世界一周ブログ -  2011 7月

muko

アーカイブ: 7月, 2011

  • モロッコ総括

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    いよいよモロッコともお別れ。カメラ内部にゴミが入っちゃったみたい…。

    世界一周ブログ147日目。
    今日は10日間滞在した「モロッコ」という国について総括します。

    入国するやいなや、タクシー・ドライバーに  “ボラ” れ、
    「南米。いや、それ以上の曲者」 と早々に認定されたモロッコおよびモロッコ人。

    それからモロッコ4都市を10日かけて周遊してきた最後に思ったことは、
    「基本的に皆、嘘つき。だけど、皆、実はいい人である」 ということです。

    僕はインドには行ったことがないけれど、きっと同じようなこんな感じなのでしょう。

    言葉は悪いけれど、スキあらば「貪り獲ろう」としてきます。
    レストランでも、観光地でも、バス会社でも、トイレでも。
    至る所で、100円弱の小銭をめぐる争奪戦が繰り広げられます。
    たかが100円程度なのだから、気にせずあげちゃえばいいのだけれど、
    「騙されている」と分かると、例え1円だって渡したくなくなるんですよね。

    でも、モロッコ人の温かさにも触れました。

    サソリ事件では、ガイドが「こっちの問題」と注射代を肩代わりしてくれたり、
    宿まで案内してくれた少年に(嫌々)チップを渡すと、「いらない」と断られたり、
    ハマムで右往左往している僕に、入浴の仕方を親切に教えてくれたり…。
    困っている時には、おせっかいなぐらい親切にしてくれます。

    南米のように「力技」で金品を奪いにこない分、旅はしやすいかもしれません。
    ただ、もしこれからモロッコに行く人がいらっしゃいましたら、
    落下物サソリ投石テロにはくれぐれもご注意を…。

     

     

     

    はらだいち

     

  • 宿48 : Pension Palace @タンジェ(モロッコ)

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    名前のわりには、庶民的。なかは迷路のように入り組んでいる。

    本当はマラケシュを経ったその日のうちにスペインまで抜ける予定だったのですが、
    時差の関係で、スペインに着くころには夜中になってしまうことが発覚し、
    「だったら安いしモロッコに泊まろう」と、海の玄関口「タンジェ」に一泊することに。

    駅からグランタクシーに乗って港の広場に着くと、
    「ホテル? ついて来い!」と、半ば強引に客引きに捕まりました。

    ぐんぐん進む客引き。

    無視して違う宿に入ると、慌てて戻ってきて、「そこじゃない!」と怒られます。

    いや、お前の言うことを聞くと誰が言った?

    そんなやり取りが何回か続きましたが、

    最終的には客引きを“巻いて”、この宿に決めました。

     

    ■ツインルーム(バス・トイレ付き)…10点満点中、5点
    寝具 ★★☆ 実に安そうなパイプベッド(シングル)が2台。
    設備 ★☆☆ 温水が出るだけありがたい。WIFIなし。蚊が多すぎる。
    立地 ★★★ 港に近く、食事処やキオスクにも近い。
    接客 ★★☆ おせっかいに感じるぐらいなのは、モロッコ人の気質かも?
    価格 ★★☆ 180DH(約1800円)/一室。たぶんもっと値切れたな、ココ。

     

    とにかく、蚊が多かった宿。

    僕はオデコがえらいことになりました…。

     

    オデコ、サークル状に6発刺されました。こんなことってある!?

    はい。マイブームの見取り図です。なかなか上手くならない…。

  • 宿47 : Riad Anya @マラケシュ(モロッコ)

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    屋上から撮影。中庭にはプールもあります。

    「マラケシュではのんびりしよう」
    フェズにてモロッコ旅行の行程を考えている時、そう決めました。
    結局サソリ事件のせいで、砂漠でものんびりすることになったのですが…。

    それはさておき、宿泊地としてヨメが選んだのは、
    「フナ広場」から10分ぐらい南に下った場所にある
    隠れ家的なアコモデーション。

    ここが実に素晴らしかった!!

    新婚旅行で使えそうな雰囲気&クオリティなり。
    確かに、1000円ちょっとで泊まれる安宿と比べれば数倍もするけれど、
    たった6000円でかなりリッチな気分になれるので、
    長旅の真っ只中にいるバックパッカーには逆にオススメです。

     

    ■ツインルーム(バス・トイレ付き)…10点満点中、8点
    寝具 ★★★ シングルベッドが2台、繋がっている。これが寝やすくていい。
    設備 ★★★ 冷房、温水シャワー、タオル、シャンプー、WIFI…。完璧。
    立地 ★★★ メディナ内なれど、周りに宿は少ないため夜も静か。
    接客 ★★★ 時間前なのに朝食を用意してくれた。きめ細かい対応に感謝。
    価格 ★★☆ 630DH(約6300円)/一室(朝食付き)。高級ホテルだな。

     

    安宿ばっかりだと、ちょっと心が荒んでくるんですよね。

     

    はらだいち

    今、ハマッているお絵描き。もはや趣味になりつつあります。

  • モロッコで美容院

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    世界一周初心者のヨメブログです

    日本を出てから5か月が経過。
    髪の毛もだいぶ伸びた。
    ペルーで奮発して4000円もするヘアカットはさみを購入して
    未経験者のくせにムコとお互いの髪を切りあっていたのだが、
    切りたては「私、案外できるじゃん」と自画自賛だったものの、
    しばらくするとふたりともバサバサのまとまりのないカツラみたいな髪型に。
    なんかシルエットが地肌から浮いてる…。

    髪の毛って「切りたい」と思った時に切りたい。
    シルエットが悪化してきて「切りたい」と思った時期が、モロッコでした。

    町で見かける女性はみんなベールをかぶっていて髪の毛を出していない。
    たまにベールをかぶっていない若者を目にするけれど
    肩下まである長い黒髪をおろしただけのシンプルな髪形。
    パーマとか色を変えたりとか、ショートカットの人なんかは見かけない。
    果たしてモロッコの美容院技術やいかに?!

    ちょっとイケてそうな看板発見!いかに・・・?!

    町中にちょっと最新っぽい髪型の美容院の看板を発見。
    出口で様子をうかがっていると、なかから肩くらいの長さで
    シャギーをたくさんいれた髪型の女性客が出てきた!
    お、これは多少の期待が持てる!

    小さな美容院の扉を開けて2階へ上がると、
    店内には30人ほどのお客さんと5人くらいの男性美容師さん。
    カットだけでなくヘアアレンジやメイクアップ、
    ボディエステ、つけまつげまで美容に関するありとあらゆることが
    できるようになってる!
    私が行った日は日取りがいいのか、町で9つも結婚式があるとかで
    店内はヘアアレンジとメイクアップのお客さんでごった返していた。
    肌露出がダメな町中とは一味違うラフな恰好の女性も多く、
    チューブトップを来ていたり、ヒールを履いていたり。
    手に手に持っているハンドバックはヴィトンだったり
    コーチだったり…。
    店内では確実に私が一番貧乏くさい恰好。

    ムコ女性客しかいない店内で、初めての美容院を思い出しながら散髪中

    メイクはじっくり時間をかけて目のふちをキレイに黒く囲んで
    もともと大きな目がさらにバッチリな目に。
    ファンデーションも元の肌が全く見えないくらいにべったり塗っているけれど
    この濃いメークもちゃんと似合っちゃうのがすごい。
    髪型は銀座や歌舞伎町のお姉さまがたにも負けない
    豪華絢爛な盛り盛りヘアー。
    みんな手鏡片手に出来栄えをチェックしていて、
    あれこれ注文つけてやり直したりしてもらってる。
    エステやつけまつげも順番待ちの列ができてる。

    アラブの女性も実はみんな本当にオシャレ。
    普段はベールの下の肌は目にしないけれど
    映画「SEX AND THE CITY」にも黒ベールの女性が
    実は下にカラフルな服を着ていた、というシーンがあったように
    オンナゴコロは世界共通なんだなー。

    エクステたっぷりの盛りヘアー☆

    あ、髪型はというと、アラビア語しか通じない美容師さんに
    居合わせた英語が話せる女性客が通訳をしてくれて
    「おまかせのショートカット」でお願いをして
    このようになりました。
    前髪、みじかっっ(笑)
    すきばさみでバッサバッサと軽くしてくれて
    ちょちょいと普通の髪切りハサミで仕上げてくれました。

    次はインドあたりでヘアカットチャレンジしよう♪

    すきばさみでザクザク切ったから少年みたいに髪の毛がつんつん出ちゃってる(^^ゞ そして眉毛が全部出ちゃう前髪の短さ。この髪形になってから街中でしょっちゅう「ニイハオ」と言われるようになりました

    *旅メモ*
    モロッコ、フェズの駅からすぐの美容院

    『Secret de beaute』
    Av.Lalla Asmae,imm4,FES
    tel:05-35-94-1558

    シャンプー+ヘアカット 150DH(約1500円)

    撮らせてくださいって言ったら「いいわよ~」と笑顔で応えてくれた こんなメイクが似合うのがうらやましい

  • ペンション・パレス

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    この中庭は、映画のロケで使われたこともあるらしい。

    ちょっと暗い話題が続いたので、

    キレイな写真で世界一周ブログ145日目を締めくくります。

     

    こちらはタンジェという街のメディナ(旧市街)にある

    「ペンション・パレス」という安宿。

     

    この中庭は、映画でも使われたことがあるんですって。

    なるほど、午前11時の光の入り方は美しい。

     

     

    はらだいち

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