世界一周ブログ -  yome

帰国後

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  • 野菜は庭から

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    世界一周初心者のヨメブログです。

    穂が垂れる麦畑。「今年は豊作だから平均より1.2倍儲かるわい」とお父さん。

    ホームステイの牧場にはどこまでも続く麦の畑もあります。
    8月末はちょうど収穫の時期だそうで、
    連日、麦を刈り取るコンバインがゴインゴイン動いてた。
    日没前に毎日お父さんが車で各畑の作業状況を確認に行く。
    いくつも畑があって数人のスタッフが働いている。
    そこに同行させてもらった。
    幅10メートルあるコンバインが通り過ぎると麦はきれいに刈られて
    コンバインの中で実とそれ以外にきれいに分類されて
    走りすぎたコンバインの後ろから実以外がシャーシャー吐き出されてくる。
    それはあまりにも見事で、吐き出された麦を手に取ると
    実だけがなくなっていて麦は抜け殻だ。
    得意そうに畑の大きさやコンバインの仕組みをちょっとなまりのある英語で
    説明してくれて、「今年は豊作だ」と嬉しそうにほほ笑むお父さん。
    日没でどんよりと垂れ込めてきた雲を背景に
    立派に実った小麦があたまをもたげていた。
    遠くから見たことはあっても間近で刈り取りを見るのはこれが初めて。
    知らないことだらけだ。

    コンバインから吐き出された麦穂をロールにしていく

    お父さんと庭で夕飯用のじゃがいも堀り。

    夕飯前にはお父さんと庭の畑に野菜を採りに行く。
    その日の夕飯で食べる分だけ、食べごろになっている野菜だけ。
    サヤエンドウは10センチ以上に大きくなったもの。
    りんごは木を揺らして落ちてきたもの。
    じゃがいもは保存用に土に埋めてあるのを掘りかえす。
    サヤエンドウは3日も経てばまた枝いっぱいに食べごろの実がなる。
    きゅうりはきゅうり自体もツルもトゲがちくちくして採るのに一苦労。
    収穫中に、庭になってる洋ナシをひとかじり。
    ある日はプラムを。ある日はりんごを。

    たわわになった洋ナシ。おなかがすいたらこれを取って食べて良し。

    新鮮な野菜が並ぶ食卓はどれもおいしい!
    茹でサヤエンドウのバター塩風味は最高!
    プランターで育ててるレタスなんか菜っ葉たちのサラダに
    フルーツみたいに甘い真っ赤なトマトをのせてお母さん手作りのドレッシングをかけていただく。
    簡単な料理だけど、贅沢だなぁ。
    「おかわりどうぞ」って言ってくれるから
    お皿に山盛りのサラダを3皿も食べちゃった。
    「日本人はすぐ遠慮するから。本心は食べたいんでしょ?」なんて笑顔で言われたら
    そりゃ、ハイ食べたいです、ですよ。

    ここでは半分以上が自給自足の生活。
    「大きくなったかなー」って葉をよけて実を探すのも楽しいから
    わたくし、日本に帰ったら野菜を育てる主婦になりたいと思います!!

  • サソリに刺されたことについてならしゃべれる

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    世界一周初心者のヨメブログです。

    ホームステイ宅の英語の教室 ここで先生と向かい合って毎日午前中4時間の授業です

    ホームステイ2日目の朝、9:30から始まる授業で
    「まずは英語能力を知りたいのでテストをします」と先生に言われた。
    テスト…ペーパーテストなんて自動車の免許以来、数年ぶり。。。
    5枚配られたテストは4択で
    単語の意味を問うものや、定型文を埋めるものなど全部で100問。
    1時間ほどテストと格闘したものの、完全に脳みそがショート。
    右脳がどんどん熱を帯びて、たまに意識が遠くなる(笑)
    本当にショートってするんだなぁ(笑)

    終わったそばから先生が別室で採点をしてくれる。
    4枚目まで終わったところで、先生が言った。
    「うーん、ふたりは高校のとき同じクラスで授業受けてたの?
    レベルに差があるわね。もうわかったのでテストはここまでにしましょう」
    もちろん、私のほうがテストが出来ていなかった。
    点数も教えてくれなかったから、よほど…(^^ゞ
    確かにテスト5枚目の時点では頭がシューシューいってて
    4択も完全に勘になってたから、採点してもらわなくて正解だったな。
    先生、できの悪い生徒ですみません!!

    旅英語って単語並べてジェスチャーもつければ、たいてい伝わる。
    伝わらなくてもニコッてすればことが済んじゃうこともある。
    でも、文章として話したい。
    宿なんかで出会った人とも“会話”をもっとしたい。
    ここで過ごす英語の時間でそれを少しでも習得したい。

    先生と向き合って、自己紹介やこの旅の出来事や家族のことなんかを話すんだけど
    まあ、ちゃんと文章にして話すことができないできない。
    その場で先生が正しい英文に直してくれるんだけど、
    時制とか三人称なんかの中学1年生で習う基本事項が難しい。
    頭では理解できてるのに、口からは瞬時に出てこない。
    あと知らなかった英語の基本もあった。
    「be going to」と「will」の使い方の違いとか
    「many」と「a lot of」の使い方の違いなんて知らなかった!!
    どちらも置き換えられますって習った気がする。
    紙の上でテストをパスするだけじゃなく、
    (ま、それも点数悪かったけど)
    生きた英語を学ぶって大切だなぁ。

    先生に直しまくってもらったおかげで
    “私の仕事についての説明”と“強盗に襲われたストーリー”と
    “サソリに刺されたストーリー”は英語で説明できるようになりました。
    だれか私に英語でこの質問してくれないかなぁ。

    ブタに餌やりのムコ

  • 子ブタへの餌やりが私の仕事

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    世界一周初心者のヨメブログです。

    臨月だった牛に子供が生まれました。夜中24:00過ぎまではねばったんだけど結局、出産は夜中の3:30。立ち会えなかったけど、翌朝ミルクを飲む姿にご対面。生まれて30分以内に立ってミルクを飲むことが重要なんだって。

    こちら、子牛のお父さん。種牛で今までに34回懐妊させたプレイボーイ。今は体重1トンを超えてるからダイエットしないと重すぎて次の懐妊は難しいらしい。

    アイルランドのバリンギャリーでのホームステイ先の家は
    お母さんで英語の先生でもあるメアリーと
    大牧場の主であるお父さんのモーガンと
    息子のデイビット、そして犬2匹に猫1匹。
    それに1000頭を超す羊と4匹のブタと、100頭近い牛たちと
    レースにも出るという毛がピカピカの馬たち、
    夏の時期だけアフリカからやってくるというたくさんのツバメが住んでいる。

    ひろ~~~い牧場。

    アイルランドには牧場がたくさんあるけれど、
    この牧場はその中でも超巨大!!!
    敷地内を4WDを乗り回して動物の面倒を見たり、
    畑を管理したり。
    4WDで移動中の助手席で「どこが敷地なの?」って聞いたら
    「今走ってる道の左側は全部うち」との答え。
    見渡す限りの左側は敷地なんだそうな。。。
    すごい。そして、そんなの楽しい!!

    一番のインパクトはブタのブラッド。オス。
    「ブラッド・ピッドにあやかって、この名前なんだ。ブラッド・ピッグ。」
    って言ってた。。。大物である点は一緒だね。
    柵の中の草は全部掘り返してしまうという彼は、
    薄く電流の流れる柵の中、
    自分で牧草を掘り返した黒い土の上で1日中ご飯を待っている。
    彼のご飯は残飯全般。
    バナナの皮から卵の殻、リンゴの芯、コーヒー豆のでがらしまでなんでもござい。
    まー、これがおいしそうに食べるもんだから、
    あげてるこっちも幸せになる。
    そんなブラッドピッグに私はもう釘付けで
    毎日彼の食事風景を眺める日課となりました。

    人と比べると一目瞭然。大きい!!種豚のお父さんです。

    餌やり中、笑顔のブラッド。ぶひー。

    そして、私の本職は子ブタの餌やり。
    子ブタは2匹いて、ブラッドの子どもなんだけど、
    お父さんと違って餌は栄養バランスの整った数種の穀物を混ぜたもの。
    生後6か月の子ブタは白地に黒の斑点で、かわいらしい。
    毎日餌をあげて、水を取り替えてあげてたんだけど
    「この子ブタは売るんですか?」って聞いたら
    「これは商品じゃなくて、うちで食べる用。もう少ししたらシメるよ。」だって。
    ガーーーン。
    手塩にかけて大きくなれと世話してたけど。。。
    そうよね、普段から肉をいただくってそういうことよね。しみじみ。

    こちらは私の持ち場。子ブタちゃん。

    子ブタは臆病なので餌欲しさに柵まで寄ってくるくせに、
    柵を越えて中に入るとズリッと後ずさりをする。
    ムコ担当の羊なんかもっと臆病で、牧場の向こうのほうから餌の時間に駆け寄ってくるくせに
    バケツをひっくり返して餌をまき始めるとズズズリッと2メートル後ずさる。
    牛は餌欲しさに寄ってきて、
    人が近づいても全く身じろぎもせず、餌に向かってずんずん進んでくる。
    その体重、600キロ。
    危険を伴うから、牛担当は息子のデイビット。

    午前中は英語の授業が4時間みっちりあるので、
    時間のある午後はもっぱら牧場の手伝い。

    自宅から自転車で1時間くらい走ると相模原公園という広い公園があった。
    休みには家族5人で自転車を走らせてその公園まで出かけた。
    公園までの途中に牛の飼育場がある。
    私はその牛に会いに立ち寄るのがいつも楽しみだった。
    牧場のおじさんがいるときはお願いして少し触らせてもらったりもした。
    小学生の夏休みも終わりかけのころ、いつものように公園の帰りに牛に会いに行った。
    「私、来週から牧場に泊まり込みに行きたい」
    突如、母親にそう申し出た。
    私としては考えた末の大結論で、一大決心の願いだった。
    母親も真面目に考えてくれたものの、2学期が始まる直前だったために
    結局牧場ホームステイは実現しなかった。

    あの時のワクワクした「牧場に泊まりたい」という気持ちが
    31歳になってもまだ残ってたみたい。
    夕方の餌やりの時間は特別ワクワクする楽しいひとときです。

    夕景をバックに餌を食べるデイビット担当の牛たち。

  • 31歳 初海外留学@アイルランド

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    ブログおさぼりしてる間にもいろんなことおこってました。
    すみません。。。

    バリンギャリーのこの牧場にホームステイ アイルランドはどんより曇りがおおいけど、連日きっちり晴れてくれた

    イギリスのリバプールからアイルランドの南にあるコークという町へ。
    「コークはネットで観光客が行ってよかった町ランキングでベスト10に入ってるんだよ」なんていうムコの言葉もあり、
    どんなもんかとワクワクしてたけど、うーん、何のことはない落ち着いた町でした(^^ゞ
    住んだりもっと長く滞在したら落ち着いていてこじんまりしていてあったかい人々でいいのかもしれないけど。。
    そもそも、どんな定義でだれが選んだベスト10か情報があいまいだわな(笑)

    コークでは久々にユースホステル男女別ドミトリーに宿泊。
    ムコと別々の部屋だと、シャンプーやら何やらの細かい受け渡しを事前にしたり
    集合時間を決めて談話室で落ち合ったりと何かと不便ではある。。。
    緊急時には携帯を鳴らすけど、携帯電話は日本経由の回線なので通話しちゃうと
    1000円近くかかっちゃう。
    だから、緊急を知らせるためだけのワンギリ(笑)
    高校生の時のPHSでの節約した連絡の取り合いを思い出すなー。

    コークのユースホステルからローカルバスを3本乗り継いで4時間半で
    バリンギャリーという小さな小さな町へ。
    ここで7泊8日の英語&ファームのホームステイをするのです。
    英語圏で腰を据えて英語を吸収したかったムコと
    牧場で動物と戯れてついでに英語も話せたらラッキーと思っていた私。
    見事に両方の願いが叶うホームステイ先があったんです。
    アイルランドのホームステイを扱っている会社にお願いしてアレンジしてもらったんだけど
    カテゴリとしては『海外留学』となるんだそう。
    そうか、31歳にして海外初留学!か。

    臨月の牛。おなかが大きい。木陰でもうすぐ生まれる子供を愛でてました

    小さいころ、「夏休みに留学するんだー」とちょっと得意げに話すクラスメートを
    ちっともうらやましいと思ってなかった。
    “用意された手はずも整ってるところに大金はたいて行って、
    建前としては勉強で、結局はお客様なんじゃないの?”
    って思ってた。
    (すごく毒でごめんなさい)
    留学に対して偏見だらけの私が三十路を超えてからまさか留学するなんて。
    やっぱり何事もやってみて分かることがある。
    この留学は私にとって、とっても大切な経験になるのでした。

    ペットの愛犬アイザー♀。初対面からおなかを上にして「なでて」のポーズ。

  • 元気です アイルランド→ロンドン

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    アイルランドの虹。天気は「チェンジブル」とみんなが口をそろえて言うほど変わりやすい。毎日雨が降ってやんでまた降ってやんで曇って…。虹も良くみかけました。

    世界一周初心者のヨメブログです

    しまった!更新が遅れております…
    アイルランドではホームステイというものを初めて経験し、
    頭を英語にするためブログを控えておりました。
    そして、ロンドンでは安宿に無料ネットがなく。。

    ただいまロンドンの大英図書館にて無料ネット中!
    この図書館、すんごく広くてきれいでカフェもあってネットもできて
    すばらしい!!

    展示物にはモーツァルトやハイドンやラベルの手書き譜面や
    ビートルズの「HELP!」「TICKET TO RIDE」の作曲時手書き歌詞の展示も。
    日本の竹取物語の蒔絵展示もありました。
    わー、わー、すごい!

    しかし、このあとエジプトへ移動せねばならないので
    カイロのホテルよりまたブログ更新します!
    ピラミッド、みてくるぞ!