世界一周初心者のヨメブログです。
あったかーい気持ちで始まった中国初日の朝、広州。
さて、いつも通りバックパック背負って宿探しです。
事前に調べていた駅前のユースホステルの場所に行ってみるも
なぜかユースホステルが見当たらない。
別のお高そうなホテルがそこにあったのでフロントに行ってみると
即答で「空きはございません」とのこと。
ホテルがたくさんありそうな通りに向かい、
中級くらいのホテルを見つけてフロントに向かうも
ふたりいたスタッフ女性が目も合わせずに「FULL(満室)」と言いやがった。
まだ朝7時だし、フロント後ろの壁には最新情報の本日の部屋代が
表示されてるし、どうにも納得がいかない。
何?日本人だから?格好がバックパックだから?
どれにしたって、目も合わせないその態度は気に食わない。
カチンと来たので「Why?」と強く言うと
ちょっと間をおいて「Often」とまたも目も合わせず答えやがった!
信じらんない!!! 接客ってものがまるでなってない!!!
その様子を見ていたホテル外に立っていた客引きが宿を紹介してきた。
パンフレットを見ると、悪くなさそうだし、値段も半額にしてくれるらしい。
断られる理由を聞きたいのだけれど、客引きも中国語しか話さないので、
イライラしたまま客引きについて歩く。
宿は中心街近くの少し奥まったところにあり、部屋の設備も申し分ない。
宿泊する旨を伝えると、フロントのお姉さん曰はく、
宿代は前払いで、宿泊費と同額のデポジットが別途必要らしい。
デポジット??しかも宿代と同額?高くない??
でも、これは中国スタイルらしい。
部屋に置かれていたホテル案内の冊子を見てちょっと納得。
部屋にある鏡やらテレビやら蛇口やらカーテンやら、ありとあらゆるものの
弁償代金一覧が書いてあったのだ。
それだけ壊す人が多いということだろう。
ならば、デポジットが必要になってくるのも頷ける。
町を歩くと「文化人になるために」という看板をあちこちで見かける。
つばをはいてはいけませんなど、当たり前のことが書かれてる。
そして、レストランは禁煙の張り紙がどこも大きく張られており、
灰皿など置かれていないのだが、
みんな普通にタバコを吸い、灰皿がないのでコップに灰を落としたり、
そのまま床に灰を落として吸殻を捨てたりしている!
これが本当にみんながみんな普通にやっているからびっくり。
レストラン側も見て見ぬふり。
中国、なんかスゴイ。。
まだまだ悪い意味で驚くことが続きそうだな。。。
*旅メモ*
中国のホテルは公安の指導により、外国人が宿泊できる宿と
できない宿が決まっているそうだ。
また、デポジットは中国、マカオ、香港とも必要で
クレジットカード払いはいったんカードから引き落とされ、
キャッシュ払いはチェックイン時に宿泊費の約倍額を預ける。
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