同じ宿に5泊もすると、
清掃員なんかとも顔見知りになる。
「今日チェックアウトするの? 旅の続きを楽しんでね!」
“人”が好きだという彼は、そんな言葉をかけてくれた。
このひと言で、次の目的地への長い移動も苦にならなくなる。
はらだいち
世界一周ブログ - I LOVE …..
同じ宿に5泊もすると、
清掃員なんかとも顔見知りになる。
「今日チェックアウトするの? 旅の続きを楽しんでね!」
“人”が好きだという彼は、そんな言葉をかけてくれた。
このひと言で、次の目的地への長い移動も苦にならなくなる。
はらだいち
0
ガイドが手に持ったカードには、「人生、そして友人」と書いてあるが、
実はこれを書く前は「食べ物」と言っていたのだ。
本音っぽいし、すごく共感できるのでこちらを採用させていただいた。
僕は好き嫌いはほとんどなく、それは自慢の一つでもあるが、
出されたものを何でも食べるというワケではなく、まずい料理はまずいと思う。
素材が悪いのか、調理が悪いのかぐらいは食べれば分かる。
旅先で入る欧米人向けのレストランの多くは根本的な調理ミスをしている。
だからあまり好きになれないし、極力入らないようにしている。
もっともローカルな食堂だって、アタリハズレも多いが、
まれに飛び上がるぐらい美味しい一皿に出会うことも。
そんな時は「旅をしていてよかった」と心から思う。
はらだいち
0
ウユニからチリ国境までの2泊3日ツアーに参加した。
日中の約8割を車内で過ごすという
“移動”がメインのツアーだったが、
彼の安全運転のおかげで、苦にはならなかった。
僕が「最高のドライバーだった」というととても喜んでくれた。
この回答には、ホメ言葉へのお礼が含まれているのだと思う。
はらだいち
0
ティティカカ湖に浮かぶアマンタニ島で
僕らの母親となってくれたグラディスさん。
「こうやっていろいろなツーリストが来てくれることがうれしい」
そう言ってくれたが、本当にそうなのだろうか。
旅行会社からもらえるギャラがいくらなのか
平均どらぐらいのチップをもらえるのか、
僕にはわからないけれど、
生活のためにやっているのは間違いない。
道楽だけで旅行者を泊められるほど、ここの生活は甘くない。
標高3000mを超える高地。しかも島は山のような急斜面。
僕らが使う分の水を池から汲んでくるのだって
想像を絶するほどの重労働なのだ。
それでもやはり、そう言ってくれるのだとしたら、
ここの人達の心は、どれほど豊かなのだろう。
はらだいち
0
17歳にして、乗馬ツアーガイド暦4年。
英語はツーリストとの会話を通して学び、
現在は日本語に興味津々なのだとか。
「この仕事をしていると、
本当にたくさんの国の人々と出会える。
それがすごく刺激的なんだ!」
笑顔にはまだまだあどけなさが残るが、
仕事っぷりには頼もしさすら漂っていた。
「手綱はもっと短く持って!」
0