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帰国後

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  • 見たぞ!ナスカの地上絵!確かに見たぞ!

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    世界一周初心者のヨメブログです

    見てきました。
    ナスカの地上絵。
    しかと見てきました。
    1分くらい…。

    ナスカの地上絵「宇宙飛行士」

    いい話をあまり耳にしないナスカの地上絵観光。
    「地上絵を見るためのセスナが一昨年また落ちたんだって」
    「地上絵がぼんやりしていてどれだか分からなかった」
    「セスナが揺れて、酔って、早くおりたくてしょうがなかった」
    云々。

    でもでも、せっかく近くまで来たのだから、と
    バスに揺られること7時間。
    なんでも地上絵は空気の澄んでいる朝がきれいに見えるとのことで
    ナスカに1泊して翌朝セスナにて飛ぶことに。
    予習通り、前日はアルコールを控えて、当日もご飯は何も食べないで、
    酔い止めを飲んで、いざ出陣!!

    …酔った。。。

    フライト時間は約35分。
    目をつぶってた時間、約34分。
    えー、目を開けて地上絵を見た時間、約1分。
    無念 oz

    それでも悔しいから、
    パイロットがカタコトの日本語で「ツギ、ミギー、クジラー」
    「ツギ、ヒダリー、ハチドーリー」って言うたんびに目を開けて
    地上絵とやらを見てやりましたよ。
    だから全部の地上絵をちゃんと肉眼で見ましたよ。
    2秒くらいずつね…。

    執念でカメラも取り出して、とりあえずシャッターは切りましたよ。
    結果???
    下記でございます。
    ご愁傷様、私。

      

    でも、噂に反して、保存管理が徹底されている昨今、
    地上絵は肉眼だとくっきり見えました。

    同乗していたムコや3人グループの観光客は終始元気で、
    酔うかどうかは体調によるものが大きいみたい。
    あとはあれかなー、酔い止め薬をブラジルでスペイン語で
    薬局カウンターで説明して買ったから実は酔い止めじゃなかった、とか?!

    ナスカから車で30分、パルパというところにも6年前にたくさんの地上絵が見つかりました。パルパはかわいいウォーズマンみたいな地上絵だった。

    地上絵は近くで見ると石をよけてあるだけで、絵とは気づけない。気づけないから地上絵発見前にハイウェイを作っちゃって、一部の地上絵はハイウェイに分断されている

    はい、ハチドリ。ちゃんと中央に。

    グロッキー(笑)

  • ペルーの乗り物

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    世界一周初心者のヨメブログです

    ペルーのバスがかわいい件。

    ちょっとレトロでまるっこくて、色遣いもかわいい。

    バスです

    こちらもバスです

     

    でも、バス停はあまり関係なくて
    手を挙げれば乗り降りできる道とできない道があって
    行先も書かれていなくて
    実際問題、旅の者が乗るのはかなりの困難を極める。

    アマゾン河近くの町、イキトスではモトタクシーが主流。
    HONDAのバイクが使われてて、おっきな工場もあった。
    タクシーもそうだけど、運転手と交渉して値段を決めてから乗る。
    おかげでスペイン語は1~5と8~10と12と15と20は覚えた。
    なんでか6と7が覚えられないんだよな…。

    モトタクシーです ちょっとおじさんにどいてもらった

  • 日本を考える

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    世界一周初心者のヨメブログです。

    日本が明治だったころにペルーへの日本人の移民が始まった。
    それまでのペルーは1つの畑で1つの作物しか使っていなかった。
    でも、日本は土地が限られているから1つの畑でいくつもの作物を育てる技術を持っていた。
    その技術はペルーで広がり、ペルーの農業の発展へもつながった。
    第2次世界大戦では日本の敵国となったペルー。
    すでにペルーにいた日本人はそれは大変な生活を強いられることになった。

    知らなかったペルーと日本のことがたくさんある。
    ほんとはちょっと知ってたけど、
    興味がなくて頭に入ってこなかった歴史の授業がたくさんある。

    日本を出て得た時間は「日本を知る」時間でもある。

    自分が生まれ育った“日本”は果たしてどんな場所なんだろうか。
    広い世界でどう映っているのだろうか。
    興味があることを学ぶのは楽しい。

    日本人移住史資料館の屏風に書かれていた言葉たち。

    “質素”“感謝”“忠実”“連帯”“誠実”“責任”“尊敬”“調和”“信頼”“根気”

  • ペルーの食卓から

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    ※「動物園のはなし」にYouTube動画をUPしました
    http://www.around-the-world.jp/yometabi/south-america-yometabi/1280.html

    世界一周初心者のヨメブログです

    現在、日本を出発して50日が経過して5か国を回りましたが
    一番おいしい食事はダントツでペルーです!!

    味付けがちょうど日本人の口にあうようで、
    野菜や魚もふんだんに使われた料理が多く、
    食事が毎日の楽しみの一つとなっています

    「カウカウ」
    宿でペルーの家庭料理を出してくれました
    牛モツとおろしにんにく、玉ねぎ、
    じゃがいもをターメリックで煮込んだカレーみたいな料理。
    香辛料もきつくなくて、食べやすい優しい味です。

    カウカウ ☆×7つ

    マサモラ・モラダ ☆×2つ

    「マサモラ・モラダ」
    紫トウモロコシの粉を甘く煮込んで固めたデザート、ゼリー。
    固めたといっても、葛湯みたいな硬さでトローンとしてます。
    味はチチャモラーダと同じだなぁ。

    「チチャモラーダ」
    マサモラ・モラダを固める前の液体。
    紫トウモロコシとレモンを煮込んで砂糖を加えたジュース。
    レストランではお水やお茶ではなくてこれが普通に出てくる。
    甘めのジュースなので、実はご飯とはちょっと合わない気が…。

    チャウファ ☆×7つ

    「チャウファ」
    スペイン語で中華料理の意味。
    街のあちこちにチャウファ屋さんがあって、中国のすごさを感じる。
    そもそもどの国にもチャイナタウンってあるし、中国の人ってすごいな。
    量が1.5人前盛りで出てくるけれど、味はどの店もおいしい安心の中華味。

    「ロモサルタード」
    牛のヒレ肉と紫玉ねぎと赤ピーマン、フライドポテトの炒め物。
    味付けにしょうゆが使われていて、ほんとにおいしい!
    ペルーではどのレストランにもある最もポピュラーな食事で
    私たちのペルー旅の救世主でもある。

    「ポジョ」
    鶏肉のこと。鶏肉料理がすごく多い。
    丸焼きもスーパーで売っている定番商品で
    レストランでもたいてい小さめの若鳥の半身が焼かれて出てくる。
    ちょっと食べにくいけど、味はもちろんおいしい。
    ご飯の代わりに「フリトプラターノ」というまだ青いバナナを揚げた
    ものが出てくることもよくある。甘くなくて芋みたいな味。

    ポジョ ☆×5つ (左後ろがロモサルタード)

    「ニッシンカップヌードル」
    世界一周旅行の救世主!
    お手頃価格でペルーではカップだと80円くらい、
    袋の即席ラーメンだと30円くらい。
    そして、安心安全心安らぐおいしさ。
    ヌードルは鉄製のフォークだと熱くて食べにくいので
    ここで大活躍する持参のエコ箸なのです。
    日本の文化、箸って便利!!

    ニッシンカップヌードル ☆×8つ

     あれ?カップヌードルが一番☆多い。

    各国、それぞれの国風味の味が発売されている。
    でもやっぱり日本のベーシック味がBEST!!

  • 動物園のはなし

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    世界一周初心者のヨメブログです

    高校の2年になるとき、
    進路相談で先生から「理系か文系か決めましょう」と言われた

    2年からクラスが分かれて、理系だと微分積分とか、物理とかが入ってくる。
    文系だと歴史とかが強化される。

    その決断は、すなわち“将来何になりたいか”でもあるのだ。

    昔から“やりたいこと”が明確にいくつもあった私は、その時悩んだ。
    『マスコミでラジオ番組制作をする』か『動物園の飼育係になる』か
    『幼稚園の先生になる』か、だ。
    3番目の幼稚園の先生は実家が幼稚園を経営しているため、
    すごく身近に感じていたし、両親の姿に憧れもあったためだ。
    でも、敷かれたレールの上を歩く気もして心地よくない。
    それに、私の立場だと単純に「結婚したから辞めます」なんてことは
    絶対できない経営側の立場になる。
    むしろ、園全体を背負って一生幼稚園を見ていく覚悟がなければならない。
    ミニスカートの丈とルーズソックスのたるみ具合を気にしている
    高校1年生の私にはできない決断だった。

    2番目の動物園の飼育係への憧れも強く、かなり悩まされた。
    獣医になるのなら、間違いなく理系に進まなければならないからだ。

    私は昔から生き物が大好きだった。
    お金がかかる遊園地なんかには1回しか連れて行ってもらったことがなくて
    いつもお金のかからない動物園や水族館、山登りばかりだったことも関係しているかもしれない。
    幼稚園の頃はうさぎも飼わせてもらったし、掃除や餌やりは私の仕事だった。
    縁日のたび、親からもらった300円の多くを金魚すくいにつぎ込み、
    張り付くように居座っては何袋もの金魚をすくって、自宅の水槽で5センチほどまで育て上げた。
    犬も、カメも、ザリガニも、カブトムシも、ヤドカリも、カニも、
    全てタダでもらっては「自分でちゃんと世話をするのなら」という条件付きで飼わせてもらった。
    飼育の中で犬やうさぎの出産にも立ち会えたことも、貴重な体験だった。

    動物園で働く人になりたくて、
    高校2年生の時に付き合っていたムコとの初デートは私の希望で上野動物園だった(笑)

    結局、血がまったくダメなことや自分の数学の成績を落ち着いて再考してみて、
    1番目のマスコミの道へつながる文系を選んだのだが、
    この動物園への憧れはいまだに根強く私の中にある。
    だから、この世界一周にもたくさんの動物観察場所が組み込まれている。

    何の話だか分からなくなってしまったが(笑)、
    つまるところ、アマゾンの動物園に行ってきたのだ。

    最近は旭山動物園に象徴される
    “生態展示”なる「動物が野生で過ごす姿に近いかたちで
    本来持っている個々の動作や能力が発揮できる展示をする」
    動物園が増えて話題になっているが、アマゾンは違う。
    「あまりにも質素な作りで生態展示になっちゃってます」なのだ。

    だから、おもしろい!!

    昨晩の雨季のアマゾンの雨でぐちょぐちょで
    とてもお客を歓迎しているとは思えない散策路わきには
    アマゾン河で野生を見たピンクドルフィンが飼育されている。
    イルカ、近い、すごい近い。
    柵も何にもなくて、ヘタしたらそのまま落ちちゃえるプールにイルカが泳いでる。
    子供のころはグレーで大人になるとピンクになるそうで、
    この子もおなかやヒレはきれいなうすピンク。
    目を輝かせてイルカプールを見ていると、水面から頭を出して、
    プールに浮かんでいた棒切れをくわえてこちらに泳いでくるピンクイルカちゃん。
    あら、触れるじゃないの!
    頭をなでなでして、棒を遠くに投げてやると、またくわえて戻ってきた!
    30歳すぎのおじさんとおばさんが、イルカと遊んであげてるんだか
    遊んでもらってるんだか分からない“棒投げ”を繰り返すこと30分。
    あー、たのし。

    最後にはプールのふちの袋に入れてかけてあった
    体長7センチくらいの魚を(勝手に)餌付けしました。

    餌をあげてみる

    そのほか、日本でキャラクター化もされて人気の世界最大のネズミ、カピバラも自由な観察。
    腰くらいまでしかない柵の向こうにたくさんのカピバラさん。
    柵越しに座るとカピバラさんが寄ってくる寄ってくる。
    「エサくれー」とばかりにご立派な前歯と鼻を突きだしてきた。
    そこらへんに生えてる雑草を差し出すと、奪い合って食べだした。
    かわいー。

    ちなみに飼育委員さんもちらほらいるんだけど、
    微笑ましく眺めてらっしゃったので、問題ないと思われる。

    ここの動物園のみなさまは非常に愛想がよく、
    こちらが近づいていくと向こうも近づいてきてくれて
    ひとパフォーマンス見せてくれる。
    (例外:爬虫類は動かない。ピューマは威嚇してきた)

    入園料90円にして、この充実度はかなりオススメ!

    ※大興奮のヘビおじさんの話もあるんだけれど、
    ムコがどうしても書きたいっていうのでムコブログをご覧あれ。