世界一周初心者のヨメブログです。
ブッダガヤの路上のシール屋さん。傘の内側にシールが並べてあって、おじさんはたまにこれを以て移動しながらシールを売り歩く。2枚買って4ルピー(6円)だった。購入の様子を撮ろうとカメラを取り出したら周りにいたお客とお店のおじさんがカメラ目線でポーズ。いやいや、あなたたちを撮ろうと思ったんじゃないんですけど。。
ブッダガヤを後にして、いざインド鉄道で首都デリーへ!
ガヤ駅からニューデリー駅までは速い列車でも11時間かかる。
日中移動だと丸1日潰れちゃうから、夜行列車を選んだ。
宿代も1日浮くしね。
夜22:54ガヤ駅発のクーラーと食事つきの寝台列車を予約。
超貧乏バックパッカー旅なら迷わず地元の人と同じクーラーなしの
座席車両なんだろうけど、辛いのイヤなの(*^^)v
インドの鉄道は夜中もバンバン走ってる。
3時発とか4時発とかもざらで、みんな駅や駅まわりの道路にごろーんと寝転がって
列車の時間を待ってる。
だから駅にたどり着くまで、寝てる人を踏まないように気を付けながら
寝てる人と人の隙間を歩いてかなきゃならない。
インド鉄道の駅構内掲示。いやいや、全く読めません。だいたいこの時刻通りに電車動いてないし。
やっと駅にたどり着くも、電光掲示板に私たちの乗る列車の表示がない。
インドの鉄道はわかりにくいことでも有名。
各国からの旅行者も多いはずなのに、駅構内に英語の表示一切なし。
アナウンスもすべてヒンズー語。
何番線で待っていればいいのか分からない。
こういう時は聞くに限る。
駅員のオフィスに行ってチケットを見せて確認すると「4番線だ」とのこと。
ホームを移動しているともう一つオフィスを発見。
念のため、別の駅員さんにも再確認。「1番線だ」とのこと。
え?え?駅員さんの言ってる場所がそれぞれ違う?どっちが正解?
ホームにいた信頼できそうなおじさまに聞いてみると「3番線だ」だって。
デターーーーー!!!インド!!
ホームは全部で5番線まである。
うろうろ移動したり聞いたりしてたから列車の発車時刻まであと10分しかない。
どうしよう…。
もう、自分でなんとかするしかないっ!
とりあえず列車が入ってきたらダッシュでそのホームまで駆け込み、
その列車の車体に書かれた行先と列車番号を自分の目で確かめる、という方法に。
いまホームに列車が停まってるのはとりあえず3番線のみ。
3番線へGO! ホーム入口に駅員がいたから私たちの列車か聞いてみると、
「わからないなぁ、あっちの駅員室で聞いてきて」だって。
駅員室に行ってもわからないから困ってるんじゃい!
ホームに立っててこの列車かどうか分からないはないでしょうよ!
実際に、自分の目で電車の車体を確かめてみると、どうやら行先が違う様子。
そんなこんなであたふたしてるうちに発車時刻を過ぎてしまった。
でも、電車は来ない。
これはインド鉄道あるあるの「遅れてる」という状況だろう。
ネットや本で遅れるのは日常茶飯事だと見た。
投稿には15時間遅れてやって来た、というものまであった。
私の弟の体験談でも14時間で到着する予定が36時間かかって到着した、と言っていた。
じゃあ、いったいどのくらい遅れてるのか?
15時間ものあいだ列車が入ってくるたびホームに駆けつけるなんてできない~!
ホームにもなんの案内もないし、一体どうやってインド人はホームが分かってるんだろう?
昼間のホーム。表示が全くなくてわからない。IT先進国なんだから、電光掲示板くらいつくっておくれ。
電光掲示板に新たに表示が出てないか、とか、
駅員さんにもう一度確認に行ってみよう、とか
あ、4番線に電車が来た、確認ダッシュ!とかやってたら、もうへとへと。
しかもなぜか4番線の隅からもくもくと煙が立ち上ってて周辺は目も開けられないほどの煙さ。
だれかがこんな夜中にごみを燃やすたき火をしてるみたい。
もう、なんなんだよぅ!
結局、何度も確認して、ふたりの駅員さんが「4番線にこのあと来る」と同じことを
言ったので、これを信じて待つことに。
ホームにいた身なりのいいおじさんにも確認すると、たしかに4番線でいいらしい。
ただ、同じくニューデリーに行くおじさんの乗る列車もまだ来ていないらしく、
私たちの列車はさらにあと。
数本列車を見送った後、おじさんは自分の列車がやってきてニューデリーへと旅立っていった。
同じニューデリーに行くのに、この列車には乗れないなんて。
頼りになるおじさんがいなくなり、あとどのくらい待てばいいのか途方に暮れる。
ちょっと冒険してみたいと思って選んだインド鉄道移動。
こりゃ、期待に応えてくれすぎるてる。
結局、1時間近く遅れて待っていた4番線に列車がやってきて、無事に乗車。
乗っちゃえばクーラー聞いてるし、シーツも枕もあるし、ベットだから横になれるし、
コンセントプラグもついてるし、これ、快適。
朝にはチャイセットやご飯も配布され、1時間の遅れも取り戻して
予定より少し早くニューデリーに到着。
インド鉄道、こりゃ名物になるわけだ。
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