世界一周ブログ -  I LOVE …..

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カテゴリー: ‘I LOVE …..’

  • ♥♥5 : I Love ” Genesis ” !!

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    Name : Elvis Palomino Conteras (06/04/11 in Nazca, Peru)

    「Could you tell me what makes you happy the most in your life?」という
    漠然とした質問に対して、多くの人は困惑の表情を浮かべる。

    しかし彼だけは、生まれたばかりの自分の娘の名前(Genesis)を迷わず挙げた。

    エルヴィスの仕事は“客引き”。
    ナスカのバスターミナルに着いた我々に対して、
    「このホテルはいいぞ!」と
    最初から最後まで猛烈にプッシュしてきた男だ。

    本当にしつこいヤツで、
    他のどの客引きよりもいかつかったけれど、
    不思議と悪いニオイはしなかったし、
    ホテルもよさそうだったから
    結局誘いに乗ることにした。

    しかも宿泊を決めた後も、彼の気配りは完璧で、
    たった1泊できなかったのにも関わらず、
    リマに戻る時には、他の場所ではほとんど感じられなかった
    「別れの寂しさ」がこみ上げてきてしまった。

    「旧約聖書聖典の一つでもある『創世記』(ジェネシス)は、
    『誕生や創生、始まり、根源』といった意味もあるんだ」

    “写メ”を見せながら、熱っぽく語る彼。
    あそこまで熱心な“客引き”ができるのは、
    単にお金のためではなく、彼女を守るためだったのかと想像すると、
    最初のうちは冷たく接してしまっていたのが、
    ものすごく悪いことをした気になってきた。

    ふむ、子供がいるってどんな感覚なんだろう。

  • ♥♥4 : I Love ” Japon ” !!

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    Name : Carlos (05/04/11 in Nazca, Peru)

    「ハポネスは、皆フレンドリーだ。
    しかもそれでいて、人によっていろいろな個性があるからおもしろい。
    ペルー人やスペイン人は、どいつもこいつも怒りっぽくてコワイんだよね…」

    ナスカやパンパの地上絵を見るための
    展望台を巡るツアーをガイドしてくれたカルロス。

    どちらかというと強面だし、英語の訛りも強くて、
    最初は「おっかねーな」なんて思ってたけれど、
    この解答を聞いて、大好きになった。

    愛されたいなら、まず愛そう。
    信じてほしいなら、まず信じよう。
    いつだって、どこだって、
    そうやって幸せは伝染していく。

  • ♥♥3 : I Love ” Cinema & Party” !!

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    Name : Rossana Agamc(04/04/11 in "EI Huacachinero", Ica, Peru)

    ワカチーナで泊まった宿の受付嬢。

    「I Love Cinema!」はともかく、
    「I Love Party!」という発想は、
    なかなか日本人にはないものでおもしろい。

    実はこのホテル、昼間のレセプションは二人の女性で回していて、
    どちらかというと我々は、もう一人のコと仲が良かったのだけれど、
    このアンケートをお願いしようと思っていた最終日はお休みだった…。

    Name : Rossana Agamc(04/04/11 in “EI Huacachinero”, Ica, Peru)

  • ♥♥2 : I Love ” 二人 ” !!

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    Name : Daniel Yamashiro (04/04/11 in Huacachina, Ica, Peru)

    オアシスの街、ワカチーナで、何気なく入った日用雑貨店。
    「もしかして日本人ですか?」と、彼は突然話しかけてきた。

    “日本人はアミーゴだ! と、なれなれしく接してくるヤツは危ない”。

    そういうスタンスで南米を渡り歩いてきた我々だったが、
    彼は第一印象から少し雰囲気が違っていた。

    というか、日本語が上手すぎる!

    どうやら、日本人の祖父母をもつ日系人で、
    大学時代からの6年間は、日本に住んでいたとのこと。
    ただ、さまざまな不幸が重なってしまい、
    1年半ほど前にペルーに戻ってきたという。

    彼には料理を作ってもらったり、
    砂丘を一緒に登ったり、
    サンドボードを見せてもらったりと、
    いろいろと楽しませてもらった。

    我々の質問に対して、
    “Love”の目的語を“二人”としたのは、
    もしかすると、チップ目当てのおべんちゃらだったのかもしれない。

    でも、そんな穿った見方をするのも恥ずかしくなるぐらい、
    彼は純粋に“日本”と“日本人”を愛しているように感じられた。

    もしかしたらそうすること、つまり日本人を愛し、愛されることこそが、
    “ニッケイ”の血をもつ自分の存在価値を高める手段なのかもしれない。

    ダニエルよ、なぜ俺に寄る!? 普通、女子側に体重かけるだろ。

  • ♥♥1 : I Love ” My Car ” !!

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    Name : unknown (01/04/11 in Flying Dog Peru Hostel / Lima, Peru)

    さんざん悩んみながら出した彼が出した結論がこれ。

    若者にありがちなその答えは、
    ふと10余年前、大学生時代の記憶を呼び覚ました。

    我が家にはずっとクルマというものがなかったということもあり、
    20歳になって初めて手に入れた
    自分専用のホンダ・シビックは、
    僕にとって最高の宝物だった。

    同じ大学に通う友人達は、
    大きな四駆や外車を乗り回してたけれど、
    鮮やかなブルーメタリックに輝くシビックが他の何より大好きで、
    洗車をすることさえも、楽しみの一つだった。