世界一周ブログ@チェンライの山奥(タイ)です。
さあ、今日から1泊2日のトレッキング!
つい最近、ネパールで山篭りをしたばかりではありますが、
せっかく山岳地帯のチェンライまで来たのだから、
山歩きをせずに帰れるハズがありません。
何はともあれ、まずはツアー探しから。
でも実は、タイでのトレッキングは初めてではないのです。
10年ほど前、学祭期間を利用してタイ一人旅をした際に
チェンマイでトレッキング・ツアーに参加しました。
ところが、歩きに歩いてやっとのことでたどり着いた山岳民族の村に
テレビやラジオ、さらにはハイラックス・サーフ(トヨタの四駆)が
あったことに少なからずショックを受けたことをよく覚えています。
「もう、同じような落胆は味わいたくない!」と
宿に併設されたツアー会社のお姉さまに告げると
「任せてちょうだい!」と頼もしいお言葉。
よし! そこまでいうなら信じてみようじゃないか。
メンバーは僕達二人とドイツ人のニーナ、そしてガイドのカーンという四人編成。
まずは川下りをするために、クルマで15分ぐらいのところにある船着場に向かいます。
川下りの最終地点はエレファント・キャンプ。ここで象に乗ります。
さくさくと決められた作業をこなすように、ツアーは進んでいきます…。
うっわぁ、全然楽しくない…。所詮、ツアーなんてこんなもんだよな。
ネパールの時みたいな「素朴感」なんて期待するだけむなしくなるだけなのかも。
その日はアカ族の村で一泊。
当然、電気も水道もあり、シャワー(水)だって浴びられます。
ただ、トレッキングの道自体はかなりスリリングで面白いものでした。
ガイドが「ごめん、道間違えたわ」と言うぐらい、スリッピーな下り坂。
大人になってこんなに転ぶことがあろうとは!
だから頭を切り替えることにしました。
トレッキング・ツアーとは、トレッキングを楽しむためのツアー。
少数民族の村に泊まったり…というのはあくまでオプションであって、
大切なのは「山歩き」のクオリティなのだと。
そんなこんなで1日目はおしまい。
明日はどんなトレッキングが待っているのでしょうか。
はらだいち
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