ダイビング・ショップの主人は、
質問を書いた紙を見て、「ハハハ」と笑いながら
ショップのスタンプを勢いよく押した。
(しかも、ご丁寧に2種類も)
そりゃあ、命懸けで30年間守ってきた自分のショップが一番ですよね。愚問でした。
南仏生まれの兄弟が1980年に建てたイースター島初のダイビング・ショップ。かのジャック・マイヨールも訪れたこともあるという。
世界一周ブログ - 2011 4月
ダイビング・ショップの主人は、
質問を書いた紙を見て、「ハハハ」と笑いながら
ショップのスタンプを勢いよく押した。
(しかも、ご丁寧に2種類も)
そりゃあ、命懸けで30年間守ってきた自分のショップが一番ですよね。愚問でした。
南仏生まれの兄弟が1980年に建てたイースター島初のダイビング・ショップ。かのジャック・マイヨールも訪れたこともあるという。
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世界一周初心者のヨメブログです
先日レンタカーで島を1周したので、今日は原チャリで回ることに。
ワタシ、仕事を始めてから音響機材の運搬やライブのための移動という必要にかられて
車のオートマ限定免許を取ったので今まで社用車のアルファードしか運転したことがなく、
今回初めての原チャリ!!!
おー、風を切って走るもんですねー。
はじめだけウィリーしそうになったけど、その後は順調に運転。
とはいっても、島の道は村を出てしまえば1本道で、
交差点もなく、めったに車も通りかからないから初心者向け。
まぁ、他ではめったにない道路に大きな凹みがある“穴ぼこ障害”や
牛が群れで道をふさぐ“牛障害”という障害物がありますが。
牛障害があるからには“牛の糞障害”もあるんですが、
初心者の私の腕前ではよけきれず、見事にふみつぶしまくりました。
(まるで水曜どうでしょうのベトナム原チャリの旅みたいでした)
海沿いの1本道を走ること40分で到着したのは「アフ・テピトクラ」という場所。
モアイも有名なんですが、今日の目的は先日見逃したパワーストーン!
海岸沿いにまんまるの石が置かれていて、これに触れるとパワーがみなぎるそうです。
さっそく、両手を触れてみる。
うむうむ、確かにてのひらがジンジンしてくるかんじ。
鈍感なのか、めったなことでは気とか感じない私が違和感を覚えたということは
相当強いパワーがあるのかも!
ムコも「確かにこれはくるね」と。
方位磁石を石の上に置くと、方位の向きが狂うそうで、
前にいたガイドさんがやってみせてました。
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リアル島民やー!
こっち向いとるー!!
こ、こ、これは、見ちゃいけなかったかしら?(写真なんてもってのほか!?)
でも、
もっと見ちゃいけなかったのは、
同じ姿でガイド中だった
数時間後の彼の姿かも。
いろんなお仕事があるんだなー。
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水。
「ラパ・ヌイ国立公園」のパークレンジャーはそう答えた。
「三つの火山をもち、海底が隆起することで出来上がったこの島には川がありません。雨がもたらす真水だけがこの島に潤いを与え、今日に至るまで命と命を繋いできたのです。中東などの地域では、人はオイルを求めて争っているようですが、それは“贅沢な争い”ではないでしょうか。なぜなら人にとっても動植物にとっても、水こそが唯一無二の資源だからです。」
国立公園からの帰り道、土砂降りに見舞われた。
草原にいた馬や牛は、僕らの乗ったクルマなんて見向きもせず、
道路に溜まった水を“必死に”飲んでいた。
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世界一周ブログ、67日目。
今日はちょいとばかり、モアイにまつわる考察を。
(あらかじめ言っておきますが、あまりおもしろい話ではありませんからね)
島には887体のモアイがあるといわれますが、そのほとんどが
といわんばかりに、見事なまでに倒されています。
その理由は…、
文明の繁栄→人口増加→過度の自然破壊→食料や資源の枯渇→部族間の争い
この“部族間の争い”の際に、「村のパワーの源」とされたモアイ、
そして魂が宿るとされた目玉は、ことごとく破壊されました。
戦争は、かつて数万いたとされる人口が百人程度になるまで続き、
食糧難は臨界点を突破し、食人さえも行われたといいます。
そして、イースター島がたどってきたこの負の連鎖は、
現在、地球規模で起こっている人口増加や
環境破壊がもたらす未来を暗示するものとして語られています。
でも今現在、結果として、
この島は美しい姿を取り戻し始めているんですよね。
人間を中心として世界を見れば、
争いや文明の衰退は嘆かわしいことかも知れないけれど、
人間以外の動植物達は、人間同士が争って滅びることを
指をくわえて待っているのかもしれません。
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