世界一周ブログ -  yome

帰国後

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  • 贅沢な海と食事

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    世界一周初心者のヨメブログです

    “島”には独特の空気感があって、海とともに生活があって、
    交通は不便でも、人がゆったりあったかくて。
    だから私は島が大好きだ!

    フェリーで足首あたりのミラッツォからリパリ島へ1時間ほど。遠くに島が見えてくる

    カプリ島で青の洞窟を堪能した足で、
    イタリア南部のシチリアの上にある7つの島から成るエオーリエ諸島に
    行くことにした。
    カプリ島から夜行フェリーで行きたかったけど
    週2便しかないので予定が合わず夜行列車に予定変更。
    夜行バスはこの世界一周の旅でたっくさん乗ってきたけど
    この旅での夜行列車は初めて。
    イタリアの寝台列車やいかに?!

    4つのベットがある個室で内側から鍵もかかって
    ペットボトルの水や歯ブラシ、便座シートまでアメニティもバッチリ。
    もちろんシーツや枕も洗濯済みのものが用意されてる。
    お値段も63.4ユーロと高すぎない。
    しかも夜中にもいろんな駅に停まるので、
    降りる駅が近づくと寝過ごさないように車掌さんが起こしてくれる。
    熟睡、とまではいかなかったけど、快適です。

    イタリア南部のエオーリエ諸島のひとつ、リパリ島 ビーチも落ち着いていて◎

    ブーツ型のイタリアのひざ下に位置するナポリからすねを下って
    足の甲に位置するミラッツォへ寝台列車で8時間半。
    本当は7時間ちょっとで着く予定だったけど
    足首のあたりで列車ごと海を渡らなきゃならないので
    列車を2~3両ずつに分断して、船に積んで、またおろして連結させて…
    時間がかかってました。
    寝ていても“ガタンゴトン”という揺れから“ゆーらゆーら”の揺れに代わって
    あ、船に移動したってわかった。
    橋をかけちゃえばスムーズなのに、毎回こんな手間のかかることしてるなんて。
    仕事だったら「非合理な!許せん!」とか思っちゃうんだろうけど
    時間ばっかりある旅人なので「あら、なんか風情ある」くらいにしか思わない、今。

    ミラッツォからはフェリーで1時間でエオーリエ諸島で一番大きな島、
    リパリ島へ到着。
    港にも数件のカフェしかなくて、観光客であふれかえってるわけでもない。
    アジア人なんて皆無。
    ス・テ・キ☆☆☆

    宿のバルコニーから海岸線を眺めながらの食事 贅沢すぎる☆

    直前に見つけた短期レンタルのアパート(レジデンシャル)へ。
    これが、大正解!!!
    中心の港からはバスで15分かかるんだけど、落ち着いた海岸沿いで
    キッチンもあるし、海の見える広いバルコニーもあるし、2DKだし!
    ホテルのコンチネンタルブレックファーストもレストランのピザもパスタも
    野菜とか海鮮とかに乏しい食生活になっちゃうんだよね。
    でも、キッチンがあれば万事解決!作りたい物、作れる~♪
    ここぞとばかりに町の八百屋と魚屋で買いまくり!
    トマトは真っ赤に熟れてて何種類もあるし、
    マッシュルームは大きくて8センチくらいカサがあるし、
    スイカはバスケットボールよりも大きくて山積みだし、
    野菜の豊富さと安さにびっくり!
    八百屋だと少量から購入できるから、
    パプリカときゅうりみたいなのとスイカ、にんにく1つと
    ペペロニ(でっかいとうがらし。ペペロンチーノの辛味)を購入して160円だった。
    サラダ用のレタスやトマト、玉ねぎ、モッツァレラチーズなんかも追加購入して
    カプリ島で13ユーロもしたから食べなかったカプレーゼと
    夏野菜トマトパスタ、エビとムール貝のスープなんか作って
    夕闇に堕ちてく海岸線を眺めながらの夕食。
    あーーーー、贅沢っっっ!!!

    東京じゃ、お互い仕事ばっかりで一緒にできたてのパスタ食べることなんて
    めったになかったからこのくらいのご褒美もたまにはいいでしょう。

    生きてる証!! ペットボトルの陰に隠れてワインもう1本ありますのであしからず。

    そしてイタリア、スーパーだと500mのビールが60円。
    瓶のワインが160円。
    …飲まない理由が見当たらない…。
    ので、神のご指示どおりに波音を聞きながらひさびさに心行くまでビールだ!!!
    気分よくBGMにリンドバーグの「今すぐKiss me」かけながら
    wow wow熱唱してたらアパートの隣の奥様が戻ってらして「ボンジョールノ!」って言われた。
    恥ずかしい…。
    このあと聞く予定だったあややの「Yeah!めっちゃホリデイ」はイヤホンに変更。

    砂じゃなくて石ころのビーチが島のあちこちにあって
    じゃぶんと青い海に気軽に潜れるのも魅力。
    フェリーで近くの島々にも1時間くらいで行けるので
    フェリー乗り回して他の島巡っては宿のあるリパリ島でゆったり。

    劇的観光地でもないところがスゴクいい。
    今日もゆったり過ごしまする。

    *旅メモ*
    リパリ島の港からバスで15分のカネートという村にあるレジデンシャル。
    wi-fiは原則フロントでしか使えないけど、感度のいいパソコンなら部屋でもキャッチできる。
    朝食、キッチン、冷蔵庫、エアコン、テレビ、バルコニー付き。
    バルコニーには洗濯干しとイスとテーブルがあって海岸線がきれいに見える。
    ホテル名「Residence Oltremare
    TEL:09098800567(Italy)
    Mail:oltremare@oltremare.it

    リパリ島中心の港からカネートまでは20~30分間隔でバスが運行
    チケット売り場は夕方にはしまってしまい、バスの中でもチケットが買える
    6回券 7ユーロ
    10回券 10.5ユーロ
    20回券 20.5ユーロ

    調子いいとフェリーはボーっと波と風を味わう時間 調子悪いと船酔いとの戦いになる

  • 青の洞窟

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    カプリ島へ到着!
    カプリ島と言えば“青の洞窟”と“レモン”、
    そしてトマトとモッツァレラチーズの“カプレーゼ”。
    どこまでも続く青い海♪

    まあああああ、青いっっっ!!

    もちろんそのどれもがある素敵な小島、カプリ島。
    こちらも超ハイシーズンのためホテルが激高&満室(^^ゞ
    ネットで見つけた中心街からはちょっと離れた宿を予約。
    安くはなかったけど、ネットも設備も部屋も日当たりも完璧☆
    そして中心からちょっと離れると観光の喧噪からのがれられて
    気分もゆったりいい感じ。
    宿のおばちゃんもテキパキ、サバサバしていてこちらが圧倒されるほどで
    なんだか気分がいい(笑)
    「この辺の地図が欲しい…」まで言いかけただけで
    「はい、こっち来て。何日滞在するの?だったら今日はこのロープウェイに乗ります、
    そして夕日の時間には戻ってきてこっちの海岸で泳いでからサンセット見ます、
    明日は込む前に9:00には青の洞窟へ行きましょう。行き方は…」と手取り足取り
    私の予定を瞬時に見事に組み立ててくれた。

    回転ジャンプでヒーローになれるであろう岩場のジャンプ台。ビキニの女の子も果敢に飛び込んでく。いまはあれかね、日本のジュニアもビキニの時代なのかね。セクシーすぎないのかね。おいらの時代はスクール水着みたいな水着だったよ。。

    おばちゃんの予定通り、ロープウェイでカプリ島で一番高い丘の上へ。
    絶景じゃ!海が濃紺。
    絶景後は風に揺られるスキー場みたいなロープウェイで下って
    夕日が見られるビーチへ。
    天然の岩のジャンプ台から子供たちがこわごわじゃぽんじゃぽん飛び込んでる。
    「あの高さなら回転ジャンプで飛び込めるから一瞬でヒーローになれるなぁ」なんて
    大人げないことを考えながらも、子供たちのコミュニティに分け入ることは理性により何とか回避。
    カプリの海でぷかぷかしたあとは、大人ならではの嗜好品ビールで乾杯。
    海を眺めながらのテラスでのビール。
    たまには贅沢もよいでしょう☆
    おいしさのあまり、ムコを差し置いて私だけ2杯(^^)v

    ビールはいつでもどこでもおいしいゼ☆無料のおつまみのビスケットバクバク食べて空になってたら「もっとほしいのかい」と言われておかわりくれた。恐縮です…

    夜はなでしこJAPANのワールドカップ決勝をイタリアの生中継テレビで観戦!
    本当はカプリ島の村の音楽ステージがあったのだけれど
    決勝生中継は見るでしょ!
    そして日本優勝に大絶叫のカプリ島の夜でした。
    イタリア語の実況が「ジャポーネ!カピタン、サワー!」という言葉が多くて
    なんか日本びいきだった気がして気持ちよく観戦。
    ムコも入ってた高校のサッカー部に元なでしこJAPANのひとつ年上の選手がいて
    なんだか余計に親近感。男子に交じって練習してる姿、かっこよかったもんなー。

    翌日はホテルからバスで10分ほどの青の洞窟へ!
    この時期のカプリ島は観光客だらけなのでナポリからの日帰り観光客だけで
    ものすごい人数になっちゃう。
    ナポリからの観光客が来る前の9:00には青の洞窟に到着して待機。
    おじさんが漕ぐ4人乗りのボートで洞窟へ!
    「チップをひとり10ユーロずつくれたら長い時間洞窟を回るよ」だって。
    なんとも商売上手な…。
    まぁ、青の洞窟を見にカプリ島まで来たわけだし、ほかのボートは1分足らずで
    洞窟から出てきてるし、長いに越したことはないけどさぁー。

    きれいだわなー。午前中の光が特にきれいなんだそうな。

    しかし、これまた絶景だわ。確かに有名になるだけのことはある。
    光が海底に反射して海が真っ青に。
    洞窟はそんなに広くないけどボート漕ぎのおじさんが
    「オーソレミーヨ」を歌ってくれて洞窟にわんわん響いてなんかムード良し。

    イタリアはどこで食べてもパスタもピザもほんっとおいっしい!
    ハイシーズンの人と値段との戦いだけれどイタリア、いい旅になりそうっ!

    *旅メモ*
    青の洞窟
    入場料4ユーロ、ボート代8.5ユーロ 合計一人12.5ユーロ
    カプリのメインの港マリーナグランデからのツアーの場合は倍くらいかかる
    カプリ島のバスは1.6ユーロ

    トマトのパスタ。何気ないレストランでも劇ウマ!!さすがパスタの国!

    海は青いな大きいな~♪

  • 帰れソレントへ♪

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    ソレントの港の夕日。うん、きれいきれい。

    高校1年の時、音楽の授業のテストで「帰れソレントへ」をクラス全員の前で独唱させられた。
    その時、同じクラスにムコもいたなぁ。
    そんなでイタリア語の「帰れソレントへ」もしっかり覚えている。
    もう15年も前の記憶だというのに若いころの記憶力はスゴイもんだ。

    イタリアの地図を開いていたら「ソレント」という地名がある。
    お、これはあの歌のソレント。 行ってみるべし!!となりまして。
    ソレントは7月中旬は超ハイシーズン!!
    行き当たりばったりで行ってみたらホテルがどこも高い上に満室。ひぇ~。
    街中が人であふれていて夕食時間にはどんなレストランでさえ満席!ひぇ~。
    港がある街で観光名所でいろんなお土産屋さんやレストランが立ち並ぶ
    きれいな街なのだけど、人が多すぎて私の好みではありましぇ~ん。
    やっとの思いでムコが見つけてくれた空きがある高級ホテルにも
    高いホテルにありがちな「wi-fiは時間制で有料です」システムを導入してやがる。
    1時間600円って高いだろっ!

    そんななのでふらりふらりと街を軽ーく探索してソレントは終了!!

    翌日の青の洞窟で有名なカプリ島へ期待なのです。

    ナポリからソレントへ行く途中に寄ったポンペイ遺跡。歴史が苦手な私でも名前くらい知ってる遺跡なので歴史好きなムコの希望にOKだして行ってみた。有名なら行くに越したことないもんね。後ろにある山が噴火して火山灰で都市ごと埋まってしまったためいい保存状態で発見された謎の都市。ここは都市最大の社交場だったそうな。

    〝ポンペイの赤”と言われる赤を使った建物の壁画。紀元前でこのクオリティの絵ってすごい!そしてこの保存状態のよさ!あたしにゃ西暦2011年の今でも何年かかってもこのクオリティの壁画は描けまへん。

  • ナポリめ!

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    スペインをあとにしてイタリアはナポリに飛行機で移動。
    ナポリっていったら海辺の町、ピザの町、海鮮がおいしい、
    バカンスみたいなムード、ってイメージだったけど
    ぜんっぜん違った!

    きれいな風景だけじゃなく汚い風景もお届けするこのブログ これがナポリの姿じゃ!

    中心となる中央駅付近はごみ、ごみ、ごみだらけ!
    道端にはタバコの吸い殻やペットボトルや紙ごみが散らかってるし
    ごみ箱はあふれかえってるし、
    南米でよく見かけたヴィトンやプラダのニセモノバックの露店が立ち並んでるし。
    道は路上駐車だらけでなんだか治安があんまりよくないご様子。

    “きれいな街”って勝手なイメージで来ちゃったからなんかショック(T_T)

    本場ナポリのナポリピザ! おいしくないわけがない!これで4ユーロは安い

    確かに町にピッツェリアは立ち並んでいるので、ナポリピザはしっかり堪能するとしよう。
    100年以上続いている地元の名店、Da Micheleというメニューに2種類のピザしかないお店へ。
    いつもは行列らしいけど、午後3時という中途半端な時間だったからか少ししか待たずに入店。
    壁には数々の賞の写真や新聞掲載の写真。
    そしてジュリアロバーツがこの店でピザを食べている写真も。
    どうやら「食べて祈って恋をして」という昨年公開になった映画のロケがこの店であったらしい。
    私も観た映画だったからちょっとあがる↑

    マルゲリータ、おいしい!
    ミミはもちもち、中心は窯焼きの香ばしい薄めの生地。
    ナポリのイメージ、ちょっと回復。

    壁には賞を獲得した新聞記事や著名人の来店写真が並んでる

    街では直径20センチくらいのマルゲリータが店頭で売られているんだけど
    ナポリっ子はスナック感覚でそれを4つ折りにしてテイクアウトしてかじって歩くそうな。
    早い、安い、うまい、の日本の牛丼や立ち食いそば感覚かしら。

    宿に戻りがてら商店でペットボトルの水とスナックなんかを買ったんだけど
    レジのお兄さんがおつりを渡しながらめっちゃこなれたウインクをしてきた。
    そうだった、ここはイタリア、ヤサ男の国。
    もしやまたモテるかも~♪
    イタリアのイメージもうちょっと回復(笑)

    イメージダウンがこれ以上おきないうちにナポリを後にすることにして、
    明日は灰で埋まって時間が止まった街ポンペイと
    高校時代に音楽のテストで歌った「帰れソレントへ」の港町ソレントへ向かいます。

    かまどでピザを焼く ボーノボーノ!

    町は路上駐車だらけ。歩いてたらおじちゃんが屋台に山積みの携帯電話から白いi phoneを手に買わないかと声をかけてきた。ホンモノっぽかったけど、路上で売るほどの品。盗品だろうなー。

  • サグラダファミリア

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    美しきサグラダファミリア

    スペイン、約2週間ちょっとの滞在でネタに溢れてたので、
    観光の代名詞的存在、サグラダファミリアなどUPしてなかったけど
    ちゃんとガウディ作品も見てきました

    まだまだ完成していないサグラダファミリア。
    10年ほど前に卒業旅行でヨーロッパを訪れた際にも見てるんだけど
    ちょこっと新しいそうな色の部分が新たにできてたけど
    相変わらずクレーンがたくさんある工事中の風景。
    でも曲線や微妙な傾きや細かい石彫りのデザインをほどこされている建物は
    引きつけられちゃうんだよなー。

    カサ・ミラ 1階は店舗が入ってる

    バルセロナはガウディ作品に溢れた街。
    どこも中に入るのには1000円以上かかるけど
    外から見るのは無料なのでガウディめぐりを決行。
    ひとめで“これガウディだ”とわかる外観はさすが。
    美術に疎い私でもなんかワクワク見られる作品ばかり。

    一生のうちにこんなにいくつも歴史に残る芸術作品を生み出した
    その精神力と貪欲さに圧倒された。
    うーむ、私も歴史に残らないまでも「これは“やった”」と言えるもの
    生み出したいなー。

    カサ・バトリョ モザイクガラスがきれい テラスのデザインがかわいいー

    グエル公園 グエルさんは金持ちだったんだなー

    *旅メモ*
    サグラダファミリアは入場料13.5ユーロ!
    中でさらに上にあがるエレベーターは別料金!金とりますなー。
    しかも平日ながらサグラダファミリアを1/3周する入場者の列。
    炎天下、入場までに1時間は並んでました
    チケットは公式サイトから日付指定できるので購入しちゃったほうがラクかも。