映画「バグダッドカフェ」の舞台となった喫茶店はルート66上に実在する。
ここで働いている彼女は、この店のオーナーに対して
私達がしていた質問に横からスルリとこう答えた。
「私なら息子と答えるわ」
19歳と25歳になる二人の息子について
彼女はうれしそうに話してくれた。
いつか私も母親になったらそう即答するのだろうか。
MAKI
世界一周ブログ - 夏を追いつつ世界一周をしています。
映画「バグダッドカフェ」の舞台となった喫茶店はルート66上に実在する。
ここで働いている彼女は、この店のオーナーに対して
私達がしていた質問に横からスルリとこう答えた。
「私なら息子と答えるわ」
19歳と25歳になる二人の息子について
彼女はうれしそうに話してくれた。
いつか私も母親になったらそう即答するのだろうか。
MAKI
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世界一周ブログ129日目は、
ボランティアというものについて考察してみます。
ワタクシは、ボランティアというものが好きではありません。
いや、正確にいうと好きではありません“でした”。
それはボランティアは 「仕事」 の延長にあるものと考えていたから。
仕事とは、好き嫌いには関係なく、 「責任」 と共にあるものだと思うんです。
「例え嫌なことがあっても、耐えて目的を全うする義務」 とでもいいましょうか。
その対価として、サラリーをいただけるのだと思うのです。
「それをするのは嫌だから、できません!」
どんな会社だって、こんなヤツは即刻クビでしょう。
ただ、ボランティアは仕事でありながら当然ノーギャラ。
ということは 「嫌なこと」 を克服する責務がないのです。
嫌ならやらなくていい、行かなければいい。
「仕事」 の顔をもちながら、そんな無責任さもあわせもつ
曖昧な性格こそが、「ボランティア嫌い」 の最大の要因でした。
(参加している人が無責任だといいたいのではなく、
ボランティアそれ自体が無責任さを孕んでいる、ということです)
そんなワタクシですが、ヨメの勧めで
「BEST FRIENDS」 なるボランティアに参加することに。
いや、何事も体験。
ボランティアに対する考え方が変わりました。
いや、正確にいうと、見方が変わったというか。
というのも、ボランティアとは 「仕事」 の延長にあるものではなく
「趣味」 の延長にあるものなのかも、と。
今回体験したのは、住む家をなくしてしまった犬や猫などのケア。
もちろん嫌なことはやらなくていいし、行かなくてもいい。
いいんです。仕事ではなく、趣味ですから。
逆にいえば、好きでなければ行くべきではないということです。
ゆえにボランティアとは、
「お金がもらえない仕事ではなく、お金がかからない趣味である」 という結論。
だから参加している大人は皆、まるで遊園地にいる子供のような笑顔でした。
そんなことを教えてもらった2日間でした。
そして、猫アレルギーであることを認識した2日間でした。
はらだいち
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世界一周初心者のヨメブログです
グランドサークルと呼ばれるアメリカ中西部の国立公園が
集まっている地域を車で走り抜けて、戻ってきましたラスベガス。
10日ほど前にもラスベガスに来ていたけれど、まだやり残したことが。
それは『エンターテイメントの本場でシルクドソレイユを見ること』
シルクドソレイユはカナダが発祥のエンターテイメント集団で
日本でも公演を行っていて、ディズニーランドに併設されたその会場に
一度ショーを見に行ったことがある。
その感動と言ったら!!!
サーカスでも、音楽舞台でも、劇でも、ない。
というか、そのすべてが融合したショー。
まだ日本では見られない「KA(カー)」というショーをぜひ観たかったのだ。
毎日夜に2公演があるのだけれど、前回ラスベガスを訪れたときは
運悪く休演期間だったのでKAを観るため、改めてラスベガスへやってきた。
KAは舞台装置がすごい。
縦横高さ、3次元をすべて使い切る舞台になっていて、
日本だったら消防法を絶対通らないような迫力の花火や火柱もあがっちゃう。
はぁー、とため息が出て思わず拍手をしちゃうような内容で
ラストはスタンディングオーベーション。
アメリカでスタンディングオーベーションが経験できるのはちょっとうれしい。
シルクドソレイユ、かなりオススメ!
ラスベガスの宿は繁華街にほど近い「HOOTERS」というホテル。
なにが有名ってHOOTERS GIRLというセクシーなお姉ちゃんたちがいること。
日本にも赤坂に1号店が進出してます。
お尻にぴったりフィットするオレンジ色のホットパンツに
プリプリのバストを強調するタンクトップがお決まりの服装。
これが見たくて私がこのホテルを予約したのです(笑)
ホテルにあるレストランではHOOTER GIRLがウェイトレス、
カジノでもディーラーをしてくれて、写真撮影にも快く応じてくれる。
カジノのチップをドンッとぶっきらぼうに置く対応も
客へのフレンドリーすぎる対等な応対も気が強そうな感じで
彼女たちの格好には似合っている。
男性率が高めなのもうなずけるホテル。
夢あるな、ラスベガス。
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世界一周初心者のヨメブログです
ザイオン国立公園から車で20分ほどの場所に
Best Friends Animal Societyという施設がある。
ここは捨てられて家を失った動物たちが余生を送る場所。
犬、猫、馬、豚、うさぎ、鳥の収容施設があり、
車でなければ回れないほど広い土地に
500人を超えるスタッフが働いている。
ここでは365日、動物たちのボランティアを募集していると聞いて
岩ばかり見てきた1週間だったが、動物とのふれあいを求めて
ここに参加することに。
メールで事前申し込みをして、当日8:30にセンターへ。
平日にも関わらずセンター前にはたくさんの車が停まっていて
この日初めてボランティアに参加する人も20人ほど集まっていた。
まずはビデオ鑑賞オリエンテーション。
事故にあったり、捨てられたり、
体や心に傷を負った動物たちが映し出されたシーンも少し含んだ
施設説明がメインの15分ほどの短いビデオを見終わると、
あれ?前列のおばちゃんたちがみんな泣いてる。。。
動物が大好きで、感受性の豊かな人が多いみたい。
ビデオの後は施設スタッフが案内をしてくれて
ワンボックスカーで実際に施設の見学。
午前中いっぱい、たっぷり施設の説明を受けて、いよいよ午後からはボランティア。
自分の希望のボランティア場所を選ぶことができる。
私たちは2日参加したのだけれど、いろんな動物がいるにもかかわらず、
割と日本の生活でもふれあえそうな犬と猫を選択(^^ゞ
久々に犬の散歩とかしたかったんだもの。
それに私もムコも犬は飼ったことがあるけれど、
よくよく考えてみると猫とはそんなにふれあったことがない。
花粉症のアレルギー検査をした際に
猫アレルギーが発覚したというムコが果敢にも猫にチャレンジ。
かわいいんだけど1日同じところにいると鼻水が止まらなくなるらしい。
今日の猫のボランティアは数百匹いる猫部屋の掃除。
ムコは恐る恐る、あんまり毛を吸い込まないで済みそうな床の掃き掃除とモップ掛け。
私は部屋に置かれた猫が寝っころがる用クッションのブラッシングと除菌スプレーかけ。
ここでは猫とふれあって、なでたり遊んだりすることもボランティアの一環。
掃除の後は猫をじゃらして遊んで、こっちも癒されまくりのひと時。
ムコはたまに鼻をかみに部屋を出て行ってましたが(笑)
Best Friendsはボランティア施設でありながら、奉仕精神のイメージが濃くなく、
一緒に動物との時間を楽しむ感覚が強く、観光にも対応している。
あちこちのモーテルにチラシが置いてあるし、ハイウェイに看板も設置されている。
ボランティアに参加しなくて見学だけでもOK。
すごくきれいに整備されていて、広大な敷地のいたるところに
分かりやすい案内看板が出ているし
あちこちに花壇があり、池や鳥小屋も多数設置されている。
そして、昼食施設の充実度もすばらしい。
ベジタリアンフード中心のビュッフェなんだけれど、
パスタにグラタンにサラダに炒め物にフルーツまで15種類ほどの料理が並ぶ。
スターバックスのコーヒーも飲み放題。
肉がなくても大満足のボリュームとおいしさでひとり$5。
「ボランティア活動をする」というだけに留まらず
「少しでも多くの人にこの施設を知ってもらおう」という
さらに広げていく活動は重要だな、と感心。
子供連れの家族もたくさん来ていて楽しそう。
こうやって未来へとつなげていく。素晴らしいな。
希望すればケア道具はすべて貸し出してくれて猫や犬たちを施設から連れ出して
一晩モーテルや家で一緒に過ごすこともできる。
3人組おばあちゃんがレトリーバーを車に乗せてうれしそうに帰って行ったのが印象的だった。
*旅メモ*
行きたい日にちと人数をメールすれば、集合場所などの詳細返信がもらえる
メール:volunteers@bestfriends.org
=ボランティアシフト時間=
午前 8:15am – 11:30am
午後 1:15pm – 4:00pm
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