「みんなと船で島を周ることが好きなんだ」
マリオみたいなひげを生やしたガラパゴスクルーズ船の船長は言った。
夜移動のため10時間以上かけて船を進めながらも
昼間は私たちと一緒にシュノーケリングも楽しんでいたりする。
世界一周ブログ - 2011 5月
「みんなと船で島を周ることが好きなんだ」
マリオみたいなひげを生やしたガラパゴスクルーズ船の船長は言った。
夜移動のため10時間以上かけて船を進めながらも
昼間は私たちと一緒にシュノーケリングも楽しんでいたりする。
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世界一周初心者のヨメブログです
ガラパゴスでは、人間がある程度の距離をとって動物を観察することがルールとなっている。
触られたり危害を加えられるという心配がないからだろう、
通常考えられない距離まで人間が近づいても動物が逃げることはない。
うっかり近づきすぎると逃げるのではなく、むしろ威嚇してくる。
「ここは我々の場所だ!近寄るな!」とでも言うように。
“お邪魔させていただいている人間の側が距離をとる”
当たり前の徹底がガラパゴスの動物観察を可能にしている。
今日はついついシャッターを切りまくって
500枚ほど撮った写真から選りすぐりのガラパゴスの住人をご紹介。
でかい。
羽を広げられると1メートル50センチくらいあります。シャイなので人間が嫌いです。
それぞれの島によってゾウガメも進化している。
草が生えている島のゾウガメは甲羅がまあるいけれど、
草がなくて上に生えてるサボテンとかを食べるようになった島のゾウガメの甲羅は
鞍のようになっていて首が上に持ち上がりやすい形になっている。
サンタクルス島チャールズダーウィン研究所のゾウガメ。
100歳近いそう。撮影してたらあくびして、おならした。
自由だ。おならは40秒くらいのところ。
耳を澄ませておならを聞いてください。
昼間は砂浜でごろごろ。たまに寝返り打ったり、あくびしたり。
赤ちゃんだけが必死にお母さんのおっぱいを飲んでる。
暑くなったらそのままノソノソ海に浸かりに行ってすぐに戻ってくる。
輪廻転生があるなら1度はガラパゴスのアシカに生まれてみるのも悪くない。
あちこちの島にいるウミイグアナさん。
イグアナの中で唯一海で泳ぐ。食事は海藻。
髪の毛生えてたらツヤツヤだろうに。
潜った海の塩分を鼻から吹き出すので鼻の上に塩が溜まっちゃう。
変温動物のトカゲは日中はひたすら日が当たる砂浜や岩の上や葉っぱの上で
日向ぼっこ。
鳥なのに飛行機みたいに助走しないと飛べないからアホウドリ。
羽を広げると2メートルを超す大きな体と短い足で助走をつける。
助走ができる場所がないと飛べないためガラパゴス諸島でもエスパニョーラ島にしか生息していない。
すんごい優しい目で見つめてくる。人が近寄っても全く微動だにしません。
私愛用のバックパックのメーカーCHUMSのロゴマークの鳥でもあります
赤道直下のエクアドルなのに生息する小型のペンギン。
海でペンギンが泳いでるの初めて見た。
胸にある赤い袋を膨らませて求愛活動中のオス。
メスが近づくとさらに羽も広げて首をフリフリ、声も出して大アピール。
どの世も愛をつかむためにみんな必死ですな。
頭からしっぽまで1メートルくらいある黄色いイグアナ。
草陰からしっぽだけ飛び出ちゃって、頭隠して尻隠さずなので
気を付けないとしっぽを踏んでしまいそうになる。
日本からのツアーで出かけると高くなっちゃうけど、
日本語が通じる現地ツアー会社にネットで申し込んで
個人でエクアドルまで来ればかなり安くなる。
クルーズも現地が一番安いし、船もたくさん出ている。
「ちょっと高いからね・・」っていう声も何回か聞いたけれど
ここは来る価値のある場所。
心からお勧めしたい地球の裏側です。
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辞書を引くと、
「過去に鍛えた腕前。若いころに身につけた技能」
とあります。
孫悟空ですね。
小学生のころ、100万回ぐらい描いたと思います。
何気なく落書きした紙をテキストに挟んでおいたら、
試験前に講師のクリスティアーノに見つかりました。
怒られる! と思ったら・・・
「オー! ドラゴンボール!!
ソンゴクウ! ピッコロ! マジンブー! クリリーーン!!」
周りのスタッフも巻き込んでの大興奮。
この国でもドラゴンボールは大人気のよう。
白い紙を用意されて「書いて書いて」の大合唱。
しまいには壁に飾ってあるマンタや亀の写真と並んで展示されることに。
ちくしょう、こんなことになるなら、
もっと練習しとけばよかったぜ…。
世界一周ブログ、84日目でした。
Text : はらだいち
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世界一周初心者のヨメブログです
ガラパゴスで自由気ままに3日間過ごすつもりが
怒涛のダイビングライセンス取得合宿となり、
そのままクルーズ出向の日を迎えたわたくし。
ガラパゴス諸島は島々から成っているので
距離のある島々を船で回りながら過ごすのが一般的。
地球の歩き方に「混雑時にはクルーズは半年前から埋まることもある」なんて
脅し文句が書いてあるものだから、私たちも 2か月前から手配を初めて
プロモーション料金(どっかになにか欠点があって安くなっている)が出ていた
その時の最安値のツアーを申し込んだ。
3泊4日でサンタクルス島、サンタフェ島、エスパニョーラ島、
フロレアナ島、ノースセイモア島の5島を回るツアー。
かのダーウィンさんが「それぞれの島によって種が別の進化を遂げている」と言った通り
それぞれの島には多くの異なる動物が生息している。
ゾウガメを見るならサンタクルス島がいい、とか
フラミンゴを見るならフロレアナ島がいい、など目的によって島が変わってくる。
私たちの乗った船はGOLONDRINA号という16人乗りの小さいほうに入る船。
大きい船は100人以上乗れるし、外から見る限りタイタニックよろしくかなり豪華。
小さい船は波にあおられ揺れるけれど、小さい島にも寄ることができるし、価格も半額くらいで済む。
部屋は狭いけれど、プライベートバスルームもあるし、料理もバイキングでおいしいし、
有料だけどビールもカクテルもあるし、
バックパックで世界一周している私たちにとっては豪華と言える今回のクルージング。
一緒に乗り合わせたフランス人の76歳のおじいちゃんと話したり、
オランダ人のおせっかいな陽気なおじさんと乾杯をしたりしながら
潮風を浴びながらデッキで夕日を見て、
夜は360度水平線で星空に囲まれるという初めての経験をして、
ミルキーウェイや南十字星や、
南半球ならではのひしゃくが日本と上下逆さまの北斗七星を見て
優雅ともいえる4日を過ごしたのでした。
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