世界一周ブログ -  2011 8月

帰国後

アーカイブ: 8月, 2011

  • 生徒、個人、家族

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    世界一周初心者のヨメブログです。

    パリのシンボル、エッフェッル塔。天気がちょっと残念。凱旋門とエッフェル塔を一緒に作っちゃえばよくない?っていう発想でできた大阪の通天閣はすごいとこの景色を見ながら思った。

    モンサンミッシェルからパリへ電車で移動。
    ムコもブログに書いているけれど
    パリで高校2年生の担任だった先生と会った。

    サッカー部顧問としての先生は厳しいとの話も聞いたこともあるけど
    私にとっての先生は型にとらわれないざっくばらんな先生だった。
    私の恋愛話なんかも好きで、しょっちゅうムコの情報を私に密告してくれていた。
    「いま大智は廊下でほかの女の子と話してるぞ」とか
    「1年生の女子たちと親しげだったぞ」とか(笑)
    たしかあれは高校2年の秋。放課後の掃除の時間。
    どこからか私たちがつきあっているという情報を得た先生は私に「本当か?」と尋ねてたので
    そうだと答えると、「大智にも確かめてくる!」と
    そのまま掃除中の教室を大股でずしずしと出ていった。
    数分後「本当だった」と嬉しそうに戻ってきた。

    ムコからその時の様子を聞いたところによると
    突然掃除中の教室のドアが開かれ、生徒がいっせいに入口を見ると
    先生が立っていて体育教師らしい大きい声で
    「おまえは牧と付き合ってるのか?」と聞いてきたらしい(笑)
    否定するわけにもいかず、ほうきを手にしたまま「はい」と答えたそう。

    それ以来、先生は何かと私の味方でいてくれたように思う。
    恋愛も、人生も。

    初海外の先生とそのご家族とご飯をご一緒させていただいた。
    海外で過ごす家族の貴重な時間を共有させていただけたこと、
    こうして大人になってからも連絡を取らせていただいていて
    “先生”という枠を超えて“個人”としておつきあいさせていただいていること、
    そして、“個人”よりもちょっぴりコアな
    “家族同士”でもおつきあいさせていただけたこと。
    私は幸せ者だなぁ。
    先生、ありがとうございました!

    日本を出て半年。このバックパックしょって元気に旅してます!

  • @ルーブル美術館

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    ルーブル美術館には、こんなにかわいい展示品も。

     

    このシーンで大理石を削ろうと思った古代ギリシア人、なかなかやりよるわい。

     

  • 宿73 : ITC HOTEL @アムステルダム

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    史上最低の部屋! コスパが悪すぎでした。

    パリからアムステルダムへは、長距離バスで一気に移動!

    そこからアイルランドに飛ぶつもりが、

    偶然にもナカジマくんがアイルランドに帰ってくるということで日程変更。

    1週間ほどオランダ&ベルギー滞在を伸ばして、

    アイルランドで再会することになりました。

    これはうれしい!!

     

     

    で、アムスの宿のお話ですが、

    インターネットで調べる限り、アムステルダムの宿はどこも高い!

    この時期だし、ある程度割高なのは分かるけど、

    僕らが泊まった宿はあまりにもひどいものでした。
    2泊で172ユーロ。約2万円です。

    ヨーロッパでは一人3000円ぐらいを目安にしているから、約1.5倍の価格。

    それなのに風呂&トイレなし! しかも朝食は別料金。

     

    部屋の広さは…、うーん、どれぐらいだろう。

    クルマ1台分ほどですかね。とにかく狭く、長細い。

     

    それだけならまだしも、ひと回り小さいベッドには

    前客のものと思われる髪の毛がチラホラ。

    おい、ちゃんとシーツ洗っとんのかい。

     

    インスタントコーヒーや砂糖などが入ってる容器はホコリだらけ。

    マドラーもホコリまみれだから、とてもじゃないけど使えない。

    こら、それぐらい掃除せんかい。

     

    防音設備なんて皆無なのでしょう。

    夜になれば、他の部屋の話し声や喘ぎ声が筒抜けです。

     

    これ以上被害者を増やさないために、今回ばかりは

    トリップアドバイザーのレビューを書くことにします。

     

     

    ■ダブルルーム(バス・トイレ別)…10点満点中、1点
    寝具 ☆☆☆ 狭い。そして汚い。
    設備 ★☆☆ 無料WIFIあるも、受信は2階まで。
    立地 ★☆☆ 中心部にはやや遠いが、見所は歩いて回れる。
    接客 ☆☆☆ 別館にはスタッフがいないため会話ができない。
    価格 ☆☆☆ e90(約1万円)/一室。ありえない高さ。

     

    価格が40ユーロだったら全然いいんだけどなあ。

     

    次はロッテルダムを経由して、キンデルダイクに行ってきます。

     

     

    世界一周ブログ / はらだいち

     

    オランダといえば、ハイネケン。博物館に行ってきました。

     

     

     

     

     

    宿73 : ITC HOTEL @アムステルダム
  • モンサンミッシェルを歩く

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    世界一周初心者のヨメブログです。

    シュトゥットガルトで妹とはお別れ。
    彼女はこのあとひとりでチェコのプラハでお買い物天国して帰国するんだそう。

    ということで、再びふたり旅に戻りました。
    なんかちょっと新鮮(笑)
    物価の高いヨーロッパを駆け抜けろ!ということで、
    どんどん行きます、次はフランス!!

    13世紀からここに佇んでるモンサンミッシェル。修道院です

    フランスは日本の新幹線よりも早いTGVという
    時速300kmを超える高速列車が走っているので移動も早い早い。

    ドイツからパリをぐーんと通り越して、フランスの北西のレンヌという町まで高速移動。
    このレンヌになぜ来たかというと、海に浮かぶ修道院、モンサンミッシェルを見るため。
    10年前にフランスに来た際も見たかったんだけど、
    パリからちょっと遠いところに位置するため行けなかったんだよね。
    レンヌからバスに1時間ちょっと乗って行くこともできるんだけど
    ネットで調べてみるとどうやら最寄駅のポントルソンが田舎の雰囲気でのんびりできるらしい。
    ならばこのポントルソンでボケーッと過ごそうじゃないか。

    ポントルソンからローカルバスに揺られてモンサンミッシェルへ。
    車窓から見える風景は、川がたゆたゆと流れ、
    川辺に野あざみや野菊やマーガレットが咲き乱れ
    風車がひとつポツンと草原に立ち、
    晴れ渡った空の下、サイクリングの人々が走り抜けていく。
    その先に浮かび上がってくるモンサンミッシェル。

    きっとこのお城(修道院)の正しい見方は、
    お城へと続く自然の中をサイクリングや道草しながら歩いて
    遠くにぼんやり、そして徐々にくっきりと浮かんでくる
    その姿を楽しむことなんじゃないかな。

    バスの車窓から見た風車があまりにきれいだったので、翌日徒歩で往復3時間かけて風車を見に散歩へ。そんな時間もたのしい風景たち。

    昔は海の中に立っていて、干潮時のみモンサンミッシェルへの道が現れるという
    なんとも幻想的な立地だったそうだけれど、
    今はバスもふもとまで行けるようにいつでも海に埋もれない道が
    つながってる。
    満潮時にはちょっとだけ、見ようによっては、海に浮かんでるように見える、かな。

    8月のモンサンミッシェルは絶賛混雑期でもう、人、人、人!
    城内に入るための狭い通路やお城のすぐ下にある土産物街は竹下通り状態。
    初詣みたいに少し進んでは止まり、、、。
    内部はすでにお城をいくつか見ちゃってる私にとっては、感動!とはいかなかったけど、
    外部から見るモンサンミッシェルははやっぱり素敵。
    まわりに何にもなくてぽっかり、でも悠然と立つこの修道院はやっぱり美しい。

    帰り道は、バスから見た風景の中を2時間てくてく歩いたのでした。

    徒歩の帰り道。川沿いの花々とモンサンミッシェル。

    *旅メモ*
    フランスをはじめ、スイス、オーストリアは電車代が
    高めなので、ケースによるがユーレイルパスや各国発行のパスが役に立つ。
    バックパッカー旅であればスペインやベルギー、オランダは長距離バスが網羅しているし
    イギリス、チェコは鉄道料金が安かったりする。
    またローコストキャリア(飛行機)も10ユーロくらいから都市間を結んでいるので
    使用の価値あり。

    ポントルソンからモンサンミッシェルへはバスで10分。
    (と言われているが、8月の午前11:00前後は道路がモンサンミッシェルへ行く車で
    激混みで1時間ちょっとかかった)
    ポントルソンからのバスは1日4本程度とネットに書かれているが、
    夏期は30分おきに1本と頻繁に運行していた。

    散歩中の1枚。空が青いから、うん、いい!!

  • “スシ” in パリ

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    「パリでは日本食、特に寿司が流行っている」

     

    それは紛れもない事実なのだが、
    僕らがパリで会ったスシは、寿司ではなく、“寿志”。
    アクセントも少し異なり、“シ”ではなく“ス”が強く発音される。

     

    ほとんどの人にとってみれば「何のこっちゃ」だろうが、
    高校時代の友人諸君ならピンとくるハズ。

     

    そう。

     

    スシはスシでも、サッカー部顧問の小倉寿志(ひさし)先生。
    先生の家族旅行に「合流」させてもらって、お食事をご一緒したのだ。

    ちなみに、「スシ」という親しみを込めた(←ココ重要!)あだ名は
    本人の前では恐ろしくて絶対に使えないので、
    この話題を今回のブログの枕にしてしまったことを、
    早くもちょっと後悔している。

     

     

    (あ、ちなみに今回のブログは多分長くなると思います。)

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