世界一周ブログ -  ムコ旅

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  • アンコールワット写真展

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    西参道(正面口)のゲートからアンコールワットを臨む。あ、修復中だ!

    歯を見せて笑うデバター。有名人らしく、皆に触られて手垢まみれ。まるでお歯黒。

    こちらさんは、おっぱいを触られまくってます。

    こういう首のない仏像を見ると、歴史の重みを感じさせられます。

     

    アンコールワット全景がございませんが、

    大規模修復中によりまったく絵にならないので割愛

     

     

    ちなみにアンコールワットとはアンコールワット遺跡群の中の一つ。

    このエリアには他にも大小合わせて数十個の寺院が点在しています。

    共通入場券は1日20ドル、3日40ドルです。

     

     

     

     

    はらだいち

  • アンコールワットの朝日

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    太陽が地平線からアンコールワットの上へ、

    早朝5時半から6時半にかけて、

    空の色を微妙に変化させながら、

    じっくりと、ゆっくりと移動していく。

     

     

     

    はらだいち

     

  • 宿106 : Wooden Angkor House @シェムリアップ

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    ゴージャスなエントランス。これで1泊27ドルは、うれしいじゃないか!

    僕らはBOOKING.COMから「HOTEL89」というホテルを予約していたのですが、

    いざ着いてみると、「移転というか、リニューアルしました」といわれ、

    なすがままにこのホテルへと連れて来られました。

    予約したハズの場所から、「姉妹店へ」と移動させられたことは

    過去にも何度かあったのですけれど、

    その度に決まって嫌な思いをしてきただけに、早くも「またか…」と暗い気持ちに。

     

     

    ところがどっこい! ここはむしろグレード・アップ!!

    「ホントに1泊27ドルでいいの!?」と不安になるぐらいのクオリティ&ホスピタリティ。

    当初はシェムリアップでは「トリップアドバイザーで不動の1位」と評判の

    1泊100ドルのホテルに泊まろうと考えていたのですが、

    スケジュールを変更した関係でその宿には泊まれなくなって

    「HOTEL89」を予約していたんですね。

    でもここはその「1位のホテル」にだって決して負けていないと思います。

    (壁が薄くて、隣の声が気になったのが唯一といっていい欠点でした)

    それぐらいオススメなり。

     

    Wooden Angkor House
    ■ツインルーム(バス・トイレ付き)…10点満点中、9点
    寝具 ★★★ シングルが2台のツインルーム。清潔感もあり、寝やすさ抜群。
    水周 ★★☆ お湯と水量は問題なし。床に正体不明の水が溜まっていた。
    設備 ★★★ 冷蔵庫、エアコン。ロビーではバナナ、コーヒーの無料サービス。
    WIFI ★★★ 部屋でも使える無料WIFI。速度は若干遅めだが、動画とかじゃない限り十分。
    立地 ★★★ ナイトマーケットまでは徒歩10分ぐらい。近くには商店&食堂が多い。
    接客 ★★★ 完璧。別れが寂しくて、受け付けのねーちゃん抱きしめそうになった。
    価格 ★★★ 27ドル(約2100円)/朝食込み。費用対効果がマッチしている感じ。

    広くはないものの、狭苦しさは感じさせない。採光がもっとあればなおよし。

     

     

    ちなみにここはホテル契約のトゥクトゥク(1日13ドル≒1000円)があるから、

    受け付けで頼めば余計な心配(値段交渉、拉致のリスクなど)をしなくて済みます。

    僕らが当たったドライバーはすごくいい兄ちゃんで、

    結局3日間、彼と行動をともにしました。

    あまり自己主張や勧誘をしない、日本人好みの控えめなドライバー。通称、ニャンさん。

     

     

     

    はらだいち

     

     

  • 宿105 : Mos Coffee Hotel @アランヤプラテート

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    1階部分はカフェレストラン。味はなかなかのものでした。

    「地球の歩き方」に載っているバス・ステーションの近くの宿は

    豪華ホテルだけだったので、そこに泊まろうと考えていたのですが、

    実は周りにはいくつも安ホテルがあることが判明。

    一番最初に目に付いたこのホテルは1泊380B=1000円と

    なかなかのオトク物件だったので、こちらにお世話になることにしました。

     

     

    Mos Coffee Hotel
    ■ツインルーム(バス・トイレ付き)…10点満点中、8点
    寝具 ★★★ 簡素なシングルが2台。掛け布団のタオルケットに癒される。
    水周 ★★☆ 温かくてお湯の出も抜群。清潔感もあります。
    設備 ★★☆ 冷房があるぐらい。他にはとりたてて何もなし。
    WIFI ★★★ 部屋でサクサク使えます。最高。
    立地 ★★☆ バス・ステーション脇。明け方、鳥がウルサイ。
    接客 ★★☆ 英語にやや難あり。家庭的なおもてなし。
    価格 ★★★ 380バーツ(約950円)/朝食なし。費用対効果◎

     

     

    値段の割りに清潔感もあるし、WIFIを含めた設備も充実。

    安宿の見本みたいなホテルでした。

     

     

    ところでここのレストラン(タイ料理)は、なかなかクオリティ高し。

    プライスも一皿30B≒80円と良心的です。

     

     

     

    はらだいち

  • タイ→カンボジア越境、最新情報

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    この門をくぐるとカンボジア。途端に空気がガラリと変わります。

    世界一周ブログ@シェムリアップ(カンボジア)です。
    今日は陸路でカンボジアを目指している旅人向けなのであしからず。

     

     

    「カオサンからのツアーは悪徳業者も多い」

    「カンボジアの国境では必ず賄賂を要求される」

    「物乞いや自称ガイドなどがとてもしつこい」

    「国境からシェムリアップまでの公共交通機関がない」

    「道路は未舗装で、例えるなら4時間連続ロデオボーイ状態」

    「ピックアップトラックは危険すぎる。特に荷台は最悪」

    「タクシー強盗に遭う確率が高い。今年もツーリストが殺された」

     

    調べれば調べるほど不安が募るタイ→カンボジア越境。
    そういえば10年前、タイ一人旅をした際に「時間がない」を理由に、
    ビザまで取っていたのにカンボジア行きを断念したっけ。

     

    結論から申しますと、今回は無事シェムリアップにたどり着くことができました。

     

    2011年11月現在の最新情報をお伝えしますと、
    カンボジアは良くも悪くも、かなり旅をしやすくなっていると思います。
    それは僕が実際に受けた印象でもありますし、
    旅行会社やガイドなどが口をそろえて言うことでもあります。

     

     

    「カオサンからのツアーは悪徳業者も多い」
    →これはよくわからない。だって洪水でカオサンには行けてないもの。

    「カンボジアの国境では必ず賄賂を要求される」
    →これは昔の話。係員はとても親切だし、賄賂を要求されるような印象はない。

    「物乞いや自称ガイドなどがとてもしつこい」
    →多少はいるものの、ほとんど気にならないレベル。インドよりマシ。

    「国境からシェムリアップまでの公共交通機関がない」
    →14:30にバスがあるらしい。乗ってないけど。

    「道路は未舗装で、例えるなら4時間連続ロデオボーイ状態」
    →2008年に全面舗装済み。今ならきっかり2時間で着きます。

    「ピックアップトラックは危険すぎる。特に荷台は最悪」
    →これはほとんど見かけない。普通のツーリストはもはや使わないでしょう。

    「タクシー強盗に遭う確率が高い。今年もツーリストが殺された」
    →プリペイドのライセンスタクシーならほぼ安全。バスターミナルでチケット購入。

     

     

    行く前に感じていた一番の問題は「タクシー」でした。
    僕はタクシーでの移動は本当に注意しなくてはいけないと思っています。
    バックパッカーは「僕、全財産を持ってますから!」と宣伝しながら街を歩いているようなもの。
    特にタクシーなどの密室空間では、「カモ」にされる危険性が非常に高い。
    それは街中で襲われる可能性よりもよっぽど高い。
    だって僕だったら街中で金持ちそうなヤツを狙うよりも、
    タクシーで人気のないところに連れて行って
    ちょっと脅して全財産をゲットしますもん。
    バックパッカーは金を持ってないと自分では思っているけれど、
    地元の人からしたら大富豪ですからね。
    ここの人達は1カ月2万円ぐらいしか稼いでません。
    僕らは1週間でそれを使い切ります。

     

     

    とまれ、順を追って僕らのルートをご説明。

     

     

    ①ナコーン・ラチャシーマからアラヤンプラテートへ
    僕らはチェンライ→チェンマイ→スコータイと移動し、そこからカンボジアに行こうと計画しました。通常であれば一度バンコクに出て、ツアーでアンコール・ワットのあるシェムリアップ入りするのが王道なのですが、今年(2011年)はバンコクが洪水中ということもあり、僕らはナコーン・ラチャシーマ(通称 : コーラー)という東北地方の玄関口といわれる街からまずは国境の街、アラヤンプラテートを目指すことにしました。ちなみコーラーからアラヤンプラテートまではバスが1日に5便ぐらい出ていて、料金は190B(普通エアコン)。なお、僕らは12時発17時着のバスに乗りました。

     

    ②アラヤンプラテートからタイ国境まで

    タイの出国手続きへと向かう通路。この先の小屋で「出国」のスタンプをもらいます。

    ナコーン・ラチャシーマからのバスは5時間でアラヤンプラテートのバス・ステーションに到着します。ちなみにナコーン・ラチャシーマからのバスはロンクルア・マーケット(国境脇の市場)まで行きますが、余裕を持って翌朝国境越えをしようと、僕らはバス・ステーション脇の安宿に1泊。ちなみにここはかなり小ぢんまりとしたバス停で、どこでチケットを購入できるのかがちょっとわかりにくいです。トゥクトゥク(バイクタクシー)は一律80Bと看板に書いてありますが、交渉したら60Bで乗れました。トゥクトゥクで約10分も走れば国境に到着。「Canmodia VISA」と書かれた事務所で降ろされましたが、「地球の歩き方」にも書いてある通りここでカンボジアのビザを取得する必要はまったくなし。勧誘も「もう持ってる」のひと言でいなくなります。お寺っぽいデザインのタイ側ゲートに進んで行けば、「Pasport Control」という看板が自然と眼に入ってきます。パスポートと入国の際に書いた出入国カードの半券(普通はパスポートに綴じてあるはず)を見せれば、難なく出国です。去るもの追わずとはまさにこのこと!?

     

     

    ③タイ国境からポイペトまで

    タイとカンボジア、二つのゲートの間にあるこの橋が「境目」になっています。

    タイのイミグレを通過すると、次はアンコール・ワットを模したカンボジア側のゲートが見えてきます。その間約約10m。ポイペトに入ると景色、空気、人間…、すべてがガラリと変わります。他のどこよりも「国境を越えた」という実感が沸きました。このアンコール・ワット側ゲートのすぐ脇にある小奇麗な建物がVISA ON ALLIVALの申請事務所。窓口には「Tourist 20USD」と大きく書かれていて、サポート役のおっちゃんも親切。その昔は100%請求されていたといわれる賄賂も、支払う必要はまったくありませんでした。きっかり20USD。もしくは800B。その事務所から右側通行すること約100m。小汚い窓口が並んだ小屋で入国審査。ハンコを押さずともスルーできそうですが、そんなことをしても後々困るのは自分です。ここで出入国カードを書いて、ビザ付きパスポートと一緒に提示。流れ作業で無事入国完了です。

     

     

     

    ④ポイペトからシェムリアップまで

    出国審査を済ませるとフリーシャトル乗り場がありますので、そこからバス・ステーションへ。

    バス・ステーションのタクシー乗り場の窓口。料金、明確でございます。

    バス・ステーション外観。公認タクシーはサイドに「TAXI」とあるのでそれに乗ります。

    さて、一番の難関!? シェムリアップまでの移動です。僕らの目標は「屈強な欧米人とタクシーをシェアする」ことでした。だって屈強な欧米人と一緒なら、タクシー強盗になんて遭わなくて平気そうじゃありません? 入国審査を出ると、「バス・ターミナル行きフリーシャトル」という看板が掲げられているのでそこで待機。IDを首から提げた係員がいるので、その人がいろいろと面倒を見てくれました。ひと昔前までは入国審査の近くにあるロータリーから「カムリ」と呼ばれるタクシーやピックアップトラックが出ていたらしいですが、バスターミナルにタクシー乗り場も集約されたよう。バスターミナルに行くと、タクシー専用窓口があるのでまずはそこへ。タクシー代は一人12ドル(二人で24ドル)。1台48ドル。4人でシェアすれば12ドルで済みますが、一人で乗りたければ48ドル払えということ。ラッキーなことに、僕らはチケット売り場で大柄なドイツ人と一緒になり、3人で1台のタクシーを使うことに。ただ、「一人のカンボジア人を乗せるから、キミ達は27ユーロ払って」とワケの分からない計算になり、言われるがまま、なすがまま支払いました。ドイツ人のおっちゃんも何となく払ってました。まあ、すぐに出発してくれるならいいけどね。そんなこんなで無事シェムリアップに到着。街の入り口で「トゥクトゥク(無料)」に乗り換えてホテルへ。僕らはここで日本語堪能な自称トゥクトゥク運転手に絡まれ、ヤツを追い返すのに結局2ドルも使っちゃいました。

     

     

     

    最後の2ドルさえ覗けば、ウワサに聞いていたほどカンボジアはやばくなさそう。
    というよりは、最初にも書いたとおり、かなりシステマチックになっている様子です。

     

     

    **後日談**
    帰路は次の目的地スリンに近い「O’smach/オシュマッチ」という国境から抜けようとも考えましたが、日系旅行会社の「そこは勧められない」というひと言で自粛。帰りもアランヤプラテートまでは同じ道を戻りました。ちなみにカンボジア→タイ越境は、往路よりもさらにシステマチックで難なく通過できます。

     

     

    はらだいち