世界一周ブログ -  2011 11月

muko

アーカイブ: 11月, 2011

  • 宿110 : ウィアン家 @バン・コンロー

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    年季の入ったバンガロー。あと数日でお役御免となり、新しくに生まれ変わるとのこと。

    ソンテオ(乗り合いタクシー)のおじさんに連れてこられたこちらのお宅。

    ウィアンという27歳の青年が窓口役で、
    奥様のソーオン、子どもは上からサーリー、ケイ、レン。
    ちなみにソンテオのおじさんはウィアンのお父さんで、
    お母さんと一緒に新築の離れに住んでいます。

    そこに僕ら二人と、バルセロナから来たウッディが加わり、
    2泊3日の期間限定で、一気に10人家族となりました。

    商店をやったり、運転手をやったり、宿の主をやったり。一見大忙しだけど、すべて暇そう。

    家の前はこの絶景。うーーーーーーーー、癒される!

    次男坊で末っ子の、リン。上の二人は大人しいのに、コイツだけ自由奔放。

    子どもも大いに働く。ここの子は学校もちゃんと行ってますよ。

    ウィアンとじゃれる子ども達。スペイン人の彼はいいやつだったなー。

     

    たった2泊だったけれど、家族とも仲良くなれて、
    帰りはお父さんが僕らをバン・ナヒンまで送ってくれました。

    僕らはここからLAK20(ラックサーオ)という交通の要所を経て、
    32カ国目、ベトナムへと向かいます。

    帰りがけに記念写真をパチリ。ウッディ、でかい。

     

     

    はらだいち

  • 田んぼで食材探し

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    世界一周初心者のヨメブログです。

    田んぼで隣の家のおばちゃんとホームステイ先の長男とカタツムリ探し中の夕暮れ。

    11月末、ラオスのコンロー村の日中はまだまだ暑くて昼下がりは
    みんな自宅でお昼寝。
    これ、モロッコとかエジプトとか暑い国ではおなじみのスタイル。
    なにか畑仕事をしたいと思っていたところ、
    夕方になって隣の家のおばちゃんふたりがスコップを持って歩いていくのを発見。
    すかさず追いかけていき、ついて行ってもいいかとジェスチャーにてご相談。
    おばちゃん、ケラケラ笑ってスコップを取ってくるようにと指示をくれた。
    ダッシュで宿のおばちゃんの所に行ってスコップを借りる。

    稲刈りの時期はもう終わっていて、畑に残るは稲の茎の部分のみ。
    焼畑でもして耕すのかな、と思っていたら、何やら違う様子。
    畑の淵を隈なく何かを探し歩くおばちゃん。
    そのうち、小さな穴を見つけて掘り出した。
    「?」のまま、おばちゃんを見ていると、
    50センチくらい掘った中から5センチくらいのカニが!!
    すごいー!畑からカニ?!?!
    あの小さな穴はカニの穴だったのか!

    その後もおもむろに1センチほど土を掘るとカタツムリが!!
    しかも大きい!!
    おばちゃん、ケラケラ笑いながらカニとカタツムリを見せてくれる。
    何を探してるのか分かったので、さっそく私も挑戦!
    何が目印で掘り当ててるんだか分からないので穴があったらとりあえず掘ってみる。
    が、私たち、1匹も捕まえられず。。。
    そのあいだにおばちゃんはカタツムリ4匹とカニ5匹をゲット。
    さすがです!!!
    今夜の夕飯になるんだろうな。

    長男に見守られながらカニ穴とおぼしき穴を掘るムコ。結果、無収穫。

    収穫し終わった畑ではバッファローが草をはみ、
    おばちゃんたちがカニとカタツムリを獲る。
    畑の土地は二毛作どころか、何重にも生活を支える場所。
    稲作中の水がまだあったころはきっとカエルを捕まえていたんだろうな。
    結局、なんのお力にもなれなかった私たちだけど
    言葉が通じないの分かってるくせにおかまいなしに話しかけてきて
    楽しそうに笑ってくれるおばちゃんと一緒に笑いあえて、
    ますますラオスが好きになった夕方でした。
    次回会うときはもう少しラオス語とカニの掘り当て方、勉強してきます!

    カタツムリ探しのあとは丸太運びのお手伝い。一緒に子供たちもお手伝い。この丸太、私でも1本運ぶのがやっとなのに子供たちはひょいひょい運んでた。

  • 奇景好き

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    洞窟に入って真っ暗な中を進むこと1時間。突如ボートを降りるように促され先導されるがまま歩いていると、突如ライトアップされた鍾乳洞群が姿を現します。これを待ってたのー!

    ラオス語で「タオ」とは洞窟の意味。
    つまりタオ・コンローとは、コンロー洞窟ということ。
    知る人ぞ知る、鍾乳洞が美しい観光スポットです。

    不思議なシルエットを浮かびあがらせる鍾乳洞。ガイドは説明もせず、スコスコと足早に歩いていく。もっとゆっくり写真撮らせてよー。

    鍾乳洞も美しかったけれど、完璧な暗闇を
    今すぐにでも転覆しそうな小さなボートで進む、
    その非日常感が最高に刺激的でした。

    ちょっとでも体を動かせば、ボートの淵から浸水。この心細い船で2時間暗闇を進みます。

    ここでは日本人や中国人のツーリストを見なかったなあ。
    そういえばラオスに入ってから、一人も日本人を見てないや。

     

     

     

     

    余談ですがラオスの田舎は、とにかく人が明るい!
    「サバイーディー!」と誰もが笑顔で挨拶し合うます。

    人と人とのコミュニケーションで最も大切なものは挨拶。

    シンプルなことだけれど、忘れがちなこと。
    ラオスの山奥で教えられました。

    夕食の食材採りに連れてってくれたおばちゃんは、ずっとケラケラ笑ってた。

    暗くなる直前は子どもが一番元気になる瞬間。

     

     

    はらだいち

  • タム・コンロー洞窟

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    世界一周初心者のヨメブログです。

    子供たちはカメラに興味津々。撮った写真を見せると大喜びでもう一枚撮ってほしいとポーズをとる。村を歩くと「サバイディ」とこんにちはの声をみんながかけてくれる。都会で失われて、ここにあるものがある。

    村での朝は3:00のニワトリのコケッコッコーでお目覚め。
    は、早すぎる…。まだ真っ暗なのに鳴くなよぉ。。
    日の出前の6:00ころには走り回る子供たちの足音。
    うむ、どこの国でも村の朝は早い。

    今日は8:00から同じ宿に泊まってるジョーンズ(スペイン)と
    昨日のバスが一緒になったベルギー人のおばちゃんと、
    おばちゃんと同じ宿に泊まってるイギリス人のおじちゃんと
    多国籍5人でこの村の見所、洞窟へ行く。
    木製のいかにも手作りな小舟に乗って、真っ暗な洞窟をぐんぐん進む。
    途中、鍾乳洞もあってライトアップされていて不思議な空間。
    帰り道、ジョーンズの乗っていた小舟に私たちの乗っていた小舟が激突し、
    先方の小舟のエンジンを壊しちゃった。
    おかげであちらの小舟はパドルで漕ぎながら洞窟を抜け出たそうな。

    数キロ続く真っ暗な洞窟に小舟で入っていく。

    放し飼いしてるあひるに餌をあげるウィアン。赤ちゃんあひるが17匹。

    洞窟から宿に戻るとまだ昼の11時。
    宿オーナーのウィアンが30日後にできあがるというコンクリート製のゲストハウスを
    見せてくれた。床もタイルだし、水道も通るそうで水洗トイレにシャワー。
    この村で生計を立てるには自給自足の生活をするか、
    観光客相手に商売をするか、のどちらかだ。
    私たちの泊まっている宿の両隣もゲストハウス兼レストランで
    どちらもこの村では目を引くコンクリートの建物だ。
    そして外国人旅行者の多くはそちらのゲストハウスに宿泊し、
    テラスでビールなんかを飲んでいる。
    年配の旅行者も多いラオスで水道がない宿はきついだろう。
    実際にウィアンの宿を覗いて顔をしかめて隣の宿に移動した旅行者も見た。
    自分たちにとっては普通の生活が、1泊でも泊まるに値しない宿に見えるってどんな気分だろう。
    それでも笑顔で「じゃあ、宿代もう少し安くするから。泊まらない?」って交渉してた。
    旅にはいろんなスタイルがあるから、それでいいし、
    私たちも“地元の生活を覗きたい”って目的がなかったらこの宿にしなかったかもしれない。
    うれしそうに新しい宿を見せてくれるウィアンとは裏腹に
    勝手だと思いながらもなんかちょっとさみしい気持ちになった。
    ラオス語をしゃべれないから伝えられなかったけど、
    ここでの生活は今はほかの国では体験できないものなんだ、
    その体験を求めてくる人もいるよ、
    だから新しい宿と一緒にラオス式の竹製の家のホームステイ形式もそのまま残せたら素敵だな。と思うよ。

    *旅メモ*
    私たちが2泊したホームステイ宿。
    2012年にはきれいなゲストハウスもオープン予定。
    宿のおじちゃんも家族もみんなあたっかい。
    ■knamtnavi souk Guest House
    020-7754505
    1泊2食付:50000キープ(約500円)

    私たちが宿泊したお隣の欧米人に人気のきれいな宿。
    レストランも併設。1食100円~200円くらい。
    CHANTHA Guest house
    (20)22100002
    1泊:60000キープ(約600円)

    東南アジアでよく見かける三角帽。

     

    各家には機織り機があってきれいな模様の布を織ってた。

  • ターケークからタム・コンロー

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    ラオスのソンテオ(乗り合いタクシー)に、定員なんて言葉はない! 運転席に5人、屋根に1人、後部座席? に19人。合計25人と、途方もない荷物が載ってます。

    前日調べた「タム・コンロー」への行き方は以下の通り。

    ①ターケークのバス停からバン・ナヒン(別名 : クアンカム)へ
    (便は7時から10時まで1時間おき。所要時間は約3時間)

    ②ソンテオ(乗り合いタクシー)でバン・ナヒンからタム・コンローへ
    (便は10時、12時30分、15時。所要時間は約1時間)

    乗り換えはたったの1回。これならばきっと楽勝。
    僕らは10時のバスでバン・ナヒンへと行き、
    そこからタム・コンローを目指すことにしました。

     

    ところが、旅とはなかなか思い通りにいかないもので…。
    最初からいきなりつまづいちゃいました。

     

    バス・ステーションの切符売り場に行くと、
    「バン・コンロー行きの便はないから、ソン・ドンまで行きな!」とのこと。
    え!? ソン・ドンってどこ? まあ、とりあえず行くっきゃないか。

    9時半発のビエンチャン(北部にある首都)行きの
    V.I.P.バス(一人400円)に乗り込んで、
    いざ「ソン・ドン」とかいう知らない街へ。

    走ること1時間半、車掌のお兄ちゃんに、「ここで降りな!」と促されます。
    どうやらソン・ドンはビエンカムの別名らしい。
    ビエンカムは国道8号線の基点となる街っていうのは知っていたので、
    8号沿いにあるバン・ナヒンに行くには、確かにここで乗り換えるのがベストっぽい。

    バスから降りてウロウロしていると、どこからともなくソンテオが。
    「タム・コンロー?」と聞かれ、「イエース!」と答えたところ、
    「じゃあ、乗りな!」と、なすがままにクルマに乗り込みます。

    1時間ほど山道を進むと、バン・コンローらしき場所に到着。
    ソンテオの運転手に一人250円を支払うやいなや、別のソンテオがやってきて、
    またも「タオ・コンロー? じゃあ乗りな!」と、なすがまま。
    時計を見ると12時30分。あー、これが昨日調べたお昼の便か。
    (ちなみにこのソンテオも一人250円です)

    完璧すぎる乗換えを経て、1時間あまりでタオ・コンロー手前の駐車場に到着。
    なお、ここの100mぐらい手前にに国立公園入場券売場(一人20円)があり、
    ゲートをくぐる際にチケットを購入させられます。

    時間に余裕のある僕らは、洞窟探検は翌日に行くと決めていたので、
    ここからバン・コンローという村へ逆戻り。
    ソンテオの運転手に「どっかでホームステイしたいんだけど」と言うと、
    「じゃあ、ウチこい」となり、彼の家へ連れていってもらいました。

     

     

    この時ふと、「入場券、意味ないじゃん」と気づきました…。

     

     

    そんなこんなで無事、タム・コンローに着いたのですが、
    どこが間違いの発端だのかというと、ターケークには旅の拠点が二つあったこと。
    どうやら僕らが行くべきはバス停ではなくソンテオ乗り場だったよう。
    つまり、ターケーク行きのクルマはどうやらバスではなくソンテオだったみたい。

    タム・コンローへ行こうと考えている皆様、お気をつけ下さい。
    でも、結果的にはバスを使った方がラクでよかったかも。
    ソンテオだと4時間ずっと、こんな (一番上の画像) ですもの。

    こちらのお宅にホームステイ。ここのお風呂は強烈やった…。水なのはいいんだけど、トイレを流す水と一緒。何となく抵抗あったから、初日は頭を洗えなかった。二日目は洗ったけど。

     

    はらだいち

     

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