世界一周初心者のヨメブログです
イタリア南部のエオーリエ諸島3日目のテーマは
“ぐだぐだする!!”
歩いて5分のビーチで泳いで、
ひたすら料理を作ってはつまんで過ごしました(笑)
まあ、ひとつの贅沢です。
レストランでの食事が続くと
メニューにはない食べたいものがどんどん増えてくる。
あと、メニューにはあっても高かったりすると躊躇しちゃうし。。
しかーし、キッチンがあればなんでもできるー。
ムール貝の酒蒸し、辛いペペロンチーノ、野菜サラダ、
ポルチーニ茸のクリームパスタ、カプレーゼ、
焼き野菜のオリーブオイル漬け…ってだいぶ食べたな・・。
食べ疲れて眠って、翌日はツアーでパナレア島とストロンボリ島へ。
パナレア島は小さな島ながら家々の風景がかわいらしい。
白い壁に青い扉、まっピンクに咲き乱れるブーゲンビリア、
そしてその向こうに広がる蒼い海と空~♪
お金持ちそうな家のきれいに整えられた庭々を撮りまくり。
「こんなところに住めたらなー」というムコ。
私に異論はございません、がんばって稼いでくだせぇ。
ツアー途中でフェリーは透明度の高いパナレアの沖で停泊。
なぜかというと、数メートル下まで見通せる海へ
フェリーの上からドボーンと飛び込む時間なのです。
自称素潜り名人のムコが潜ってみたものの海底へはたどり着かなかったそうなので
深さは5m以上あると思われるけれど、こどもも浮き輪を持ってドボーン。
岸からはるか遠い海のど真ん中で開放的遊泳を堪能。
フェリーから海に沈みゆく太陽を見て、
そのまま現在も噴火活動中のストロンボリ島を船上から眺める。
夜になると噴火の火が闇にはっきり見えるので観光スポットになっていて
たくさんのフェリーが海に浮かびながら噴火の時を待つ。
15分くらい待機していると、
ドカーーン!
音は想像だけど(笑)、
燃えるようなオレンジ色のマグマが山頂から数十メートル噴き出した!
山肌を転がり落ちるマグマの玉っころ。
初めて生で山が噴火するところを見た。
フェリーは指笛と拍手と大歓声。
噴火で拍手なんてちょっと不謹慎な気もするけど、
この島は片側のみにマグマが流れておちていて反対側にはたくさん人が住んでるし
海岸はビーチが点在してホテルも立ち並ぶ一大観光地なのだ。
火口近くまで登る登山道もいくつも用意されている。
どういう摂理か分からないけど、危険ではないということなんだろう。
その後も10分間隔くらいで小さめの噴火が続いて、
グレーの粉じんを噴き出しては風に乗って裾まで流れ落ちていった。
どっかの映画で見たような、ディズニーシーのセンターオブジアースのような、
でも不揃いな勢いの火柱が一地点から何本もまっすぐ縦に、
地球の中心から天空へ向けて吹き上がる様は
やっぱりエンターテイメントとはどこか違って脅威をおぼえた。
ストロンボリの山は1000メートル近くあるんだけど
その中をマグマが地下から山頂までのぼってると思うと
なんか、かないません、って思った。
*旅メモ*
パナレア島とストロンボリ島を巡るツアーは各社から出ていて
リパリ島を14:30出発で22:30戻り。
私たちの参加したツアーは35ユーロでした
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