世界一周初心者のヨメブログです。
今日こそは日の出前にムコも叩き起こして、
ガンジス川で手漕ぎボートに乗りながら朝日を見るのだ!
5:00起床で1時間のボート乗船。
ガンジス川は水面がとろりとしてる。
そのとろりとした水面に対岸から昇ってきた朝日がゆらりと映し出される。
ろうそく売りのおばちゃんがすごい勢いで巧みにボートを漕いで
マリーゴールドで飾られたフローティングキャンドルを売りに来る。
「ひとつ25ルピーで買いなさい。はい、あなたのボートにろうそく置いたからね。」
結構、強引(笑)
「いらない?じゃあいくらなら買うの?」ときた。
「じゃあいくらなら売るの?」と私も返す。
朝からの攻防戦の末、10ルピーでひとつ購入。
おばちゃんにしたらいい儲け額、観光客の相場だろうな。
朝日を浴びながら沐浴する人々。
たいまつや水を使い、朝日に向かって祈りをささげる人々。
ホテルのシーツらしきものを洗い続ける人々。
ガンジス川は日の出から人で溢れかえる。
そんな景色をボートから眺める。
今日はバナラシから電車で3時間半かけてブッダガヤに移動する。
宿から電車の駅までオートリクシャで1時間と聞いていたから
出発までのんびりホテルロビーでwi-fiをして時間を過ごす。
そこへ、ホテルのスタッフのお兄ちゃんが。
熱心に近くのマッサージ屋さんを進めてくる。
このあと駅に行くから時間がないのだと伝えると
「何時の電車なんだ?」と聞いてきた。
あと1時間半後だと伝えるが早いかお兄ちゃんがイスから立ち上がって
「You go right now! hurry up!」と叫んだ。
まじ?
ここから1時間は最低でもかかるんだ、急がないと乗り遅れる、すぐ行け!とのこと。
インド人がここまで焦るなんて、そりゃ相当ヤバい。
確かに1日に3本しかない電車。
慌てて荷物を持って宿を飛び出してオートリクシャを探す。
値段交渉をして飛び乗り、「急いでるんだ、早く着いたらチップ弾むよ」と言うと
OKとの返事。どうやら運転手のおじちゃんのプロ魂に火がついたらしい。
クラクションならしぱなっしで人込みをぐんぐん突き進んで交差点に出た。
20ルピー今払え、と言うのでとりあえず手渡すと
そのままそのお金を交差点にいた警察官に渡した。
すると、車両は通行禁止で閉じられていた柵がどけられ、通行可能に!
賄賂だ!すげー、インド。警官を買収したよ?
その後も、渋滞で車が進まず、
おじちゃんが迷わずとった選択は逆方向の道路をクラクションならされながら逆走!
ひぃ~、早くってお願いしたけど、すごすぎるー。
無事に逆走し終わっておじちゃんは「good driver?」と誇らしげ。
みごと発車時刻の30分前には駅に到着。
遅れることで有名なインドの鉄道。
結局、1時間半遅れてやって来た電車に乗りましたとさ。
*旅メモ*
■ガンジス川ボート 日の出1時間 2名乗り 200ルピー
交渉せいだから人数が集まればもっと安くなるし、話術によりもっと安くもなる。
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