世界一周ブログ157日目。
「縁」というものは、実に奇妙だなあと
旅をしていて感じさせられます。
モロッコにある砂漠の街で、「カズ君」という
日本人バックパッカーに出会いました。
(ちなみに「カズ君」とは僕ら夫婦の会話内に
彼が出てくる時にそう呼んでいるだけで、
本人はそんな呼び方をされていることを知りません)
ところで、「カズ君」というあだ名の人は、
いい人が多いと思いません?
前の会社で同期だった「カズ君」も
いい人を絵に描いたようなヤツだったけれど、
今回の「カズ君」も、「カズ君」にどこか似ていて、ほんといい子でした。
はてさて、そのカズ君と砂漠で別れた4日後。
モロッコからスペインへと渡る船の中に彼の姿が!
何たる偶然。これまで一度も会わなかったのに、早くも二度目。
そこからタンジェ→アルヘシラスと移動し、
最終的にはアルヘシラスのバス停で別れました。
それから10日後。
バルセロナからパンプローナ(牛追い祭の街)へ移動し、
大きな荷物をもってバスターミナルをウロウロしていると
なんと、向こうにまたしてもカズ君の姿が!
何たる偶然。これまで一度も会わなかったのに、もう三度目。
それまでの人生では一度も交わることがなかったのに、
一度交わると、おもしろいぐらい交わることになるってことありますよね。
「カオルコさん」も、その一人かも。
ブログを読んでお便りをくれた方なのですが、
やり取りをしているうちに、共通点が多いことが発覚。
さらにはカオルコさんが何気なく呼んだ雑誌にうヨメが掲載されていて、
「びっくりしました!」とお便りをいただきました。
いやいや、こちらがびっくりです。「すごい偶然!」とヨメと笑い合いました
カズ君もカオルコさんも、
帰国したら会ってみたいなあ。
はらだいち
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