世界一周初心者のヨメブログです。
茶色いエジプトの大地を飛び立った飛行機の窓から。きれーい!ちきゅうまるーい!なんて言ってるこの間に荷物盗まれてるんですがね。
盗まれました。
この世界一周旅、初めてものを盗まれました!!!
事件はケニアからギリシャまでの飛行機搭乗中に訪れました。
エジプトエアーで飛んだのですが、ケニアからの直通便はないため
エジプトのカイロでトランジットをしてギリシャへ。
ギリシャで飛行機の預け荷物を10時間ぶりに受け取ったら、
ムコの荷物のチャックが開けられていて、中の小分け袋が刃物で裂かれている!
あれ??と荷物を探るムコ。
小分けの荷物には洗面具が入っていて、充電式ひげ剃りのふたを外され、戻された跡が。
え?と思って私の荷物も見てみると、スチール製の防犯金網の隙間からチャックが開けられてる!
そして、バックのポーチの中のハードディスクがなくなってるーーー!!!
うわーーーーーーー!!!!!
ポーチにはふたつチャックがあるんだけど両方ともあけられてて
片方に入ってたハードディスクがなくなってる…。
私の過去のデータ写真よ、さようなら。。。
今見たら恥ずかしい写真も多い、と、あきらめるしかないんだけど、さようならっ!
旅の写真はバックアップデータをほかにもとってあるので痛手はないんだけど
荷物を荒らされたことがなによりショック…(T_T)
ハードディスク自体は日本で10000円くらいの商品だから
値段自体はそんなに痛手ではないけれど、
預け荷物に貴重品を入れていた私が悪いのだけれど、
なんかスッキリしない!!!
その一因は、荷物盗難に気付いたギリシャの空港でのスタッフ対応にある。
雨避けカバーをかけた上に、スチール防犯網をかけていた私のバックパック。
これをあけるには、人目に付くところではできないくらいには時間がかかる。
考えられるのはトランジットのカイロ空港。
カイロ空港では荷物ピックアップ場所はおろか、ビザ発行前の飛行機降車場から
なぜか地元の客引きがいる。
通常は乗客か航空会社スタッフしか入れない区域だ。
この荷物ピックアップ場所でトランジット積み替えのため、
しばらく荷物がベルトコンベアー上を回っていたとしたら、この時に違いない。
ギリシャで荷物を受け取って盗難に気づき、その場で空港スタッフにそのことを伝えた。
すると、ある受付デスクを案内された。
そのデスクに行くと、きれいめなお姉さんが対応してくれ
「それならば、出口を出て左のインフォメーションに行けばいいわ」という。
搭乗客が出る出口はいったん出たら中には戻れないセキュリティーになっている。
あやしさを感じたため、私が出口内に残り、ムコが案内されたインフォメーションへ。
でも、そこはどうみても「ツーリストインフォメーション」。観光客案内所でしかない。
やっぱり違う、と戻ってきたムコと再び先ほどのデスクを訪れると
もう一度外のインフォメーションを案内される。
いやいや、違うと思うんだと説明すると、しぶしぶ話を聞いてくれた。
が、ここからが本当にひどい。
預け荷物が刃物で切られて中身を盗まれたから、保険会社に請求するため
盗難証明書が欲しいと伝えているのに
「私はあなたたちが荷物をピックアップするところから見ていた。すぐにここにこなかったではないか。
それは嘘だからではないのか?」だの
「私たちの荷物管理は完璧だ。問題ない。」だの
「荷物の重さを量ってみろ」と言われ、量るとふたつの荷物で27キロ。
預け荷物の引き取りシールには確かに27キロの文字。
「重さが変わってないから、嘘をついてるのではないか?」とのたまわる。
日本のハードディスクは進化してるからひとつ250グラム程度なんだよ!
その小数点切捨ての量り方じゃわかるはずあるまい!!
あまりの態度に頭に来たので、「NO!!!」とあれこれ伝えると
「私のほうがあなたたちの英語より優れているのだから、静かにしなさい」と言いやがった!
英語力がいまの流れに関係あるのか?!?!
言いたいことは伝わってるだろうに!!
キーッ、もっと文句の英語を身につけておけばよかった。
結局、すったもんだしていると、もう少しお年を召した紳士スタッフが登場して、
スラスラと紛失証明書を作ってくれた。
3日間は盗難ではなく紛失ででてくる可能性があるから紛失証明書なのだそうだ。
まぁ、出てきやしないけどな、と毒づきながらも紳士の対応をありがたく思う。
紛失証明書じゃ保険きかないから、またこの紙持って、
盗難証明書の発行のために格闘しなきゃ。。。
エジプト航空め…!!
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