僕らの世界一周旅行は、8月28日で丸200日目となりました。
この旅は300日を一応の目安としているので、
今日でちょうど3分の2が過ぎたことになります
これまで強盗に襲われたり、スリに狙われたり、サソリに刺されたりと
しなくてもいい経験までしましたが、二人とも何とか元気でやっております。
残りの日数が少なくなってくると、
どうしても「まとめ」について考えることが多くなります。
つまり、この1年という時間は僕にとって何者になりうるのか、と。
確かに今まで行ったことのない所にたくさん行って、
初めての経験もたくさんしました。
でもそれって、浅いんですよね。
例えば「僕」という水の張られた器があるとしたら、
表面の方は波立っているけれど、底の方はほとんど動きがない。
そんな感じだと思います。だから、何も変わってない。
そんなことは世界一周に出る前からわかっていました。
「30年間の人生で培ってきたものを、
海外旅行程度で覆されてたまるか! やれるもんならやってみろ!!」
そんな風に考えていたぐらいですから。
それでもやはり、ここまでくると「1年間の成果」を求めたくなるのです。
送り出してくれた人のためにも、自分のためにも。
「男子三日会わざれば刮目して見るべし」という言葉がありますが、
せっかく刮目してくれたのに、何も変わってないんじゃ失礼ですからね。
でも同じことを続けていたんじゃ、100日後も同じでしょう。
そろそろ旅行をやめて、旅をしなければならない。そんな感じでしょうか。
これからアイルランドで約1週間のファームステイしつつ英語のレッスンを受けます。
予想以上に英会話力が上がってないので、何とかせねば! という思いと
自分とはまったく違う環境で暮らしている人の生活を感じたいという
僕の二つの希望が一石二鳥で叶うことになりました。
続けてアイルランドで4日間ほど友達と遊び、
ロンドンに2泊3日で滞在した後に、
ヨメ・プロデュースの「カイロ&ケニア 2週間の旅」へと入ります。
はらだいち
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