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帰国後

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  • 牛追いまつり 走ってきた

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    世界一周初心者のヨメブログです

    走ってきました“牛追いまつり”!!!
    生きてます!!!(笑)

    猛牛と走り抜ける猛者たち。両脇のバルコニーには観客がみっしり。

    牛追いの様子はムコブログも見ていただいて…。

    それはよくある間違いですが、
    牛追い観戦後、興奮冷めやらぬまま
    街中が陽気なムードなものだから、
    ついつい、いや、ついついね、
    商店でサングリア1.5リットルを2本購入。

    牛追い観戦終了してホテルへ戻った朝9:30からサングリアとともに
    夜23:00の花火大会まで有意義な時間を過ごした。
    「ホテルの前からでも花火見えるんじゃない?」なんて悠長なこと言ってたら
    花火の音はすれど、大輪は見えず。
    花火大好きな私は見える場所まで猛ダッシュッ!!

    …これがヨクナカッタ。
    赤ワインベースのサングリアって酔った時には最悪ね。
    太田胃散にお世話になりました(^^ゞ
    翌日8:00には猛牛との勝負が待っているというのに…。うっかりー。

    出走直前。白上下に赤バンダナと腰布。牛追いまつりの正装でございます。

    全長800メートルの半分くらいきたところで猛牛が放たれたピストルの音。
    一気に高まる緊張感!
    わー、牛くるーーー。
    コース全体を時速20キロちょっと、およそ2分で牛が走り抜けるので
    ウサインボルトなら逃げ切れるけど、小学校のリレーの選手レベルの私じゃ牛にやられちゃう。
    牛とともにドドドッと走ってくる最も恐ろしい集団となった人間たち。
    危なーいってところで壁のへこみに身を隠しました。
    まっとうに戦ったら私、吹き飛ぶわ。

    しかしスゴイ迫力。
    牛、カッコイイ!
    めちゃカッコイイ!!

    私が撮ったんじゃないけど、ホテルに飾られてた写真より。こんなことになったりもするわけで(笑)牛の勝ちだな

    牛追いまつりは猛牛のあとに4頭の去勢されたおとなしい牛が走る。
    猛者たちは猛牛とともに走り去っているのでこれなら危なくない、と
    ちょっと遅れてやってきた去勢牛を全力で追ったんだけれど、速っ!
    ありゃたぶん50メートル8秒前半だね。
    なんとかゴールの闘牛場まで去勢牛の後ろを追いかけてやりました。

    牛が全部ゴールすると
    闘牛場では素人が闘牛をするイベントが始まる。
    まだ朝8:15ころだというのに闘牛場には数千人の観客。
    闘牛といっても道具は一切持たない素手の人間と
    先端を削ってとがっていない角をもった小さめの素人闘牛用の牛の勝負。
    牛を追って去勢牛よりも前にゴールした猛者のみが素人闘牛に参加できる。
    夜は神聖なホンモノの闘牛が行われる場所だというのに
    朝は「オレ、やってやるっす」みたいな半分酔っぱらった若者が
    ノリで闘牛してる…なんかすごいなー。
    そしてみんなおもしろいくらいド突かれてる…。
    人が跳ね飛ばされると観客は大盛り上がり。
    なんかホントすごいお祭りだ(笑)

    情熱の国、スペインを感じた牛追いまつりでした。

    *旅メモ*
    牛追いまつりは18歳以上でお祭りの決まりを守れる人なら
    誰でも走者としても参加できる。
    決まりは「持ち物を持って走ってはいけない」
    「けが人がいても助けに行ってはいけない」
    「死ぬ可能性があることも了承する」など。
    朝7:30までにコースの柵内に入っていれば参加可能。
    スタート地点にいれば気合いの掛け声があるのでより楽しい。
    ラストに走ってくる去勢牛よりも前に闘牛場にゴールすれば
    素人闘牛にも参加できる。
    ホテルは値段が普段の3倍くらいになり、
    半年前から埋まり始めるので早めの予約がおすすめ。
    夜から朝にかけて特に盛り上がるお祭りなので
    明け方まで盛り上がってそのまま野宿する人も多数いた。
    野宿は会場にほど近い24時間オープンしているバスターミナルや
    バスターミナルの上の広い芝生の公園など。
    おすすめはできないけれど、旅で知り合った日本人が野宿したそうだが
    問題なかったそうな。
    荷物はバスターミナルで24時間5ユーロで預かってくれる。

  • 牛追いまつり観戦

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    世界一周初心者のヨメブログです

    いってきました“牛追いまつり”!!!
    スペイン三大祭のひとつ、パンプローナで行われる
    サンフェルミン2011に参加してきたー!!!

    今、牛追いしてきたばかりですが、もう楽しい!!!(笑)

    このお祭り、夜中27:00まで公式イベントがあって
    朝8:00から牛追いスタートという夜と朝がメインのイベント。
    9日間に渡って街中24時間大盛り上がり!
    街全体がサングリアやらビールやらのお酒の臭いでムンムン。

    スタート地点での出発前の掛け声!ボルテージ最高潮!うおー!

    到着1日目は闘牛観戦。
    2日目の朝は3:30起床(!)で夜明け前から4時間場所取りをして
    牛追い観戦。
    始まる前に参加者が歌を歌って掛け声をかけあうんだけど
    緊張感と熱気がすごい!
    牛追いの正装、上下白の服と赤いバンダナと赤い腰布を身に着けて
    闘牛新聞を振り上げて男たちが歌う。
    8:00ちょうど。
    パーンというスタートの合図とともに猛牛8頭が放たれた!
    「うおーーー!!!」という雄叫びとともに
    一斉に走り出す白服赤バンダナたち。
    と、すぐにキターーー、牛キターーー\(゜ロ\)(/ロ゜)/

    キターーー 牛キターーー!

    首に着けた大きなベルをガランゴロン鳴らしながら
    ドドドッという足音をたてて走ってきたー。

    大きい!そして早い!すごい迫力!!!

    成人男性の肩の高さまでゆうにある角をふりかざしながら
    鼻息荒く、わらわらと散ってゆく赤バンダナたちを物ともせずに
    駆け抜けてゆく牛たち。
    すごいっ!

    ものの5秒で牛たちが目の前を走り去ってゆきました。
    走り去った牛の後姿からふと目を戻すと
    目の前の道で倒れこむ赤バンダナが2名。
    そのまま担架で運ばれてゆきました。。。

    救護隊がスタート前からあちこちに待機 けが人出ること承知で狂喜乱舞するお祭りってやっぱりすごい

    できるなら是非牛を追う方にも参加してみたいと思っていたのですが
    牛が放たれる5分前から走り出せることが分かったので
    それならば全長800メートル、逃げ切れるかも!
    はらまき、女、31歳勝負してみたい!ということで
    明日は走者として赤バンダナで参加してきたいと思います。
    むふふ(^^)v

    木の柵は2重になっていて手前はリザベーション。一般の観客は1メートル後方の2つ目の柵によじ登って観覧する ここで4時間場所取りをするのはお尻が痛い(^^ゞ

    *旅メモ*
    牛追い祭り観覧について
    朝4:00に会場についたところすでにちらほら席取りが始まってました。
    牛が通り過ぎるのは本当に一瞬なので最前列じゃないと
    写真を撮るのは難しいかも。
    地元のおじさんは6:30すぎにきてグイグイと割り込んでましたが
    そういう勇気のない方はやはり4:00頃の席取りがオススメ。
    夏場だが日によっては朝方はかなり冷え込む。
    バルコニーは住民が25ユーロ~60ユーロくらいで解放していて
    街中に予約電話の張り紙があったり、ホテルフロントで申し込めたりする。
    階数によるが4th floorじゃ迫力ないと思う…。
    シティーホール前などコースが曲がり角の場所ほど牛が滑ったり
    人が曲がりきれなかったりアクシデントが起こりやすく人気がある。
    カメラでの撮影は連写機能がオススメ。普通に撮影すると速さについていけない(^^ゞ

  • 人生初・闘牛

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    世界一周初心者のヨメブログです

    オープニングセレモニー 満員の闘牛場は演奏団がいくつもいて興奮渦巻くすごい熱気 このころまはだシャッターおす元気があった…

    人生初“闘牛”見てきました。
    以前スペインに来た際も「闘牛は…いいよね…」と躊躇していたものの
    今回はトマト投げ祭り、火祭りと合わせてスペイン三大祭と言われる
    スペイン南部のパンプローナの牛追い祭りにやってきたので
    やはりこの祭りのメインである闘牛は見てみようか、と。

    「人生何事も経験よね」とやってないことはやってみたい精神で
    行ってきました。
    が、私、動物大好きだった…。
    そして血が全くダメなんだった…。

    2時間にもわたって6回も行われる闘牛にもう。。。
    日本のイルカ・クジラ漁もと同じで
    スペインの文化なのだと思う。
    だから否定はないけど、辛い時間でした(T_T)

    闘牛場までいくつもの団体がパレードしてくる 団体ごとに演奏団と共に手に手にワインやビールやサングリアやパンを持って、闘牛を楽しむ

    マタドールの素晴らしいとは分かるパフォーマンスながら
    牛が倒れたときの会場全体の拍手喝采にも
    1度も便乗できなかった…。
    めでたくなんかないやい!
    地元らしきお客さんはサンドイッチ食べたり、
    サングリアを飲みながら楽しんで観戦。
    でも私は目をつぶったり、手を握りしめたり、
    成仏できるよう手を合わせたり、必死の観戦(笑)

    スペインの市場を見ても肉屋でそのままのかたちの
    うさぎやにわとりや牛の内臓が売られてる。
    日本ではスーパーで「肉」としか認識しないで購入してたけど
    何かを食すということは、そういうことなんだ。

    ムコ同様、もう十分わかったから、
    もう人生で二度と見ないと思う。
    “いい経験”ではあった、と思う。

    *旅メモ*
    パンプローナの牛追い祭りの闘牛は
    町の闘牛場PLAZA DE TOROSで祭り開催期間中毎日18:30から。
    日によって値段は違うが、正規チケットで最前列77ユーロ、
    最後列22ユーロ。
    ダフ屋もたくさんいるし、完売していなければ当日窓口でも購入可。
    私たちは18:00前に会場について当日券購入しました

  • カンプ・ノウで想フ

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    世界一周初心者のヨメブログです

    カンプ・ノウスタジアム 熱狂に渦巻くこのスタジアムも見てみたい

    サッカーチーム『FCバルセロナ』の本拠地、
    Estadi Camp Nouに行ってきた

    そもそもミーハーな私は有名なことには興味津々。
    ムコに言わせれば「元からバルセロナ大好きでもないくせに
    よくそんなに盛り上がれるな」らしいが
    世界最強ともいわれるサッカーチームならば興味はあるのだ。
    ワールドカップの度ににわかサッカーファンになるので
    前回優勝時のスペイン代表選手くらいなら知識もある。

    チビメッシとチビロナウジーニョ 興奮してる姿がかわいかった

    が、小学校からサッカーをやっているムコのバルセロナへの熱意はすごかった。
    ひとつひとつの展示に立ち止まってはしげしげと眺め続けるムコ。
    私は有名選手のプレーVTRを見たり、昨年の優勝カップを眺めたりしていたけれど
    ついにミュージアムの隅にあったユニセフの写真展示コーナーへ。
    バルセロナは今季までユニフォームに企業広告を入れてなかったんだって。
    ユニフォームは支援をしている『Unicef』の文字のみ。

    どこかの村の砂利の上で裸足でボールを蹴っている子供たち。
    民族衣装をきたままボールを追いかけている笑顔のおばさん。
    引きつけられる写真が並んでた。
    小さいころ、両親の勧めで
    お正月にもらえるお年玉の中から自分で額を決めて毎年ユニセフに募金をしていた。
    “親戚間でのお中元のやり取りはなし。お年玉も少額にしましょうね”なんていう
    子供にはうれしくない協定が親の間で取り交わされていたので
    学校でもらったお年玉の額を自慢するような子とは
    全然違う金額だったけれど。
    2000円とか3000円とかを兄弟で出し合って1月末に寄付をしていた。
    いつからだろう、寄付、しなくなっちゃったな。
    大人になって、もっとちゃんと稼げるようになったのに。

    バルセロナミュージアムでそんなことを思った(笑)

    ロッカールーム ここで着替えるのかームフフ

    この時期はリーガエスパニョーラがオフシーズンなので、
    試合は見れず、スタジアム見学とミュージアムのみ。
    でもスタジアムはピッチ脇まで行けるし、
    監督席、控えの選手の席も見られる。
    ロッカールームや試合後に入るジャグジーも見られて
    記者会見席にも入れる。
    FCバルセロナ、サービス満点!

    美しいゴールシーンの数々の映像を見ていたら
    やっぱり試合が見たくなった。
    サッカーの試合はドイツのブンデスリーガ開幕戦を狙って
    チケット手配と日にち調整をするとしよう。

    *旅メモ*
    カンプ・ノウスタジアムの観覧とミュージアムのチケットで大人22ユーロ
    結構お高いのね さすがバルサ?!

  • アンダルシアにあこがれて♪

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    こんな風景が続く町 町の人もみんなほがらか。

    「真っ白い町並みが見たい」なんて女子が言いそうなことをムコが言ってきた。
    手にはすでに調べた資料のページを開いたパソコン。

    スペイン南部のアンダルシア地方には白い建物が並ぶ町がいくつかある。
    モロッコからの玄関口アルヘシラスからバスで2時間、
    市バスに乗り換えてさらに30分でミハスという小さな町に着いた。

    町にある世界一小さいという闘牛場 真っ白な観客席から見た空が青かった~

    ムコ推薦の町だったけれど、まぁ、なんともかわいらしい。
    歩いて1時間半もあれば町中見終えちゃうくらいの町。
    いたるところにゼラニウムの赤い花が咲き乱れていて
    空の青と建物の白とのコントラストにうっとり。
    スペインでの私のお供、サングリアをぐびぐびいただきながら
    ジェラートを食べたり、パエリアを食べたり、テラスでのんびり。

    軽井沢みたいな、箱根みたいな、
    ちょっとゆったりできる素敵なところ。

    どこを撮っても絵になっちゃうから楽しくて撮りすぎた

    町をぐるりとロバに乗って周る「ロバタクシー」なるものも子供に人気 ロバってなんか哀愁漂う目をしてる タクシー用の飾りつけなんかされてるから余計に。何かを語っている目みたいで、この写真すき。

    いやぁ白い。まぶしい。

    ここに住むのってうらやましいようで大変なようで。わからないから住んでみたい。