世界一周ブログ -  アジア

帰国後

カテゴリー: ‘アジア’

  • カンボジア陸路入国

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    世界一周初心者のヨメブログです。

    ひたすらバス移動。pod castを愛聴。伊集院光とバナナマンがお気に入り。ときどきおもしろすぎてイヤホンなのに吹き出してしまい周りの退陣に変な目で見られる。

    ずーーーっと行きたかったアンコールワット!!
    歴史にも強くないし、背景もたいして知らないくせに
    どっかでみたアンコールワット朝日の写真と映画「地雷を踏んだらサヨウナラ」を見てから
    一度は自分の目で見てみたかったのだ。

    タイでローイクラトーン祭を見たスコータイという町から
    カンボジアのアンコールワットがあるシェムリアップという町まで大移動。
    タイは電車があんまり網羅されてないし、
    今はバンコクが洪水なのでそこを避けてカンボジア入りしなきゃならないから
    バスでの大移動!
    あんまり無理すると腰とお尻が痛くなっちゃうから、
    小分けに日中はひたすらバスに揺られる3日間。

    1日目、1回乗り換えで6時間バスに揺られる。
    2日目、乗り換えなしで6時間バスに揺られる。
    3日目、トゥクトゥク20分、出国手続きして歩いて国境を越えてカンボジア入国、
    カンボジアのビザ取得して入国手続きして、
    カンボジア側国境からドイツ人のおじさんとタクシーをシェアチャーターして2時間。

    それもすべてアンコールワットを見るため!
    なかなかの体力使いましたヨ。。。
    お金あればバンコクからビヤーッと飛んじゃうんだけどね、
    バンコク行くまで結局バスに6時間乗らなきゃだし、
    バスだと予算1/6くらいで行けちゃうからね。
    バックパッカー旅なんで。。
    とは言いつつ、自力での国境越えはちょっとドキドキ旅心が刺激されたりして好き。

    タイからカンボジアへ。ここはタイの出国後、カンボジアの入国前、居場所無国籍で自力で歩いてカンボジアへ入る。あの門がカンボジア!

    「ビザを発行してもらえなかった」「賄賂を要求されて支払うはめに」などなど
    悪名高きカンボジア国境。
    賄賂ならイヤだけど支払うけど、発行拒否は悲しいよね、なんてムコと話して緊張感が漂う。
    ここはひとつ、女子である私が先にとにかく笑顔で手続してみよう、というチープな作戦に出る。
    タイ出国手続きをして、歩いて橋を渡るとそこはカンボジア。
    金持ちタイ人がタイを出国してまで遊びにやってくるというカジノがいくつも立ち並ぶ。
    ラスベガスで負けてるからいい思い出がないカジノを横目でスルー。
    地味な佇まいのカンボジアビザ発給所、発見。
    扉を開けると職員のおじちゃんにとりあえず日本の微笑みを見せる。どーもー。
    申請書をもらって笑顔で「サンキュー」。
    あれ?滞在先のシェムリアップってスペルどう書くんだっけ?
    手間取ってるとおじちゃんが教えてくれた。テヘッと愛嬌ふりまいてみる。

    申請書と証明写真をそろえて窓口に持っていくと、発給の値段がちゃんと紙に書いて貼ってあった。
    20ドルまたは800タイバーツ。
    800バーツのほうがレートいいじゃん、という2択なのに間違ったほうの選択をしてバーツで支払う。
    (あとあと落ち着いて計算したら400円くらい損してるがなー)
    「3分でできるからそこの椅子で待ってて」というおじちゃん。
    待合の椅子には団体客含めてすでに15人くらいが座ってる。
    こんなに待ってるなんてどんだけ待たされるんだろう、、3分なんて嘘ばっかり、、、
    と思ったら3分後「はい。できたよ。日本人か、ウェルカムカンボジア!」というおじちゃん。
    ビザ発給所に入ってからものの10分でなんなくビザ入手。
    笑顔作戦が功を奏したのか、親日家なのか、システムがちゃんとしたのか分からないけど
    すっごいスムーズ。
    待ってた人よりなんで早かったんだろう??
    やっぱり切り込み隊長の笑顔がきいたんだろうか。ふふ。

    ビザ発給があるので証明写真は日本から多数持ち歩いている。家にあっただけの証明写真をかき集めたら、だいぶ昔の就職活動のときのアナウンサー受けた時の写真発見。(左) カンボジアはこちらの写真で入国させていただきました。

    カンボジア入国後はかつては悪路として有名だった道をタクシーで走ること2時間。
    2010年に修理が完了するまでは悪路過ぎて6時間かかったらしい。
    今は時速100キロ出せちゃう平らな道。
    伊集院光の「深夜の馬鹿力」pod cast聞いてたら2時間なんてあっという間。
    ここ数日のバス移動ですっかり移動の時間使いのプロです。

    さてさて、いよいよアンコールワット!
    まずは到着日ながら今日は夕日を見に行くぞ!

  • 日本が近いから…??

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    タイまで来ると、もうだいぶ日本が近づいてきていて、ところどころで「JAPAN」を感じる。
    今日はコンビニのセブンイレブンであんぱんを発見!
    1年ぶりに食べたよ、小豆!

    そして、バスターミナルではなにやらあやしげな名前の缶ジュース広告がでかでかと。
    日本、近い、かな??

    1年ぶりのあんぱん~。日本ではそんなに好んで食べないけど、やっぱり恋しい味。

    あちこちに看板のある缶ジュース「チャクザ」。どんなイメージの飲み物??今度見かけたら買おう。

  • 応援したくなっちゃうお祭り内容

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    ローイクラトーン祭は遺跡もライトアップされる。

    本場スコータイのローイクラトーン祭は熱気球や灯篭だけじゃなく、いろんなイベントが盛りだくさん!
    最終日の満月の日の昼の14:00からは街を練り歩くパレード、
    夜は美人コンテストやカラオケコンテスト、ダンスコンテスト、地元料理ふるまい、
    伝統舞踊、花火などなど、とにかく休む暇がないほどイベント目白押し。
    なかなかおもしろかったのでいくつかご紹介。

    カラオケコンテスト♪歌だけでなくダンサーや衣装も見ていて飽きない。

    カラオケコンテストでは10名ほどが1曲ずつダンサー付きで歌を披露。
    奇抜な衣装だったり、光GENJIを彷彿とさせる青少年のキレキレの踊りだったり、
    まあ、見ていて飽きない(笑)
    たまにこれで出ちゃうの?!ってレベルの歌い手さんもいてそれもまたご愛嬌。
    歌い終わるとよかったと思った観客は輪飾りでできた首飾りを歌い手さんに渡しにステージ上へ。
    まぁ、ほぼ家族か友人が渡しに行ってるんだけど、それもまたおもしろい。
    家族は息子娘の出番になるとジャニーズのコンサートかNHKのど自慢のように
    キラキラのシールで名前を書いたボードを掲げて応援する。

    ミススコータイコンテスト。カラオケコンテストはそろいもそろってぽっちゃりさんだらけだったのに、こちらはそろいもそろってスレンダーばっかり。

    ミスコンは定番の安定したおもしろさ。
    50人くらい出演者がいたので圧巻の美しさでした。

    ファイヤーダンスショー。火を吹くふたりの男。

    ファイヤーダンスショーでは何度も火のついた棒を落としてて「アツッ」ってなっても
    懸命にまた取り組む姿が見ていて応援したくなる。
    「応援したくなる」なんてプロの出し物としてはNGだけど、なんかここならアリ(笑)
    昼間のパレードも手作り感満載。
    トラクターやワゴンの一部が見えちゃってる山車を見ると応援したくなる(笑)
    あったかさが伝わってくるパレード。
    この人たちにディズニーランドのパレードを見せたら腰抜かすんじゃないだろうか。

    昼間のパレード。タイではメジャーなゾウも練り歩きます。

    パレードの山車。祭りの翌日は取れ切ってないデコレーションのまま仕事のため公道を走る山車をいくつも見かけた。

  • 小さな熱気球ローイクラトーン祭り

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    遺跡もまたすばらしい。隙間から見える仏像って神秘的。ヨルダンのペトラ遺跡もそうだったけどチラリズムの美学よねー。

    チェンマイからバスで6時間。
    スコータイというタイ中北部の町へ。
    スコータイは世界遺産の遺跡がある町でもあるのだけれど、
    ここへ来たのにはもうひとつ大きなワケがある。

    ロイクラトーンという灯篭のお祭りを見るため!
    移動の飛行機内で見た「塔の上のラプンツェル」というディズニー映画が
    めちゃくちゃおもしろくて、その中の印象的なワンシーンに
    火をともした小さな熱気球が空にいっせいにあがっていくという美しい場面があったのだ。
    これは一度見てみたいと思い、このお祭りのためにタイの行程を
    あれこれ調整してお祭りの行われる11月の満月の夜にスコータイに滞在できるようにした。


    このお祭りの起源ははっきりと分かっていないものの、
    スコータイ時代にはじまった、水の神様に感謝をする儀式だった。
    少しでも神様の近くに祈りが届くようにと、天に熱気球をあげるのだそうだ。
    スコータイではじまったこの儀式は今ではタイ全土に広がっており、
    あちこちの町で雨季の終わりの11月満月の夜に熱気球をあげる。

    こんな遺跡がたくさんある公園全体がお祭り会場

    旧市街の遺跡公園は広いので自転車をレンタルして緑が茂る公園内を
    見て回る。
    お祭りのライトアップ準備や屋台が建ち並ぶど真ん中に
    いくつもの歴史的仏像が静かにどっしりと鎮座して賑わいを見守っている。
    今までのどこで見たものとも違う、アジアの、タイの寺院。
    緑と空とほとんど剥げ落ちている金色の装飾と像のコントラストが美しい。
    インドの仏像は神々しい感じだったけど、タイの仏像はまなざしが優しくて包み込まれるかんじ。
    うーん、なんていうか説明が難しいけど、諌めるというよりも肯定するかんじ。

    11月のタイ中部はまだまだ暑くて日中はちょっと動いたら汗が止まらなくなる。
    このお祭りも盛り上がりをみせるのは日が落ちるころから。
    あちこちにライトが灯り、灯篭売りで池の周りが埋め尽くされ、
    空にローイクラトーン(熱気球)が浮かんでいく。
    美しーーーーい!!!

    いや、これは見て損はないです。はい。一生に一度ローイクラトーン。

    フランクフルトやらココナツアイスやらお決まりかき氷やら
    タイスープヌードルやらを食べながら、いろんな屋台をのぞき、そぞろ歩く。
    まるで日本の夏祭り。しかも隅田川花火並みに超混雑の夏祭り(^^ゞ

    私たちも願いを込めてローイクラトーンを上げてみることに。
    公園内のローイクラトーン売りのおばちゃんからひとつ50バーツ(約125円)。
    サイズは一番大きいものだったけど、公園の外ではひとつ39バーツだったことを私は知っている。
    しかしこの人込み。戻る気は起きない。。ええーい、10バーツ高いけど(約25円)仕方ない!
    すっかりタイ感覚で25円でもヤキモキする(^^ゞ

    遺跡の前に陣取って、火をつける。
    みるみる膨らむローイクラトーン。
    手を離すとふわっと浮かんで、満月の月に向かってのぼっていった。
    うわぁ、きれーーーい!!
    これ、やりたかったの~!これ、見たかったの~!
    周りの観光客も地元の人も次々にローイクラトーンをあげてるから、
    そこらじゅうに火がゆらゆら揺らめいて、
    空に上がったローイクラトーンは驚くほど高く見えなくなるくらいまで上がって
    まるで星みたいできれーーーい!

    すっかりうっとりしたローイクラトーン祭でした。

    *旅メモ*
    ローイクラトーンの本場スコータイの町はお祭り時期はホテルがどこも満室。
    少し早めに予約することをお勧め。
    私たちも2週間前に予約したけど空いてる宿を探すのに一苦労。
    旧暦12月(だいたい今の暦で11月)の満月の2日前から3日間行われる。
    ただ、最後の満月の日がイベントも多く、昼14:00にパレードもあり、ローイクラトーンも一番多数上がり、
    観光客もほかの日の倍以上になり、断然盛り上がる。
    お祭りのメイン会場の遺跡公園は入場料100バーツ(約250円)
    自転車で公園内に入る場合はプラス10バーツ(約25円)
    入場チケットは1日有効。

    満月に向かってのぼっていく。

  • タイ料理教室

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    世界一周初心者のヨメブログです。

    畑にてスパイス摘みでございます。まさか、摘むところからスタートとは…。

    毎日毎日おいしいタイ料理を食べているので
    時間もあるしタイ料理教室に行こうということに。
    ペルーで料理教室に行った時もそうだったけど、断然ムコがやる気。
    タイでは観光客向けの料理教室がポピュラーみたいでたくさんのチラシが置かれてる。
    数ある中からムコが選んだのは、畑にいってスパイス摘みからスタートするもの。
    どれだけ本気なんだ!
    通常の料理教室はチェンマイの街中にあるけど、私たちは車で1時間移動。
    スパイス摘まなきゃならないからね、畑があるところまで行かなくちゃならないよね(^^ゞ

    摘み取ったスパイスたち。ニラとか欧米人にはめずらしいみたい。お米の炊き方も習ったけど「まずは水で数回といでから水に1時間浸します。そのあと炊飯ジャーに入れてスイッチいれます」という日本人にとっては当たり前の炊飯ジャー使った簡単な炊き方の説明に欧米人から質問の嵐。

    こいつでゴリゴリすりつぶしてカレーペーストを作る。

    レモングラスやスイートバジル、チリやジンジャーを摘み取って
    石の器に入れて、クミンやコリアンダーやガーリックなどを加えてゴリゴリとすり潰す。
    先生の「もっと怒って!たたいてすり潰して!怒って!」という言葉に
    ガシガシ叩いてゴリゴリすり潰したら、あら、結構細かくペースト状になるじゃない。
    レッドカレーとグリーンカレーとイエローカレーが選べたんだけど、
    レッドカレーは赤い乾燥した日本でもよく見る唐辛子を入れるから赤くて、
    グリーンカレーは生の緑の大きな唐辛子を入れるから緑で、
    イエローカレーは黄色いしょうがを入れるから黄色になるんだそうだ。
    それ以外はほぼ同じ香辛料。知らなかったー。

    手前からレッド、グリーン、イエローカレーの正体。

    グリーンカレーを選んだ私はココナッツミルクと水を混ぜたところに
    玉ねぎとナス(タイのナスは緑で丸っこい)と
    もう一種類のナスと(ビー玉くらいの大きさのニガイナス)とチキンを入れて
    ライムの葉っぱなんかを加えて煮立てる。
    ナンプラーや塩を加えて味を調えて、できあがり。
    タイ独特のスパイスやハーブ類が手に入れば、作り始めちゃえば10分でできちゃう。
    案外、簡単。
    でも日本だとスパイス集めに成城石井とかお高めのスーパー廻りをしなくちゃならないんだろうな。。
    からいもの大好きな私は仕上がりが物足りず、先生にお願いして
    最後の味見で唐辛子を2本足してもらった(^^ゞ
    からい~、と言いながら食べる感じが好き(笑)

    それなりにタイ料理らしくできるもんだ。

    そのほかにもトムヤムクン、パッタイ(タイ風平麺ヤキソバ)、
    バジル炒め(日本だとガパオの名前でブツトリックバーとかモンスーンカフェとかにある)、
    ココナッツミルクバナナを習って、もう、おなかいっぱい…!!
    9:30から作り始めて15:30まで作っては食べて、作っては食べて、だもの。
    途中先生がパパイヤサラダも作ってくれたし、
    そりゃおなかいっぱいにもなりますわ…。

    食べきれなかったパッタイはお土産に袋に入れて、夕飯になりましたとさ。

    *旅メモ*
    料理教室はチェンマイ、チェンライどこにでもたくさん案内がある。
    だいたい9:00スタートで12:00くらいに終わる4品半日と
    16:00くらいに終わる6品1日コースがある。
    1日コースで1000バーツくらい(約2500円)

    緑の洋服が先生。みんなで説明を聞きます。

    説明を聞きます、が、ちゃんと聞いてなかったふたりはナンプラーの大さじと小さじを間違えたのでした。ダメ生徒二人の会話「これ、切るんでしたっけ?」「いや、わからないです…」