世界一周ブログ -  2011 9月

帰国後

アーカイブ: 9月, 2011

  • キリンにタッチ

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    世界一周初心者のヨメブログです。

    サファリからナイロビへの帰り道、ガイドのアムスが八百屋さんに寄り道。バケツ一杯のじゃがいもとトマトを買ってました。市内で買うよりも安いんだって。このあたりはたまねぎだけ山積みにして売ってる屋台が50こくらいあった。玉ねぎだけって…。名産なんだろうか。

    アンボセリから車で5時間。
    車窓から見る風景はどんどん変化していき、
    サバンナからゾウの糞を固めて作ったマサイの家々、
    それからトタンで作られた家々、
    そしてナイロビ近くなると近代的なビルの数々。

    ナイロビのTUSKERビールです。ゾウのラベルがかわいい。この1本500ミリで200円くらい。

    ナイロビのホテルでガイド兼運転手で6日間を共にしたアムスと別れた。
    そして、夜は旅行会社スタッフオススメという
    隣のサグレットホテルに現地料理のニャマチョマを食べに。
    ニャマチョマはいわばケニア風焼き肉。
    ヤギが主流で、店内に並んだガラスケースから肉を選んで
    炭火で45分かけて焼いてもらうスタイル。
    私たちはヤギのヒップ(約800円)を選んで、
    現地ビールを飲み、プレミアリーグを大画面で見ながら焼き上がりを待つ。
    現地のお客さんも多く、盛り上げりを見せている。
    アフリカ選手が多く活躍するプレミアムリーグはケニアでも人気のスポーツのようだ。
    試合はマンチェスターユナイテッドvsチェルシー。
    どうやらみんなマンUファンらしい。
    マンUがゴールを決めると
    みんなが立ち上がって喜びを分かち合う。
    私たちも一緒にサッカー観戦をしながらビールをチビチビやっていると
    そこに焼きあがったヤギの尻が。

    サグレットホテルのニャマチョマ屋さん。みんなサッカーに夢中。マンUがゴールするとひと盛り上がり。

    これがおいしー!!
    ヤギって沖縄料理とかで食べるけどちょっと臭いってイメージだったけど
    シメてすぐの新鮮なヤギは臭みなんか全然なくておいしいのだ。
    ただ焼いただけの肉につける塩も天然塩っぽくて妙においしい。
    これはナイロビ人気の料理店というだけある。

    ミルクを飲む子ゾウ。まだ2歳未満。

    翌日はナイロビ市内にある2歳までの孤児のゾウを飼育しているアニマルオーファネッジと
    キリンに餌付けできるジラフセンターに行ってきた。
    私の愛するゾウが、間近で見られるこの施設。
    ミルクを飲む姿や砂浴び、水浴びの姿にもう大興奮。
    子どものゾウはまだまだ無邪気。
    係員の首に鼻をまきつけたり、たまに観客に向かって遊びに行ったり。
    たっぷりかわいさを見届けて、キリンの集まるジラフセンターへ。
    ここではキリンの目線で餌付けができる。
    ギャー、キリン、間近で見るとかわいい☆
    目がパチクリ☆☆
    手からの餌付けでは飽き足らず、餌を口にくわえて待つと…
    キリンからのキッスがもらえる。わーい!
    キリンの舌は木の葉が食べやすいよう、ザラザラしていて
    口周りをなめられるとアルミタワシでなでられたようにざらつくけれど、
    キッスはもらいたいー!
    結局、6回ほどキリンにキスしてもらいました。満足☆
    キスのたび、ながーく伸びるキリンのよだれにムコ、ドン引き。
    近寄るな指令が出ました。

    ギャー。かわいい!!まつ毛ながっ。目大きいっ。舌ながっ。

    アフリカは何度でも来たい大陸。
    また10年後にアフリカに呼び出されてこの地を訪れて圧倒されるのだろうな。

    やんちゃざかりなのでサッカーも大好き。人間は足2本だけど、ゾウは前後両足のほかに鼻も使えるからお得だなぁ。フィジカルもしっかりしてるし。

    土浴びで体の汚れを落とします。大人のゾウは器用に鼻を使って土を体にかけるけど、子ゾウは思うが儘に土に体を摺り寄せていきます。この子なんかもう、土下座みたいになっちゃってる。

    餌が欲しいのかい?ほれほれ。スタッフから配られる餌をちょくせつ餌付けできます。彼女の名はローラ、このジラフセンターで一番ののっぽきりんです。

  • 釣り師、牧。

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    サントリーに島には、こんな可愛らしい教会がたくさん。写真を取りまくっていたら事件が起こりました。

    世界一周ブログ、相変わらず231日目。

    前回の続きです。

     

     

    サントリーニ島の街を歩きながら、

    冒頭の写真にあるような教会を撮影していました。

     

     

    この島の街は、まるで段々畑のよう。

    斜面を利用して家が建っているんですね。

     

    あ……。いけね。

     

    約5m下の家のテラスにカメラのキャップを落としました。

    青い袋の左にあるのがそれです。

     

     

    見たところ誰もいないなあ。

     

    取りにいっちゃおうかなあ。

     

    いやいや、ダメでしょ。

     

     

     

    周りの人に「ここの住人は誰?」と聞いても、

    「男の人が一人で住んでる」とか、「よく分からない」とか、そんな答えばかり。

    「すいませーん!」とノックしても誰も出てこない。

     

     

    うーん、こまった。

    実はこのカメラはヨメのものなので、

    「いいよ、いいよ。諦めよう」とも言いにくい。

    うーん、こまった。

     

     

    でも、どうしようもないので、

    「弁償するから、諦めさせてくれ!」と言うと、

    「じゃあ、釣ろうよ!」とヨメ。

     

     

    ????

     

    釣る???

     

     

    彼女いわく、

    糸とテープを用意  →  垂らす  → キャップをくっつける  → 上げる

    らしい。

     

     

    いやいや、無理でしょ。

     

     

    風も強いし、距離もあるし。

    何より的が小さすぎる。

     

     

    でも、時間はたんまりあったからトライさせてみることにした。

     

     

     

     

     

     

    釣れた。

     

    5m下にある、直径3cmのキャップを1発でしとめた女。釣り師や…。

     

    つれてハシャいでいたら、

    中からイカツイおっさんが出てきたから

    「ハロー」って言って逃げた。

     

    いやいや、

    あんなに呼んだんだから最初に出てきてよ。

     

     

     

    はらだいち

  • Σαντορίνηと書いてサントリーニと読む

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    崖の上に街があるのがサントリーニ島の特徴です。

    世界一周ブログ231日目は、Σαντορίνηからお届け!

    ちなみに、Σαντορίνηは「サントリーニ」と読みます。

    読めそうで読めない、ギリシャ文字。

     

     

    青いドームの教会は、この島の景観をさらに美しいものにします。

    スペインのミハスも「白い街」として有名ですが、

    こちらも負けてません!

    エーゲ海の蒼さと、建物の白。

    まぶしすぎて、サングラスなしでは目を開けていられないほど。

     

     

    あまりにもキレイな街だったから、「一緒に写真とろう」という気分になります。

     

    気持ちよく街を散策していましたが、

    その時、事件が…。

     

     

    次回に続く。

     

     

     

    はらだいち

  • アンボセリ国立公園にてサファリ

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    世界一周初心者のヨメブログです。

    今日もサファリでございます~。オリンパスの一眼レフで撮影中。

    ナクル湖から車で9時間!!!
    1日がかりでアンボセリ国立公園まで車で移動した。
    大学の卒業旅行ではマサイマラからアンボセリまで
    セスナでブーンってとんだから30分くらいだったけど、
    あれはリッチな旅だったんだと実感(^^ゞ

    アンボセリはアフリカ最高峰の山、キリマンジャロが一番きれいに見える場所。
    そして、ゾウの王国でもある。
    ゾウは私が大学1年の時のゼミの研究テーマにしたほど好きな動物。
    あの立ってる時のゾウの揺らぎは見ているだけで人間を癒す力があるんだよ。

    朝日とゾウファミリー。

    マサイマラとは打って変わって、緑ではない茶色の乾燥した台地が広がる。
    ところどころにキリマンジャロの水がわき出て、沼地を作る。
    木もあまり生えていなく、茂みも少ない。
    ここが乾燥した土地なのにはいくつかわけがある。
    そのうち一つはゾウの存在だ。
    象牙の密猟に追われたゾウたちがあちこちから大量にアンボセリに逃げ込んできた。
    そして、ゾウ達の食事、緑の草が食べられ、こうした乾燥大地になった。
    いつだか理科で習った食物連鎖。
    ひとつ崩れると全体がガラガラと音を立てて崩れていく三角形。
    果たして、私のめちゃ高かった実印は象牙ではなかったかとゾッとした。

    上手(右側)から登場して下手(左側)でクルッとターンして上手に退場されました。カンペキです!

    アンボセリについた日、それはそれはきれいにキリマンジャロが見えた!
    夕日に照らされて、ドデーンと佇んでた。
    その前をキリンがモデル張りにウォーキングしてくれた。
    右でカメラ目線でポージング、しばらく歩いて左でくるっとターン、
    そして再びカメラ目線でポージング。
    そしてそのまま歩いて行かれた。
    あんた、その舞台上での動き、分かってるねぇ。
    そのままモデルになれるよ、足長いし。

    シェフがご飯作り中。これがうまいんだっ。

    ある日の昼食。この緑の葉野菜のいためものが塩っぽくて、野沢菜みたいでパスタとあえるとそれはそれはおいしい。野菜も肉も炭水化物もたっぷりとれるメニュー。

    キャンプ生活ではキャンプ場で料理を作ってくれるスタッフがいる。
    電気もガスもないキッチンで、薪で調理が行われる。
    炭火焼のトーストも、スープも、野菜たっぷりのカレーみたいな炒め物も、
    どれも最高においしかった!!
    ローカルフードが一番おいしい!
    アンボセリで料理を作ってくれる男性スタッフふたりが稀にみるお調子者(笑)
    料理を出すときもいつもウソばっかり。
    「ダチョウの子供を先ほど手で?まえてきました。そのソテーです」(←鶏肉のソテー)
    「これはヒョウの皮を焼いた代物です」(←ただのパンケーキ)
    紅茶の「ティー」を変な声で発音するのが彼らの流行みたいで
    「ティー」は飲むか?と聞いては笑ってる姿が印象的だった。
    彼らはコックとしてこの乾燥した台地にふたりきりで住んでいて
    観光客の少ない5~6月の雨季のみ別の場所で住むんだそう。
    完璧に英語が通じるわけじゃないんだけど、私の英語も完璧じゃないから
    お互いアクションを付けて会話をする。
    MAKIはまだいいんだけど、DAICHIは発音しにくく覚えにくいみたいで
    結局彼らは私たちのことをずっと「こんにちは」と呼んだ。
    「こんにちは。来てごらん」
    とのことで行ってみると地面に空いてる穴を木の棒でほじくってる。
    ほら、と見せてくれたのは頭にはさみを持った小さな虫。
    穴を掘って暮らしてるんだよ、とのこと。挟まれると痛いの、ほら、と挟まれてみせる(笑)
    異様に陽気なふたりのおかげでキャンプ生活も笑いに満ちていた。

    土に開いたアリの巣みたいな穴をほじくるとハサミを持った小さな虫が出てくる。いい大人が朝から虫釣り遊び中。

    アンボセリでのキャンプも楽しく2泊が過ぎ、
    いよいよナイロビ市内へ車で5時間かけて戻ります。
    また来るゼ!アフリカ!!

    以下、3枚色味無修正写真。このサバンナの朝日の空の変わり具合。360度地平線で、太陽がのぼるとぐわわーっとまわり中の空の色が変化していく。

    あたりが紫に染まる。ほんの一瞬の色。

    まぶしくらい赤い。

    マサイマラと違ってアンボセリのキャンプ場には見張りの戦士がいなかった。ランプはともしてあるものの、夜中に何かがやってきた。草をはむ音で夜中に目が覚めた。隣のテントに体が当たる音がしてたから、かなり近かった~。テント出てライオンに食べられたら松島トモ子になっちゃうので、物音を派手に立てながらテントからライトを照らして追い払った。朝起きたら、テント周りにこのひづめの跡。さてはインパラかガゼルあたりだな。こわかったよ~。

  • 宿82 : Pergamos Hotel @アテネ

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    狭いけど何だか快適なホテルでした。スタッフは皆親切!

    「どうせならエーゲ海の島で過ごす時間を増やしたい!」と、
    ギリシャの首都アテネは、実質1日だけ滞在しました。

    通常、滞在日数が少ない時は観光スポットの近くか駅の近くに宿を取るのですが、
    7月、8月のヨーロッパ旅行でかなり金を使いすぎてしまったため、
    「節約せねば!」と、安い下町エリアを選択。
    事実、宿周辺は肌がピリッとするような暗い雰囲気でしたので、
    女性一人旅の方は避けた方が無難かもしれません。

     
    ■ツインルーム(バス・トイレ付き/朝食付き)…10点満点中、8点
    寝具 ★★☆ 狭めの古びたシングルが2台。なぜか寝やすかった。
    水周 ★☆☆ とにかく狭い。欧米人、この大きさで入れるの?
    設備 ★★★ 冷蔵庫、ドライヤー、冷暖房、金庫など一通り完備。
    WIFI ★★★ 無料で全室使用可能。速度もなかなか速いです。
    立地 ★★☆ 治安の悪い下町にあるが、周りの食堂が格段に安いので一長一短。
    接客 ★★★ ストでタクシーがなく困っていたが、見事な手際で助けてくれた。
    価格 ★★★ e30(約3150円)/一室。この価格は驚異的!

     

    立地と水周り以外は、ほぼ完璧。特に受け付けの対応が素晴らしい!

    というのも、朝6時出発でフェリー乗り場に行くことになっていた日は、
    ストライキによって、電車、バス、タクシーなどの“足”がないことが発覚。
    困り果てて、「どうしよう…」と相談すると、
    「俺が何とかするから、6時にロビーに来てくれ!」と頼もしいお言葉!!

    翌朝、手配してくれたタクシー(ただし屋根のサインなどを外した状態)で
    無事フェリーが発着するピレウス港まで行くことができました。

     

    サンキュー、兄ちゃん!

     

     

    はらだいち

     

    観光客が多い通りはこんなにキラキラしているが、ホテル周辺は何だかじっとり。

     

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