世界一周初心者のヨメブログです。
マサイマラで動物観察まみれの2泊のあとはナクル湖へ移動。
ナクル湖はフラミンゴが集まることで有名な国立公園で
10年前にケニアを訪れた際に時間がなくて寄ることができなかった場所だ。
マサイマラからボンボン跳ねまくる道を走ること7時間。
私たちは途中、寝たり、窓の外をボーっと眺めたり、
ただただぼんやりしたりして過ごすけれど、
ガイド兼ドライバーでもあるアムスは7時間、ずーっと運転だ。
東京で仕事をしていた時、バンドメンバーの機材を積んだワゴンで
日本中を運転しまくったけれど、
あたしのひとりドライブの限界は東京~名古屋の5時間だよ。
7時間、しかも悪路で穴ぼこ障害を避けてかなきゃならない運転、
アムス、ありがとう!!
さてさて、9月の中旬はまだ乾季のはずなんだけど、
今年は天候がちょっと違って雨が多いそうで、湖にも水が多かった。
水が多いと餌が見つけにくいから別の湖に移動してるフラミンゴも多いんだとか。
ガチョーン。
まぁ、それでもフラミンゴの群れは見られました。
圧倒的にペリカンのほうが多かったけど。
ペリカンって羽伸ばすと2メートルにもなるから、めちゃデカい!
1対1で戦ったら、私、負ける気がする。
あと、ここナクル湖で見られる動物にはサイがいます。
クロサイとシロサイがいるんだけど、クロサイは体も小さめで
茂みの中にいるからなかなか見つからないんだって。
私たちもシロサイには何度か出会えた。
初めて見る野生のサイはなんか『恐竜』って感じだった(笑)
2トンもあるという体はゴツゴツした硬い皮膚でできていて
まるで鎧みたい。
鼻先から伸びた長い角は緩やかにカーブしながら50センチも伸びてる。
かっこえー。
キャンピングが基本のサファリツアーなんだけど、
ナクル湖は簡易ホテルに1泊。
日系のツアー会社には「簡易ですからね」と念を押されていたのだが
南米では、ふたり1泊1000円宿に泊まっていたのでそこは旅慣れてます。
夕食中、ホテルの電源がおちて電気がつかなくなったけど、
ホテル従業員が慌ててろうそくを探す中、
ポケットから取り出したライトで食事続行(笑)
ホテルの部屋は1階の駐車場に面した部屋だったけれど、
窓のかぎが壊れてて閉まらない。
そんな時はテグス~!釣り道具屋で200円くらいで買ったテグスが役に立つのです。
テグスは簡単には切れないのでグルグル止めれば問題なし。
シャワーはお湯にするための電熱線がシャワー管のところに取り付けられてるタイプ。
このタイプは水量を出し過ぎると温度が下がっちゃう。
チョロチョロ出せばあったかいお湯が出る。これ、ボリビアで習得済みですから。
でも、それにしても、結構なチョロチョロ、白糸の滝くらいじゃないと
あったかくない。。
ケニアは赤道直下だけど標高が2000メートル近いから夜は冷えるのだ。
頭から顔から体から全部洗って泡だらけになったところで、
最後にいっきに流し切る戦法でなんとか乗り切り、南米みたい、懐かしいと思っていたら、
そのあとにシャワーを浴びたムコは入っている途中にいきなり数秒停電して
そこから一気にアツアツのお湯が出るようになったらしい。
うらやましい。
確かに停電後、部屋の電気も前より明るくなったから、サブ電源にプラスして
メイン電源が作動したものと思われる。
最近ヨーロッパ旅で忘れかけてた安宿あるあるだわー。
ナクル湖からはナイロビを経由して、
その先にあるゾウの王国、アンボセリ国立公園を目指します!
*旅メモ*
ナクル湖は乾季のほうがフラミンゴが集まりやすく、
湖一面がピンクに染まる光景が見られる。
6月~10月が乾季。
ケニア入国にはビザが必要。
日本でも取得可能だが、ケニアの空港でも一人US50を税関で支払い、
簡単な用紙に記入するだけで容易に取得可能。
観光ビザは90日まで滞在可能。
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