ラオスのソンテオ(乗り合いタクシー)に、定員なんて言葉はない! 運転席に5人、屋根に1人、後部座席? に19人。合計25人と、途方もない荷物が載ってます。
前日調べた「タム・コンロー」への行き方は以下の通り。
①ターケークのバス停からバン・ナヒン(別名 : クアンカム)へ
(便は7時から10時まで1時間おき。所要時間は約3時間)
↓
②ソンテオ(乗り合いタクシー)でバン・ナヒンからタム・コンローへ
(便は10時、12時30分、15時。所要時間は約1時間)
乗り換えはたったの1回。これならばきっと楽勝。
僕らは10時のバスでバン・ナヒンへと行き、
そこからタム・コンローを目指すことにしました。
ところが、旅とはなかなか思い通りにいかないもので…。
最初からいきなりつまづいちゃいました。
バス・ステーションの切符売り場に行くと、
「バン・コンロー行きの便はないから、ソン・ドンまで行きな!」とのこと。
え!? ソン・ドンってどこ? まあ、とりあえず行くっきゃないか。
9時半発のビエンチャン(北部にある首都)行きの
V.I.P.バス(一人400円)に乗り込んで、
いざ「ソン・ドン」とかいう知らない街へ。
走ること1時間半、車掌のお兄ちゃんに、「ここで降りな!」と促されます。
どうやらソン・ドンはビエンカムの別名らしい。
ビエンカムは国道8号線の基点となる街っていうのは知っていたので、
8号沿いにあるバン・ナヒンに行くには、確かにここで乗り換えるのがベストっぽい。
バスから降りてウロウロしていると、どこからともなくソンテオが。
「タム・コンロー?」と聞かれ、「イエース!」と答えたところ、
「じゃあ、乗りな!」と、なすがままにクルマに乗り込みます。
1時間ほど山道を進むと、バン・コンローらしき場所に到着。
ソンテオの運転手に一人250円を支払うやいなや、別のソンテオがやってきて、
またも「タオ・コンロー? じゃあ乗りな!」と、なすがまま。
時計を見ると12時30分。あー、これが昨日調べたお昼の便か。
(ちなみにこのソンテオも一人250円です)
完璧すぎる乗換えを経て、1時間あまりでタオ・コンロー手前の駐車場に到着。
なお、ここの100mぐらい手前にに国立公園入場券売場(一人20円)があり、
ゲートをくぐる際にチケットを購入させられます。
時間に余裕のある僕らは、洞窟探検は翌日に行くと決めていたので、
ここからバン・コンローという村へ逆戻り。
ソンテオの運転手に「どっかでホームステイしたいんだけど」と言うと、
「じゃあ、ウチこい」となり、彼の家へ連れていってもらいました。
この時ふと、「入場券、意味ないじゃん」と気づきました…。
そんなこんなで無事、タム・コンローに着いたのですが、
どこが間違いの発端だのかというと、ターケークには旅の拠点が二つあったこと。
どうやら僕らが行くべきはバス停ではなくソンテオ乗り場だったよう。
つまり、ターケーク行きのクルマはどうやらバスではなくソンテオだったみたい。
タム・コンローへ行こうと考えている皆様、お気をつけ下さい。
でも、結果的にはバスを使った方がラクでよかったかも。
ソンテオだと4時間ずっと、こんな (一番上の画像) ですもの。
こちらのお宅にホームステイ。ここのお風呂は強烈やった…。水なのはいいんだけど、トイレを流す水と一緒。何となく抵抗あったから、初日は頭を洗えなかった。二日目は洗ったけど。
はらだいち
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