世界一周ブログ -  アジア

muko

カテゴリー: ‘アジア’

  • 代表選手

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    広州の歩道橋にはきれいな花が。街の景観を高める意味合いもあるのでしょうが、「ポイ捨てしたゴミが、下を走っているクルマに当たらないように」という意味合いもあるっぽい。だって、実際にこの鉢植えにはゴミがたくさん引っかかってたもの。

    世界一周ブログ@広州(中国)でございます。

    旅行をしていて常々思うこと。
    それは、「一人ひとりが各国代表」だということ。

    例えどんなに実情が違ったとしても、
    たまたま運が悪かっただけだったとしても、
    悪い人に騙されれば、そこの国民全員が悪い人に見える。
    もちろんその逆もあり、たった一人の善行でその国の好感度は上がります。

    人に最も影響を与えるのは、やっぱり人。
    人の行動を見て、その国を判断します。

    そういう意味では、中国はやはり程度が低い。

    あくまで僕から見た一面的な感想。違う意見もあるでしょう。
    でも個人的な感想なんて、「自分」というフィルターを通したものだから、
    どんなに偉い人の意見だって、多面的に考えた結果の一面的なものでしかない。
    主観が混じっていないものの集合体しか、多面的になりえない。

     

    まあ、いいでしょう。

     

    じゃあ何が「程度が低い」のかというと、
    ルールを守ろうという意識が低すぎる。

    それは自分達でも分かっているらしく、
    街には「文明的な行動をとりましょう」というポスターが
    いろいろなところに張られている。

    唾を吐くのはやめましょう → その前で盛大に唾を吐く

    ゴミを捨てるのはやめましょう → そこにゴミを投げ捨てる

    この食堂は禁煙です → 灰皿がないからコップや床を灰皿に

     

     

    中華料理はウマイけど、
    この国は今のところ好きにはなれないな。

    ここでは何かと「文明」という言葉を用いて啓蒙をしようと試みる。これは男子トイレにあった張り紙。「ちょっと前に出ることが、文明への大きな一歩」だってさ。

     

     

    はらだいち

  • アンディという名の天使(ただし、おじさん)

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    広州行きの寝台バス。横になれるってラクだなー。11時間だけど楽勝だい!

    世界一周ブログ@広州(中国)です。

    ベトナムの街【モンカイ】から、中国の【東興】へと国境を越え、
    そのまま【広州】に行くべく長距離バスターミナルを目指した…
    というところまで、前回のブログでお伝えしました。

    さて、長距離バスターミナル行きのローカル・バスを降りると、
    同じくここで降りた旅行者風のおっちゃんが、
    「バスターミナルはこっちだよ」と英語で教えてくれました。

    ここに至るまでの間、英語を話せる中国人は一人もいなかったので
    ついついうれしくなって「広州に行く」、「べトナムから来た」などと
    聞かれてもいないのにペラペラと話してしまいました。
    すると、「僕も広州に行くんだ。なら着いておいでよ」 とおじちゃん。
    僕の【警戒センサー】がピコピコと鳴りました。

    いつもならここで着いていくかどうか大いに悩むのですが、
    今回は本当に現金が足りなかったため、僕らは「まずは銀行に!」 と
    上手いこと!? 彼と別れることになりました。

    銀行を出て、まずは腹ごしらえでもしようかとレストランを探していると、
    さっきのおっちゃんが僕らを探しているではありませんか!

    「あー、いた。探したよ。こっち、こっち」

    この時点で、「もう、なるようになれ!」 とまな板の上の鯉状態。
    そしておじちゃんに言われるがまま、
    18時45分発のバスに乗ることを決め、
    バスに大きな荷物を積み込み、
    小さな乗用車に乗せられ、
    街外れの中華レストランに連れて行かれ、
    おいしい中華を腹いっぱい食べ、寝台バスに乗り込み、
    おっちゃんに切符代一人200元(≒2400円。ちなみに定価以下)を払い、
    明け方に広州に着き、一緒にマクドナルドで日の出を待ち、
    安いホテルのあるエリアまで連れてきてもらいました。

     

     

    おっちゃん、ただのええ人やったーーーーーー!!
    しかもむっちゃええ人やったーーーーーーーー!!

    バスの中に公安(警察)が突入してきて、
    僕らのパスポートを没収し、「外に来い」と言われた時、
    おっちゃんは自分も靴とカバンをもって着いてきてくれたし、
    車掌の兄ちゃんに「お前(僕)はこっちのベッドに移れ」と言われた時、
    「この子は奥さんと一緒でしょーが!」と、五郎さんばりにキレてくれたし。

     

     

    彼の名はアンディ。香港人で、元コンサル会社の社長とのこと。
    子どもは男の子二人で、今は二人ともニュージーランド暮らし。
    「何かあったら」と、香港の自宅電話番号、中国用の携帯電話も教えてくれました。

     

     

    あまりのいい人っぷりに、ひさびさに泣けました。
    【警戒センサー】は自分の身を守るのに必要なのだけれど、
    時に素敵な出会いを奪ってしまうもの。でも1年も旅を続けていたから、
    何となくだけれど「解除していいタイミング」が分かってきたのかも。

    アンディとの出会いに感謝しつつ、
    「食は広東にあり」といわれる広州で食い倒れます。

     

     

    はらだいち

  • 【緊急告知】帰国します

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    著者近影。コイツでビュビューンと日本へひとッ飛び!!

    世界一周ブログ@香港(中国)です。

    気がつけば、世界一周に旅立ってから300日が経過しました。
    この間、強盗に襲われたりサソリに刺されたり、入院したり
    さまざまなアクシデントにも見舞われましたが、
    何とか夫婦二人とも無事に旅を続けてこれました。

    今年は本当にいろいろなところに行ったけれど、
    行きたいところはまだまだあるけれど、
    海外旅行保険がそろそろ切れそうなので帰国します。
    世界一周旅行中の夫婦が無保険で旅行を続けていた結果、
    マラリアをこじらせ亡くなってしまったケースもあるようなので
    ちゃんとこのタイミングで帰ることとします。

    さて肝心の帰国日ですが、12月9日(金)でございます。
    そこから1年分のツケを支払ったり、国内旅行をしたりするので、
    12月19日ぐらいから自由に動けそうです。
    師走で忙しいとは思いますが、誰か誘って下さい。

     

    なおブログの方ははちょっとだけタイムラグがあるので、
    もう少し旅を続けることとなります。引き続きおつき合いを…。

    それでは、最終目的地バンコクへ行ってまいります。

     

     

    はらだいち

  • 越境はいつだって予想を裏切る

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    バイチャイのバスターミナル。ここで2時間もバスを待つことに…。

    世界一周ブログ@ベトナム→中国です。

    ハロン湾クルーズから戻り、ハロンの街へ。
    ここハロン・シティは別名【バイチャイ】といい、
    中国国境へのゲート・シティでもあるのです。

    ロンリープラネットなどで調べたところ、
    ここからベトナム側の国境【モンカイ】へ行く方法は二通り。

    ①高速船で3時間
    ②バスで5時間

    僕らの希望は①。
    せっかく新・世界七不思議に選ばれたハロン湾にいるのだから
    クルーズに行ったとはいえ、陸よりも海を移動したいですものね。

     

     

    ところが、ななななんと、高速船はなくなってしまったとのこと。

     

     

    がびーん。

     

     

    その代わりに!? バスの所要時間は5時間から4時間に短縮されたみたい。
    おそらく、道が整備されたことでバスは本数が増えたとともに時間も短縮。
    時間的なアドバンテージがなくなってしまった
    高いだけの高速船はやっていけなくなってしまったのでしょう。

     

     

    12時発のマイクロバスにゆられること4時間弱、
    国境の街【モンカイ】に到着。
    そこからすぐにタクシー(5万ドン≒200円)に乗り込み
    約5分で国境にやってきました。

    まず広場にあるチケット売り場で
    何だかよくわからないチケットを一人2万ドン(約80円)で購入。

    次に出国ゲートへ行き、荷物検査→出国審査を経て無事出国。
    でもここには賄賂を要求する輩もいるので注意が必要です。
    (後に知り合った香港人のおっちゃんは、ここで20ドルも取られたらしい)

    そして約100m先にある、やたらと立派な中国の入国ゲートへ。
    陸路で国境を越えると、「国が違う」という実感をとても強く覚えます。
    川を挟んで、ベトナム側に見えるのはただの緑。
    一方中国側はビルや露店、そこに行き交うクルマやバスで大賑わい。
    国力の違いが強烈過ぎるほどリアルに表れているんですよ。

    川を隔てて左がベトナム、右が中国。ただ川があるだけなのに、国がかわる。

    下の赤線が国境。ベトナムと中国は1時間の時差があります。

    入国ゲートでは、入国カードを書いてイミグレーションへ。
    賄賂や過剰な荷物チェックを覚悟していましたが、
    ちょっとだけ時間はかかったものの難なく通過。
    その後、建物を出たところにいたおばちゃんにベトナム・ドンを元に換えてもらい、
    路線バスに乗って長距離バスターミナルへ。

     

     

    今日はこのまま一気に【広州】を目指します。

    続きはまた明日…。

     

     

    はらだいち

  • 宿114 : Thuy Duong Hotel @バイチャイ(ハロン・シティ)

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    ホテル外観。ハロン・シティは建設ラッシュで、次々に新しいホテルが誕生している。ここの宿の手前も工事中なり。

    世界一周ブログ@ハロン・シティ(ベトナム)です。

    ハロン湾クルーズから戻り、ハロンの街へ。
    ツアーに含まれていた二日目昼食をいただいた後、
    ハノイに帰るみんなに別れを告げて、いざホテル探し!

    お目当ての宿まで約1.5kmの道のりを二人でヨタヨタと歩いていると、
    どこからともなく「いいホテルあるよ!」との客引きが出現。
    いつもなら無視を決め込むところですが、
    「ただでバイクで送っていくから!」という甘い言葉に釣られてしまいました。

    スクーターでブブーンと走ること3分。
    見た目はオンボロだけれど、設備などは申し分なかったのでここに決定。
    明日に控えた中国越境を前に、とりあえず陸で1泊します。

     

     

    Thuy Duong Hotel
    ■ダブルルーム(バス・トイレ付き)…10点満点中、7点
    寝具 ★☆☆ セミダブルが2台。掛け布団がペラペラすぎる。
    水周 ★★☆ あまり清潔感はないが、それに勝る湯の量&温度。
    設備 ★★☆ ファンと冷房、冷蔵庫もあって十分。
    WIFI ★★☆ 速くはないものの、部屋でも使える。
    立地 ★☆☆ 結果的に、どこに行くにも不便だった。
    接客 ★★☆ 訛りは強いが英語も通じる。対応もなかなかいい。
    価格 ★★☆ 12ドル(約1000円)/朝食なし。ナットクの値段

     

     

    物価の安い国で目安にしている【1000円の宿】。
    お風呂も快適だし、WIFIも使えるし、洗濯物も干しやすいし
    なかなかの優等生に入る安宿だと思います。

     

     

    はらだいち

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