世界一周初心者のヨメブログです。
ペトラ遺跡といえばコレ。エル・ハズネという神殿です。こんな細工を施すなんてすごいわ。
ぺトラ遺跡から車で3分の宿に到着。
どうやらぺトラ遺跡はえらく広いらしい。
全てを見て回ろうと思ったら11時間くらい必要らしい。
ここ、ぺトラ遺跡はおそらく世界一入場料が高い世界遺産。
1日50DJ(約5400円)、2日55DJ(約6000円)。
ディズニーランドか!って言いたくなる2日券は安くなる料金設定。
お値段もお高いし、元とるためにもちょっと早起きしなくては。
6:00から遺跡は開いているらしいが、それは無理なお話なので(^^ゞ8:00に入場。
砂岩の間から顔を覗かせるエル・ハズネ。この現れ方、わかってるねぇ!
遺跡は茶色い砂岩を切り崩して住居や神殿が作られている。
頭上高くまでそびえたつ砂岩の壁に挟まれた細い道を30分ほど進むと
岩と岩の隙間からインディジョーンズで象徴的に使用されたエル・ハズネという神殿が顔をのぞかせる。
これはこれは、見ごたえのある神殿じゃあないですか!
まだ朝早い時間に到着できたから、団体観光客も多くないし
太陽が真上じゃないのできれいに岩肌の色が浮き出る。
神殿前のらくだもいい雰囲気を醸してる。
岩に穴を開けた住居。この頭に巻いた布、気分↑↑ ちゃんと日本にもって帰りますから!
ぺトラ遺跡地区の10月はまだまだ日差しがかなりキツい。
11月から冬になって長袖になるらしいが、日中は水と帽子が必須。
が、帽子が好きじゃない私は日本から持ってきているにもかかわらずホテルに帽子を置いてくるという決断。
でも日差しがハンパなく鋭い…。
持って帰れない土産物を買うなとうるさいムコがあきれ返る中、
現地の人がかぶってる頭に巻く布を購入。
お店の人に頭にくるくる巻きつけてもらいなんだか楽しい気分。
やっぱり地元の人がやっていることは正しく、この布一枚頭に巻きつけるだけで
日光を遮ることができて歩くのがかなり楽になった。
初ロバ乗り!こんな顔してるくせに力持ちなロバ。ロバ飼いたいなぁ。
馬とラクダには乗ったけど、まだロバには乗っていないこの旅。
遺跡内で大活躍中のロバに乗りたーい!
耳が後ろに倒れていて目が垂れていて、なんだか哀愁ただようロバ。
乗るのもちょっと申し訳ないと思ったけど、コイツが案外力持ち。
私を乗せてぐいぐいと石段を登ってくれた。
しかもかなりハイペース。
ロバ使いのベドウィン民族のおじちゃんの言うことは聞くけど、
私の言葉じゃ止まってくれないロバ。
途中、あまりにもハイペースでタッタカ駆け上って、
進路を阻んでいた欧米旅行者のおばちゃんを鼻でつつくというハプニング。
おばちゃん悲鳴を上げてよけてった。
スミマセン。。。私、止められないのです。
ロバに乗りながらロバ使いのおじちゃんと話す。
昔はこの砂岩にあけた穴でたくさんのベドウィンが暮らしてたんだけど
今はロバで25分離れた小さな村に移動したんだって。
政府の補助があって村が設立されたんだそう。
まだ遺跡内に残っている家族も15家族いるんだとか。
ベドウィンと結婚した日本女性もその村にいるそうで挨拶くらいは日本語も話してた。
おじちゃんはもちろん学校になんていってなくて小さいころからロバをひいてたけど、
英語、中国語、ロシア語、ドイツ語、フランス語も話せるそう。
どれも観光客から学んだ言葉なんだって。バイリンガルだ。すごいな、おじちゃん。
この遺跡、一か所に固まってなくて敷地内に点在してるからものすごく歩かなきゃならない。
たまに休憩を取りつつ、6時間歩き回って、
まぁ、大きな見どころは見尽くしたでしょ、ってことでホテルへ戻った。
そしたら受付のお姉ちゃんに「戻ってくるの早くない?みんなもっとじっくり見てくるわよ」と言われてしまった…。
私たち、あの日差しの中、6時間歩き回ったら限界です…。
それに、満足するだけちゃんと堪能したんだけどなぁ。
実はまだ見たことないから、
日本帰ったら、インディージョーンズ見てみよう。
(ディズニーシーの乗り物でしか雰囲気知らないのだ(^^ゞ)
*旅メモ*
夏のぺトラ遺跡は日中は歩けないくらい暑くなるので帽子と水は必須。
私たちはひとり1.5リットル持って行ってちょうどよかった。
朝夕のほうが日光がきれいに射して、岩肌もきれいに写真に写る。
遺跡はかなり広いので体力が持たないため、
どこかでロバか馬かラクダに乗っての移動がオススメ。
私たちはエド・ディルまでの1時間の登りをロバに。
ロバで25分 5DJ(約540円)
チップ別 1DJ(約108円)
ぺトラ遺跡に一番近い町、ワディ・ムーサに安宿がたくさんある。
ワディ・ムーサからぺトラ入口までは徒歩30分、タクシーで2DJ(約216円)。
エド・ディル。大きいし、空とのコントラストが美しかった。一番奥にあるからひっそりしてていい雰囲気。
砂岩を切り崩して作られてる。
高い砂岩の壁の間を歩く。鉄砲水で削られた壁はアメリカのアンテロープにも似てる不思議な色合いと模様。
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