢で見るもの一苦労、なんてガイドブックやネットに書かれていた
    ツタンカーメンだけれど、この情勢下、観光客すくなっ。
    おかげでツタンカーメンさんとマンツーマンで対峙できちゃいました。
    でもツタンカーメンの1メートル隣で天井の工事をしてる。
    あるのは紐の囲いのみ。
    万が一脚立の上からドライバーでも落とそうものなら
    ツタンカーメンがパックリなんてこともありうるんじゃ…?

    そして、館内マップもなければ展示物の説明文もほとんどない。
    たまにある説明文も展示物と一緒にガラスケースの中に紙切れとして置かれてるから
    光が反射しちゃって読みにくい…。
    うーん、改善の余地あり、エジプト考古学博物館(^^ゞ

    余ったエジプトポンドでホテル近くの商店でクッキーやら
    パウンドケーキやらの非常食を購入。
    これを持って、私の大好きなアフリカの地へ!

    屋台で買ったケフタという羊肉を香辛料と混ぜてハンバーグみたいにしたやつ。アラビア語で看板が書かれてたから、数字がとっさには読めず、(アラビア語は数字もアラビア数字で難しいのです)屋台のおじさんに値段を聞いたら、まわりとこしょこしょ相談して1.5エジプトポンド!(約15円)だって。10エジプトポンド札を渡したらおつりが1エジプトポンド少ない。もーう、小さくだましてくるなー(笑)値段も本当は0.5ポンド。その場で気づいたけど、ムコと笑っちゃえたので特になんくせつけずにおいしくいただきました。

    屋台で焼きトウモロコシを買う。1本約10円。

    ホテルの前を流れるナイル川と沈みゆく夕日。

  • エジプトでピラミッド

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    世界一周初心者のヨメブログです。

    ロンドンから一路、エジプトはカイロへ。
    カイロは今年の年始に大規模なデモがあったため、
    現在JALが直行便を半年間運行停止しているような状況。
    なので、安全を買うべし、とめずらしく観光にガイドさんを付けました。

    街中のレモン水売り

    カイロ着が夜の23:00。
    空港内は税関の手前からすでにタクシーや旅行の客引きが。
    なぜだ?!どうやって入った?!
    荷物も無事にピックアップして出口へ。
    ビシッとスーツを着こなしたガイドさんが「HARA」のプラカードを持って
    お出迎えしてくれました。
    真っ暗な真夜中の空港着でお迎えがいると、安心するなー。

    「普通なら30分だけどラッシュだからホテルまで1時間ちょっとかかるよ」というガイドさん。
    え?今、夜中ですけど?ラッシュ??って聞いたら
    「カイロは眠らない街なのさ」とのお答え。
    確かに車は多い。すごいなー。
    アラブの空気が流れる町はロンドンとうってかわってちょっと黄土色。
    人の熱気がムンムン溢れてる。
    道路は交通ルールがどこまであるんだか、車線という概念はほぼなく、
    隙間があったら入り込むが勝ち。
    隣の車と数センチしか距離がない。
    ぶつかりそうになったらクラクションを鳴らしまくる。
    私はこんなところ運転できまへん。

    タフリール広場という町の中心の広場周辺は今でもたまにデモが起こるというので
    今回は避けて、車で20分ほど先のお金持ちの家や大使館が立ち並ぶ地区のホテルをとった。
    が、私たちがカイロ入りする1日前、
    その地区で死傷者も出たイスラエル大使館の襲撃事件が。。。
    せっかくちょっと高めのお金払ったのにー。
    日本にいた時は「そんな事件が起きたのかー」とニュースを見たときにしか頭に残らない事件も
    旅に出ていると敏感になる。
    ノルウェーのテロ、ロンドンの暴動、エジプトのデモ、どれも“今”世界で起きている出来事なんだ。

    ギザのクフ王のピラミッド。でかし。

    翌朝、8:30にホテルにガイドさんがお迎えに来た。
    めざすはギザのピラミッドとスフィンクス!
    車で30分と言われていたけれど大渋滞でいっこうに着く気配がない。
    「エジプシャンタイムで30分だから、こういうこともあるわよー」と笑いながらガイドさん。
    飛行機の1時間遅れ、とかバスの2時間遅れ、とか、
    待ち時間3時間とか、この旅で全然、苦にならなくなった。
    「あら、3時間もあるなら本でも読もうかな」とか
    「ひと眠りできるな」とのんびり。
    日本でこのペースじゃ、仕事できないな(^^ゞ

    ギザにはピラミッドが3つある。
    一番有名なクフ王のピラミッド、そしてその息子カフラーのピラミッド、
    そしてその息子メンカウラーのピラミッド。
    世代がさがるにつれ、すこしずつピラミッドの大きさが小さくなっている。
    メンカウラーのピラミッドの横には妻たちの小さなピラミッドが3つ。
    そして、言わずと知れた体はライオン、顔は人のスフィンクスもここに佇んでいる。

    ひとつひとつの石が大きい!

    でも、この政治情勢なだけあって、観光客が少ない…。
    ピラミッドの前に集まっている土産物売りやらくだ引きのほうが圧倒的に多い。
    下から見上げると首が痛くなるほど大きなクフ王のピラミッド。
    ひとつひとつの石もかなり大きい。
    これを数百キロ離れた切り出し場から切り出して、
    ナイル川をずっとくだって運んできたんだそう。
    ひぇ~、この時代にエジプトに生まれてたら私、かなりのヘタレに違いない。
    クフ王のピラミッド内部は入場人数制限があるチケットを
    獲得するために朝いちから並ばなきゃならないほど大人気。
    ただし、前情報によると中は通路が狭くて暗くて暑さで蒸しかえっている上に、何にもないらしい。
    よって、私たちは孫のメンカウラーのピラミッドに入ることに。
    ガイドさん曰はく「このピラミッドも同じです。Nothingを見てきて」だそう。
    腰をかがめて狭い通路を進むも、うーむ、確かに何もない(笑)
    しかも観光客が少なくてピラミッド内には私たちのみ。
    他人のお墓の内部にいま、私たちのみ(^^ゞ
    すぐ隣が砂漠のこの場所は夏にはかなりの湿気と暑さになる。
    それでも4500年もの間ここで静かに眠り続けることができたなんて恐るべしピラミッド。
    測量も方位もかなり緻密なものだったらしい。
    数字や丁寧な作業に弱いから
    やっぱりこの時代に生まれてたら私はヘタレだ(笑)

    モロッコで乗り損ねたリベンジ、ラクダのりじゃ~い!

    「俺は遠慮しとく。興味ないもん」というムコをしり目に、
    モロッコの砂漠のリベンジ!とばかりに意気込んで
    ひとり、らくだに乗った。
    車で移動するはずだったわずか200メートルの距離をらくだ移動で70エジプトポンド(チップ込)。
    でもどこかでリベンジを果たさないと気が済まなかったので
    らくだに乗れて大満足。
    モロッコのらくだよりもふかふかのクッションで乗り心地良かったし、
    こっちで乗れてよかったんだも~ん。(と、思おう)

    私、いまからあなたに乗りますからね、ひとつよろしくお願いしますよ。

    砂漠に佇むスフィンクス♪

    スフィンクスにも入場券が別途必要なんだけど、
    スフィンクス自体大きすぎるので入場券なくてもどこからでも全体が丸見え(笑)
    でも、せっかくなので近くまで行って鼻とあご髭が失われたお顔を拝見してきた。
    鼻はナポレオン軍が遊び半分で破壊した、との説もあるけれど、
    本当は強風で崩れ去っちゃったんだって。
    あご髭はロンドンの大英博物館で見た通り、イギリス軍が持ち帰ったんだそうな。
    鼻も髭もなくて、ずいぶんとチャーミングな表情。
    大英博物館さん、威厳のあるあご髭返してあげて~。

    観光ツアーにセットになっちゃってる貴金属店と
    パピルスという伝統の紙のお土産物屋に寄るもすぐに退散。
    バックパッカー旅、お土産は荷物になるから買えないの!
    ここでツアーは終了で個人でエジプト博物館へ。
    そして、大使館襲撃のあったすぐ近くにある広~い部屋に
    ダブルベットがふたつもデデーンと並ぶ警備員付き4つ星ホテルに戻ったのでした。

    ツーリストポリスがピラミッド周りにはたくさんいる。物騒な銃を持っていながら、ずっと昼寝してた

    *旅メモ*
    3つのピラミッド地区の入場料:60エジプトポンド
    クフ王のピラミッド入場料:100エジプトポンド
    メンカウラー王のピラミッド入場料:30エジプトポンド
    エジプト博物館入場料:60エジプトポンド
    ※学生はすべて半額

  • ロンドン滞在

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    世界一周初心者のヨメブログです。

    アイルランドからイギリスはロンドンに飛行機で移動。
    8月には暴動のニュースが流れてたけど、
    ひとたび軍が出動して逮捕者も出たら、すっかり町は静かになったそう。
    確かに、なんにもなかったみたいに落ち着いた風景。

    ロンドンはタクシーがまるっこくてロンドンって感じ。

    ロンドンと言えば世界一ともいわれる大英博物館に行ってみたかった。
    イースター島でモアイを見たとき、
    「元々はすべてのモアイに名前がありました。
    でも、今となっては名前がわかっているのは1体のみで、その1体はイギリスの
    大英博物館にあります。現在、イースター島への返還を求めているところです。」との表示。
    イースター島まで来て、貴重なその1体が見られないのかっ。
    モアイはこの島の自然の中に立ってこそ、すばらしいんじゃないんかっ、っと思ったのです。
    また、これから行くエジプトのかの有名なスフィンクスのあご髭も
    (ツタンカーメンとかのあごについてるながーく手先が丸まってるのはあご髭)ここに所蔵。
    そしてこれまたこれから行く予定のギリシャのアテネ神殿も
    「アテネ神殿の半分はイギリスの大英博物館に所蔵されています」だって。
    返還を求めてる国には展示物を返してやってよ~、と思いつつも
    大英博物館は入場料無料。それで金もうけをしてるわけでもなく、
    来た人にそれぞれの文明に興味を持ってもらうためと調査のための所蔵と考えると、
    うーん、ここにおいておく意味もかなりあるのかも。

    やっと出会えた名前のあるモアイちゃん。はるばるチリのイースター島からここまで来たのね。会いたかったよぅ。

    これがロゼッタストーン。本当の全体像はもっと大きかったそう。古代ギリシャ文字など3つの言語で同じ事柄が書かれている。これを頼りにヒエログリフが解読された。

    それにこの大英博物館、エジプトのヒエログリフという文字を解読するカギとなった
    あのロゼッタストーンがあることでも有名。
    世界ふしぎ発見なんかでみる、あのエジプトの人や鳥が描かれてる文字がヒエログリフ。
    じゃあ、大英博物館にも行っておかないとね、というわけです。

    大英博物館はかなーり広い。
    まずは入口でマップをもらって、どこを見に行くか作戦会議。
    有料だけど日本語の音声ガイドも借りられるから、より深く理解ができて楽しい。
    イースターのモアイちゃん、アテネ神殿、ロゼッタストーンも含め、
    たっぷり堪能させていただきました。

    出口に「管理のために寄付をお願いします」っていう箱があるんだけど
    入場無料っていわれると、いいもの見せてもらったし寄付をしようじゃないかと
    払いたくなる人間の心理。
    ちゃんと寄付をして博物館を出たのでした。

    バッキンガム宮殿

    バッキンガム宮殿の護衛兵。よく見るとみんな少年。かわいいなー、お姉さんは応援してるよ。

    その足でエリザベス女王がお住まいのバッキンガム宮殿と
    頭にながーい黒いふさふさの帽子をかぶって赤い服を着た護衛兵を見て、
    ウィリアム王子とケイト・ミドルトンさんの結婚式のウエディングドレスにうっとり。
    ロンドンはまたいつか来そうな町なので、今回はここまで。

    *旅メモ*
    大英博物館の音声ガイドは5ポンド。
    日本語もあって便利。
    レンタルにはパスポート(原本)か身分証明書、ホテルの鍵などのどれかが必要。
    その貴重品と引き換えにガイドを貸してくれる。
    返還時に貴重品を返してもらう。
    音声ガイドについてくるのはヘッドフォンだけど
    自前のイヤホンジャックに差し替えて、二人で聞けた。