パンガン島を空から見るとこんな感じです。
世界一周ブログ@パンガン島(タイ)でございます。
ガラパゴス諸島で取得したダイビングのライセンス。
遠く離れたここタイの地で、ついに出番がやってきました!!
「あなた達、二人ともダイバー?」とダイビングショップの女将さん。
「はい、もちろん!!」
イースター島にて、「君達はダイバー?」という質問に対し、
「いいえ」と答えざるを得なかった時の敗北感が思い出されます。
体験ダイビングは素晴らしい経験だったけれど、
あの時に感じた「みそっかす感」は、今でも忘れません。
それでガラパゴスでライセンスを取ることにしたんだっけ。
ガラパゴス島で取ったライセンス。写真はモロッコの砂漠で撮影して送りました。
とはいえ、初心者。
「でも実は不安あるんですよねー」と甘えると、
「心配ないわ! ダイブ・マスターが一緒だから!」と力強いお言葉。
さらに、「明日のポイントは、運がよければジンベイザメが見れるわよ」
ジンベイ!!
ちゅら海水族館にいるアイツですか!!
会いたいけど、あんなヤツに遭遇したらパニックになりそう!!
翌朝7時40分。
迎えのクルマに乗り込み、島の北にある港へ。
ここからボートで1時間ほどかけて「Sail Rock」というポイントに向かいます。
雨季だというのに今日はとってもいい天気!
でも、何だか波高くありません?
ポイント到着。
大きく揺れる船。
早くもリバースする欧米人。
乗り物に比較的強い僕すら余裕なし。
前科持ちのヨメは酔い止め薬のおかげか余裕の振る舞い。
恐るべし、アネロン「ニスキャップ」。
マスターのアレックスに促され、いざファースト・ダイブ。
最初は勝手を思い出すことに手一杯だったけれど、
10分ぐらいでようやく勘を取り戻してきました。
眼下、眼上、眼右、眼左に広がる異空間。
アマゾンも、サバンナもすごかったけれど、
海の中は本当に生命で満ち溢れていると実感しました。
30分ほど過ぎたあたり、タンクの空気が残り3分の1ぐらいになったところで
何やら向こうの方から、ひと際大きい魚影が…。
うぎゃー、でかい!
アレックスもガッツポーズ。
何て僕らはラッキーなんだろう。
ゆったり、ゆったりとジンベイは通りすぎていきます。
「あー、すごかったなあ」とちょっとビビリながら思っていると、
あわわわー、こっちに引き返してきた!!
「あ、これは俺を食べにきたな」
一瞬、本気でそう思いました。
だってこっちに向かってくるんですもん。
でも、どうやらそれは思い過ごしだったみたい(そりゃそうだ)。
そこからずっと、僕らのエアがなくなるまで
彼(彼女?)はずっと僕らの近くにいました。
たぶん、遊びたかったんだろうね。
よくよく見たら体長は3mほど。まだまだ子どもなのでしょう。
残念ながらセカンド・ダイブでは会えませんでしたが、
シーラカンスみたいなヤツ(グルーパー)に出くわしたり、
カラフルな魚の大群に包まれたりと、充実しまくり。
スタッフのホスピタリティも完璧で、
一人2500バーツ(約6000円)で来ているのが
何だか申し訳ない気すらしてきます。
パンガン島に行ったら、「ハート・ヤオ・ダイビング」へ。ぜひ。
水中カメラを持ってなかったので、ジンベイザメはパンフレットの写真でご容赦を。
ハートヤオ・ダイビング。ぜひ。
最後にアレックスとオッケーサインでパチリ。
はらだいち
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