世界一周初心者のヨメブログです。
港町クシャダスから長距離バスで3時間半でデニズリという大きな町へ。
久しぶりの長距離バスだけど、トルコの長距離バス、快適。
南米のペルー以来の快適長距離バスっぷり。
リクライニングできるし、ひとりひとりのシートに専用のテレビ画面がついてるし、
車掌さんがふたりも乗っていて各種案内をしてくれるし、
昼時には飲み物とスナックが配られるし。
5年前のガイドブックには道が悪いと書かれていたけど、
だいぶ工事が進んでいるようで道路も新しく滑らかな走り。満足じゃ。
デニズリで乗り合いバスに乗り換えて、カルシウムを多く含む温泉が流れる
石灰棚で有名なパムッカレへ。
トルコはカッパドキアが有名だけど、ちょっと予定路から外れてるのよねー。
あと、遺跡に飽きちゃったってのもあって、今回はパムッカレを選択。
宿はムコが選んだ石灰棚から徒歩3分で、20ユーロで朝食もつく安宿。
宿で部屋を案内され、まずは安宿ですべき部屋の注意点チェック!
ベランダのドアの鍵、、、壊れてます。閉まりません。
シャワー、、、お湯をひねっても水しか出ません。
安宿あるあるー(笑)
他の部屋も見せてもらったけど、なぜかどこもベランダ閉まらず。
宿のおばちゃんが試しても閉まらず。
「あれ、おかしいわねぇ。あとでだんなが直しに来るよ」とのこと。
まぁ、もちろん直しになんて来ませんでしたが(^^ゞ
こんな時はテグスで開かないようにぐるぐるに巻いちゃえばOK。
お湯が出ないときはお湯シャワーの仕組みを調べるべし。
今回は屋根の上にソーラー発電があったので、太陽の高い昼間にはお湯が出ると推測。
夜はお風呂をがまんして、昼に入ったらあっつあつのお湯が出た。
安宿対策、成長しました(^^)v
さてさて、パムッカレの石灰棚ですが、
ここはカルシウムを多く含む温泉が流れ落ちていて、
流れる過程で冷えて溶け込んでいたカルシウムが白く固まってできあがった棚。
その石灰棚を小石が水の流れでコロコロ転がって
石灰が削られて小さい池みたいな穴ぼこができて、そこに流れ込む温泉が青くてきれい。
というもの。
ガイドブックには10年以上前の昔のかなーりきれいな写真が載ってるけど
実際はお湯が枯れちゃってて、歩ける場所も規制されててがっかりしたって話も
ネットでたくさん見てたので、期待はし過ぎずにいたところ、
うん、行く価値あり!でした。
確かにガイドブックとはだいぶ違うんだけど、
ちゃんときれいな景色の部分も残ってるし、
規制されてないところでは昔同様に棚で水着で温泉に浸かることもできる。
お湯は流れるうちに温度が下がってるから温泉というよりもプールに近いけど。
この石灰棚は遺跡とも奇石とも違うし、今までに見たことのない景色。
特に夕日が映りこむ景色は美しかった。
パノラマビューが美しい景観はなかなか写真だと伝わりにくいので
この写真も実物は1.3倍美しいと想像して見てください(笑)
まだ昼間は太陽で暑い10月頭なので水着姿で石灰棚を楽しむ人も多数。
石灰棚の上には遺跡が足元に沈んでる温泉もあるし、
ヒエラポリスという遺跡群もあるし、
地元の若いカップルと思われるお客さんも多くて、デートスポットみたい。
スタイル抜群の水着姿のトルコ美人もたくさん。
美人の水着姿は見ていて楽しいなー。
(ムコも十分楽しんでました)
ムコの32歳の誕生日もここパムッカレで迎え、
ゆったり2泊過ごして、さてさて、ひっさびさの夜行バスに
12時間揺られて首都イスタンブールへ向かいます。
長距離移動の見方、スリッパ、アイマスク、ひざかけをバックから取り出さねば。
*旅メモ*
ガイドブックとデニズリの長距バス乗り場(オトガル)の場所が大幅に変わってた。
デニズリで乗り換えてパムッカレに行く場合、
新しいバス乗り場にパムッカレ行きの乗り合いバス(ドルムシュ)がいる。
旧バス乗り場も経由するのでそこで乗ることもできる。
■パムッカレ見学
宿泊はカラハユットかパムッカレ村になるが、パムッカレ村のほうが石灰棚には近く
カラハユットのほうがヒエロポリス遺跡に近い。
昼間はバスツアーでどばどばっと日帰りのお客さんが来るので、夕方のほうが空いている。
西側に位置するので夕日がきれいに石灰棚に映るのもみどころ。
入場料がガイドブックよりもかなり値上がりしている。
●石灰棚入場料 20YTL(約850円)1回入場のみ有効
●パムッカレ温泉 25YTL(約1100円)ロッカー別有料
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