世界一周ブログ -  ヨメ旅

帰国後
  • 大麻もあるけどハイネケン!!

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    世界一周初心者のヨメブログです。

    川の流れにあわせてゆったりと時間の流れるアムステルダム

    パリからバスで8時間半、オランダのアムステルダムに到着。
    アムステルダムは卒業旅行のトランジットのため20時間くらい滞在したことがあるのだけれど
    到着したのが夜だったこともあり、町はクラブミュージックと熱気で溢れている刺激的なイメージだった。
    歌舞伎町と北新地と中州とすすきのとが一緒になったみたいな。
    道を歩けば飾り窓から下着姿のお姉さんが手を振り、
    大きな通りにも新宿の奥地か秋葉原でしか見られないようなショップが立ち並び、
    コーヒーショップではメニューに大麻がある。
    同性愛も公に認められていて、私たちの到着した少し前まで大規模なゲイパレードも行われていた。
    大麻、同性愛結婚、売春が合法の国、オランダ。

    でもそれはオランダの見せる刺激的で報道されやすい一部の顔でしかなかった。
    国土の40%が海抜1m以下というこの国は至る所に水路が張りめぐらされ、小舟が行きかう。
    公園も多く、道端には緑が溢れている。
    夜遅くに歓楽街を出歩いたりしない限り、治安も悪いとは感じなかった。
    「ダメだダメだと規制するんじゃなくて、麻薬も売春も公のもとで国が管理していく」という考え方だそうで
    限度や規則が守られる上で成り立っている自由なんだな。

    あいにく結婚しちゃってるので同性愛でもないし、
    きれいなお姉さん見ても観光以上にはならないし、
    そもそもタバコも吸ったことないから大麻を肺まで吸い込むことできないし、
    刺激的な側面のオランダは私には楽しめそうもない。

    この中で麦が熱せられ、水と混ぜられ、ホップが入れられ、発酵する。お世話になっております!

    ので、オランダ原産のビール「ハイネケン」の博物館へ!
    ビールならお得意分野。
    お世話になっております、ハイネケン様。
    工場見学のようにビールのできる工程なんかを学べるんだけど
    小学校に行った日産工場見学なんかよりも大人の見学内容。
    実際に作る途中の液体を飲ませてくれたり、
    遊園地さながらのアトラクションで工程を学んだり、
    生ビールの注ぎ方を習ったり。
    最後にはハイネケンも3杯まで飲めちゃう!
    アルコールの力も借りて、午前中からハイテンションで見学終了。

    このあとは第二次世界大戦を背景に持つ「アンネの家」へ向かいます。

    スタッフのお兄さんのグラス重ねっぷりを撮りたくて「写真とらせてください」っていったら、ツーショット写真の依頼だと思わせてしまい、この写真。でも、イケメンだったから儲けもの。

  • 生徒、個人、家族

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    パリのシンボル、エッフェッル塔。天気がちょっと残念。凱旋門とエッフェル塔を一緒に作っちゃえばよくない?っていう発想でできた大阪の通天閣はすごいとこの景色を見ながら思った。

    モンサンミッシェルからパリへ電車で移動。
    ムコもブログに書いているけれど
    パリで高校2年生の担任だった先生と会った。

    サッカー部顧問としての先生は厳しいとの話も聞いたこともあるけど
    私にとっての先生は型にとらわれないざっくばらんな先生だった。
    私の恋愛話なんかも好きで、しょっちゅうムコの情報を私に密告してくれていた。
    「いま大智は廊下でほかの女の子と話してるぞ」とか
    「1年生の女子たちと親しげだったぞ」とか(笑)
    たしかあれは高校2年の秋。放課後の掃除の時間。
    どこからか私たちがつきあっているという情報を得た先生は私に「本当か?」と尋ねてたので
    そうだと答えると、「大智にも確かめてくる!」と
    そのまま掃除中の教室を大股でずしずしと出ていった。
    数分後「本当だった」と嬉しそうに戻ってきた。

    ムコからその時の様子を聞いたところによると
    突然掃除中の教室のドアが開かれ、生徒がいっせいに入口を見ると
    先生が立っていて体育教師らしい大きい声で
    「おまえは牧と付き合ってるのか?」と聞いてきたらしい(笑)
    否定するわけにもいかず、ほうきを手にしたまま「はい」と答えたそう。

    それ以来、先生は何かと私の味方でいてくれたように思う。
    恋愛も、人生も。

    初海外の先生とそのご家族とご飯をご一緒させていただいた。
    海外で過ごす家族の貴重な時間を共有させていただけたこと、
    こうして大人になってからも連絡を取らせていただいていて
    “先生”という枠を超えて“個人”としておつきあいさせていただいていること、
    そして、“個人”よりもちょっぴりコアな
    “家族同士”でもおつきあいさせていただけたこと。
    私は幸せ者だなぁ。
    先生、ありがとうございました!

    日本を出て半年。このバックパックしょって元気に旅してます!

  • モンサンミッシェルを歩く

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    シュトゥットガルトで妹とはお別れ。
    彼女はこのあとひとりでチェコのプラハでお買い物天国して帰国するんだそう。

    ということで、再びふたり旅に戻りました。
    なんかちょっと新鮮(笑)
    物価の高いヨーロッパを駆け抜けろ!ということで、
    どんどん行きます、次はフランス!!

    13世紀からここに佇んでるモンサンミッシェル。修道院です

    フランスは日本の新幹線よりも早いTGVという
    時速300kmを超える高速列車が走っているので移動も早い早い。

    ドイツからパリをぐーんと通り越して、フランスの北西のレンヌという町まで高速移動。
    このレンヌになぜ来たかというと、海に浮かぶ修道院、モンサンミッシェルを見るため。
    10年前にフランスに来た際も見たかったんだけど、
    パリからちょっと遠いところに位置するため行けなかったんだよね。
    レンヌからバスに1時間ちょっと乗って行くこともできるんだけど
    ネットで調べてみるとどうやら最寄駅のポントルソンが田舎の雰囲気でのんびりできるらしい。
    ならばこのポントルソンでボケーッと過ごそうじゃないか。

    ポントルソンからローカルバスに揺られてモンサンミッシェルへ。
    車窓から見える風景は、川がたゆたゆと流れ、
    川辺に野あざみや野菊やマーガレットが咲き乱れ
    風車がひとつポツンと草原に立ち、
    晴れ渡った空の下、サイクリングの人々が走り抜けていく。
    その先に浮かび上がってくるモンサンミッシェル。

    きっとこのお城(修道院)の正しい見方は、
    お城へと続く自然の中をサイクリングや道草しながら歩いて
    遠くにぼんやり、そして徐々にくっきりと浮かんでくる
    その姿を楽しむことなんじゃないかな。

    バスの車窓から見た風車があまりにきれいだったので、翌日徒歩で往復3時間かけて風車を見に散歩へ。そんな時間もたのしい風景たち。

    昔は海の中に立っていて、干潮時のみモンサンミッシェルへの道が現れるという
    なんとも幻想的な立地だったそうだけれど、
    今はバスもふもとまで行けるようにいつでも海に埋もれない道が
    つながってる。
    満潮時にはちょっとだけ、見ようによっては、海に浮かんでるように見える、かな。

    8月のモンサンミッシェルは絶賛混雑期でもう、人、人、人!
    城内に入るための狭い通路やお城のすぐ下にある土産物街は竹下通り状態。
    初詣みたいに少し進んでは止まり、、、。
    内部はすでにお城をいくつか見ちゃってる私にとっては、感動!とはいかなかったけど、
    外部から見るモンサンミッシェルははやっぱり素敵。
    まわりに何にもなくてぽっかり、でも悠然と立つこの修道院はやっぱり美しい。

    帰り道は、バスから見た風景の中を2時間てくてく歩いたのでした。

    徒歩の帰り道。川沿いの花々とモンサンミッシェル。

    *旅メモ*
    フランスをはじめ、スイス、オーストリアは電車代が
    高めなので、ケースによるがユーレイルパスや各国発行のパスが役に立つ。
    バックパッカー旅であればスペインやベルギー、オランダは長距離バスが網羅しているし
    イギリス、チェコは鉄道料金が安かったりする。
    またローコストキャリア(飛行機)も10ユーロくらいから都市間を結んでいるので
    使用の価値あり。

    ポントルソンからモンサンミッシェルへはバスで10分。
    (と言われているが、8月の午前11:00前後は道路がモンサンミッシェルへ行く車で
    激混みで1時間ちょっとかかった)
    ポントルソンからのバスは1日4本程度とネットに書かれているが、
    夏期は30分おきに1本と頻繁に運行していた。

    散歩中の1枚。空が青いから、うん、いい!!

  • シュトゥットガルト戦はビールが買いにくい

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    入口でチームカラーの白と赤のTシャツとフラッグを無料配布してた さすがスポンサー、メルセデスベンツ様。

    チェコから強行大移動でドイツへ。
    なぜなら妹熱望のドイツのサッカーリーグ、
    ブンデスリーガの試合が週末にあるから。
    バスや電車で8時間ちょっとかけてドイツはニュルンベルクへ。

    ここで1泊して、いざ試合会場のシュトゥットガルトへ!
    試合はシュトゥットガルトvsシャルケ04というカード。
    日本代表の岡崎選手と内田選手がそれぞれ所属するチーム。
    今回は日本のチケット代行会社にチケット手配を依頼して
    日本から妹に引換券を持ってきてもらった。
    妹にいかに楽しい試合かの熱弁をふるわれ、
    熱しやすい私はすっかりその気になって、
    今後いつ着る機会が来るのか皆目見当のつかないシュトゥットガルトの
    ユニフォームを会場で購入。
    しかもアウェイ用のユニフォーム(^^ゞ
    でもこういうのは雰囲気で盛り上がってかなくちゃ。
    楽しんでなんぼじゃい!

    ドイツのサッカー、かなり警備態勢が整っていて結構安全。
    ビールでも飲もうと場内の売店の長蛇の列に並ぶも、
    「あっちで専用のカードを作らないと買えない」と店員さん。
    見てみると、カードを作るためにもまたまた長蛇の列。。。
    スポンサーの銀行発行のカードを作って、
    そのカードにデポジットした金額分のみ売店で買い物ができるんだそうな。
    しかもカード発行料5ユーロ。
    デポジットの最低金額は15ユーロから5ユーロ刻み。
    つまり、ビール1杯だけ飲みたいと思っても最低20ユーロはかかる!
    ヒドイ…!!一見さんに全く優しくないシステム。
    しかもだ。
    ビール1杯6ユーロ(コップを返すと2ユーロ戻ってくる)だから
    5と6の公約数で30、を6で割って、、、
    最低5杯飲まないとデポジットを使い切ることはできない。
    キーッ!!
    銀行に行って手続したら戻ってくるらしいけど、
    言葉もわからないのにドイツで銀行いって
    払い戻してもらう手間と、戻ってくる4ユーロのバランスを考えると。。
    シュトゥットガルトさんよ。あんまりだよ、このシステム。
    …って、結局長蛇の列に並びまくってビールは買ったけどだね。

    この中に岡崎選手がいます・・私のカメラじゃこれが限界。。

    試合は3-0でホームのシュトゥットガルトの勝利!
    しかも、後半残り10分で岡崎が出場して、ゴーーール!!!
    きれいなトラップからの、かっこいいゴールだった!イエイ!

    帰りの道々、地元のサポーターから幾度となく
    「チンヂー!(慎司)」と讃えられ
    自分がゴールしたかのように笑顔で手を振りかえしながら気持ちよくホテルへ。

    ドイツの衛星放送のサッカーチャンネルでチンヂのゴールシーンを
    何度も何度も見て、部屋でムコと乾杯!
    気持ちいい試合を見れました。

    あ、うっちーは試合出てなかったけどめちゃかっこよかった。
    ドイツ人って体が一回り以上大きいのに、そこで対等に戦う日本人選手って
    すっごいなーとつくづく思ったのでした。

    *旅メモ*
    シュトゥットガルトのホームの試合は売店で物を買うのに
    カードを作る必要があります。
    場内にカードを作るためのブースがあってそこで作れます。
    飲み物はカップを返すと2ユーロ戻ってきます。
    が、座席付近に置いた飲み終わったカップを
    勝手に回収して回る人が出没するので注意!
    私、知らない間にとられたー!2ユーロがぁぁ。

  • こぼれかわいいもの。

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    世界一周初心者のヨメブログです

    チェコのチェスキークルムロフという町の素敵な風景。
    まだまだあるのでご紹介。
    ついつい写真を撮りすぎちゃう町でした。

    街角に動かない車がとめてあった 周りのベンチとかと同じ「赤」で「魅せる」ために止めてあるんだと思う その感覚、素敵です

    本屋さん。この本の陳列、素敵。雨がパラついたから店員さんが大慌てでカバーをしに来たけど、本屋だけど外の天気ともつながってるかんじでなんかいい。クルテクの絵本がたくさん並んでました。

    レストランのイス。子供が座ると、かわいい後ろ姿になる。私も座ってみたけど、横幅が飛び出ちゃってなんだか現実が見えちゃってダメだった。。

    普通の民家。家の壁を黄色にしてツタをはわせてる。オープンになる窓枠が白いのもセンスやなー。

    チェスキークルムロフで見つけた中国系の服屋で売ってたドラえもんのぬいぐるみ。なにこれ?!?!不細工!かわいい!!ということで350円で購入。圧縮袋へ入れて圧縮されて日本へ送られてきました。

    かーっ。たまらないね。