世界一周ブログ -  ヨメ旅

帰国後
  • ペルーの食卓から

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    ※「動物園のはなし」にYouTube動画をUPしました
    http://www.around-the-world.jp/yometabi/south-america-yometabi/1280.html

    世界一周初心者のヨメブログです

    現在、日本を出発して50日が経過して5か国を回りましたが
    一番おいしい食事はダントツでペルーです!!

    味付けがちょうど日本人の口にあうようで、
    野菜や魚もふんだんに使われた料理が多く、
    食事が毎日の楽しみの一つとなっています

    「カウカウ」
    宿でペルーの家庭料理を出してくれました
    牛モツとおろしにんにく、玉ねぎ、
    じゃがいもをターメリックで煮込んだカレーみたいな料理。
    香辛料もきつくなくて、食べやすい優しい味です。

    カウカウ ☆×7つ

    マサモラ・モラダ ☆×2つ

    「マサモラ・モラダ」
    紫トウモロコシの粉を甘く煮込んで固めたデザート、ゼリー。
    固めたといっても、葛湯みたいな硬さでトローンとしてます。
    味はチチャモラーダと同じだなぁ。

    「チチャモラーダ」
    マサモラ・モラダを固める前の液体。
    紫トウモロコシとレモンを煮込んで砂糖を加えたジュース。
    レストランではお水やお茶ではなくてこれが普通に出てくる。
    甘めのジュースなので、実はご飯とはちょっと合わない気が…。

    チャウファ ☆×7つ

    「チャウファ」
    スペイン語で中華料理の意味。
    街のあちこちにチャウファ屋さんがあって、中国のすごさを感じる。
    そもそもどの国にもチャイナタウンってあるし、中国の人ってすごいな。
    量が1.5人前盛りで出てくるけれど、味はどの店もおいしい安心の中華味。

    「ロモサルタード」
    牛のヒレ肉と紫玉ねぎと赤ピーマン、フライドポテトの炒め物。
    味付けにしょうゆが使われていて、ほんとにおいしい!
    ペルーではどのレストランにもある最もポピュラーな食事で
    私たちのペルー旅の救世主でもある。

    「ポジョ」
    鶏肉のこと。鶏肉料理がすごく多い。
    丸焼きもスーパーで売っている定番商品で
    レストランでもたいてい小さめの若鳥の半身が焼かれて出てくる。
    ちょっと食べにくいけど、味はもちろんおいしい。
    ご飯の代わりに「フリトプラターノ」というまだ青いバナナを揚げた
    ものが出てくることもよくある。甘くなくて芋みたいな味。

    ポジョ ☆×5つ (左後ろがロモサルタード)

    「ニッシンカップヌードル」
    世界一周旅行の救世主!
    お手頃価格でペルーではカップだと80円くらい、
    袋の即席ラーメンだと30円くらい。
    そして、安心安全心安らぐおいしさ。
    ヌードルは鉄製のフォークだと熱くて食べにくいので
    ここで大活躍する持参のエコ箸なのです。
    日本の文化、箸って便利!!

    ニッシンカップヌードル ☆×8つ

     あれ?カップヌードルが一番☆多い。

    各国、それぞれの国風味の味が発売されている。
    でもやっぱり日本のベーシック味がBEST!!

  • 動物園のはなし

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    世界一周初心者のヨメブログです

    高校の2年になるとき、
    進路相談で先生から「理系か文系か決めましょう」と言われた

    2年からクラスが分かれて、理系だと微分積分とか、物理とかが入ってくる。
    文系だと歴史とかが強化される。

    その決断は、すなわち“将来何になりたいか”でもあるのだ。

    昔から“やりたいこと”が明確にいくつもあった私は、その時悩んだ。
    『マスコミでラジオ番組制作をする』か『動物園の飼育係になる』か
    『幼稚園の先生になる』か、だ。
    3番目の幼稚園の先生は実家が幼稚園を経営しているため、
    すごく身近に感じていたし、両親の姿に憧れもあったためだ。
    でも、敷かれたレールの上を歩く気もして心地よくない。
    それに、私の立場だと単純に「結婚したから辞めます」なんてことは
    絶対できない経営側の立場になる。
    むしろ、園全体を背負って一生幼稚園を見ていく覚悟がなければならない。
    ミニスカートの丈とルーズソックスのたるみ具合を気にしている
    高校1年生の私にはできない決断だった。

    2番目の動物園の飼育係への憧れも強く、かなり悩まされた。
    獣医になるのなら、間違いなく理系に進まなければならないからだ。

    私は昔から生き物が大好きだった。
    お金がかかる遊園地なんかには1回しか連れて行ってもらったことがなくて
    いつもお金のかからない動物園や水族館、山登りばかりだったことも関係しているかもしれない。
    幼稚園の頃はうさぎも飼わせてもらったし、掃除や餌やりは私の仕事だった。
    縁日のたび、親からもらった300円の多くを金魚すくいにつぎ込み、
    張り付くように居座っては何袋もの金魚をすくって、自宅の水槽で5センチほどまで育て上げた。
    犬も、カメも、ザリガニも、カブトムシも、ヤドカリも、カニも、
    全てタダでもらっては「自分でちゃんと世話をするのなら」という条件付きで飼わせてもらった。
    飼育の中で犬やうさぎの出産にも立ち会えたことも、貴重な体験だった。

    動物園で働く人になりたくて、
    高校2年生の時に付き合っていたムコとの初デートは私の希望で上野動物園だった(笑)

    結局、血がまったくダメなことや自分の数学の成績を落ち着いて再考してみて、
    1番目のマスコミの道へつながる文系を選んだのだが、
    この動物園への憧れはいまだに根強く私の中にある。
    だから、この世界一周にもたくさんの動物観察場所が組み込まれている。

    何の話だか分からなくなってしまったが(笑)、
    つまるところ、アマゾンの動物園に行ってきたのだ。

    最近は旭山動物園に象徴される
    “生態展示”なる「動物が野生で過ごす姿に近いかたちで
    本来持っている個々の動作や能力が発揮できる展示をする」
    動物園が増えて話題になっているが、アマゾンは違う。
    「あまりにも質素な作りで生態展示になっちゃってます」なのだ。

    だから、おもしろい!!

    昨晩の雨季のアマゾンの雨でぐちょぐちょで
    とてもお客を歓迎しているとは思えない散策路わきには
    アマゾン河で野生を見たピンクドルフィンが飼育されている。
    イルカ、近い、すごい近い。
    柵も何にもなくて、ヘタしたらそのまま落ちちゃえるプールにイルカが泳いでる。
    子供のころはグレーで大人になるとピンクになるそうで、
    この子もおなかやヒレはきれいなうすピンク。
    目を輝かせてイルカプールを見ていると、水面から頭を出して、
    プールに浮かんでいた棒切れをくわえてこちらに泳いでくるピンクイルカちゃん。
    あら、触れるじゃないの!
    頭をなでなでして、棒を遠くに投げてやると、またくわえて戻ってきた!
    30歳すぎのおじさんとおばさんが、イルカと遊んであげてるんだか
    遊んでもらってるんだか分からない“棒投げ”を繰り返すこと30分。
    あー、たのし。

    最後にはプールのふちの袋に入れてかけてあった
    体長7センチくらいの魚を(勝手に)餌付けしました。

    餌をあげてみる

    そのほか、日本でキャラクター化もされて人気の世界最大のネズミ、カピバラも自由な観察。
    腰くらいまでしかない柵の向こうにたくさんのカピバラさん。
    柵越しに座るとカピバラさんが寄ってくる寄ってくる。
    「エサくれー」とばかりにご立派な前歯と鼻を突きだしてきた。
    そこらへんに生えてる雑草を差し出すと、奪い合って食べだした。
    かわいー。

    ちなみに飼育委員さんもちらほらいるんだけど、
    微笑ましく眺めてらっしゃったので、問題ないと思われる。

    ここの動物園のみなさまは非常に愛想がよく、
    こちらが近づいていくと向こうも近づいてきてくれて
    ひとパフォーマンス見せてくれる。
    (例外:爬虫類は動かない。ピューマは威嚇してきた)

    入園料90円にして、この充実度はかなりオススメ!

    ※大興奮のヘビおじさんの話もあるんだけれど、
    ムコがどうしても書きたいっていうのでムコブログをご覧あれ。

  • アマゾン河

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    アマゾン岸部から手を振る女の子

    滞在していたペルーの首都リマを朝4時に出発して
    飛行機で2時間弱のアマゾン上流の小さな町、イキトスへ。
    もちろんwi-fiなんて飛んでいるはずもなく、
    このブログをUPするのはもう少し先になりそうですが。

    イキトスはアマゾン河に接しているすごく小さな町なので、
    ここにやってくる外国人はほとんどがアマゾン河観光が目当て。
    私たちも例にもれず観光目当てなわけですが、
    買い手市場なため、空港には現地の勧誘が大勢くるとの話を
    耳にして、予約をせずに、
    空港を出たところで声をかけてくる人と交渉をすることに。
    朝8:00の到着にもかかわらず、いるいる、たくさんの勧誘。
    あらかじめ調べておいたいくつかのよさそうなツアーがあったのだけど、
    そのなかのひとつを勧めてきたおじさん、
    うむうむ、英語も堪能だし、人のよさそうな顔をしている。
    ついていってみよう、ということで、空港からその人の勧める旅行会社まで
    車で送ってもらう。やった、タクシー代浮いた。

    アマゾンは各旅行会社が個々のロッジを持っていて、
    宿泊ロッジとアクティビティの内容がセットになっている。
    どのロッジに泊まるかはどのツアーに参加するか、
    どの旅行会社に決めるかでもあるのです。
    おじさんが進めてきた地球の歩き方に載っていた
    “ヘリコニアロッジ”というところは記載によると2泊3日US$240
    おじさんと世間話もしながら、値下げ交渉。
    2泊3日でUS$180まで下がって、おじさんにもすっかり情が移ってしまって
    このツアーに決めることにした。
    この辺の心理が、NOとは絶対言えない日本人だなぁ。

    お金も払って、朝の出発時間も聞いて、「じゃあ」と思ったら
    「いま出発時間だから、急いで」とのこと。
    ん???
    いま、9:30過ぎですけど、空港出てからまだ1時間経ってませんけど、
    出発って??
    自由旅のためゆったりめに時間をとってきていたので
    到着初日はツアー探しと思っていたら
    とんとん拍子に話が進んでさっそく船に1時間半乗って
    アマゾンの奥地へ向かうことに。
    「だって、今日行くこともできるんでしょ?
    だったらいっちゃえばいいじゃん」っておじさんの一言。
    確かにそーだ。

    ジャングル対応できていないぺらっぺらの服で
    (旅先は早く洗濯が乾くほうがいいからペラペラ洋服が多い)
    気づけば原住民の村へ到着。

    歌って踊って、お土産物買わされて。
    9年前にケニア一人旅行ったときもそうだったけど、
    ツアーなんてものに組み込まれてる
    “原住民の村を訪れる”プランは再現でしかない。
    日光江戸村みたいなもの。
    だって、上半身裸のおばちゃんの足元は
    ちゃんとラメピンクのマニュキアが光ってたもの。
    複雑な気持ちにさせられるんだが
    それでも雰囲気はわかるし、良しとしよう。

    歌って踊った後の1枚

    ヘリコニアロッジは高級ロッジの部類に入るのだが
    それでも電気が使えるのは夜6:00から10:00まで。
    あとはランプの光と、懐中電灯。
    温水シャワーも出がいいわけではない。
    夜は本物の闇に包まれ、空には満天の星が輝く。
    星がありすぎて、どれがオリオン座か探すのが難しいくらい。
    でも、これが本来の人間の生活なんだよな、なんて
    ジャングルのなかで物思いにふける。

    私が一番楽しみにしていて、
    ムコが「全然興味わかないんですけど」ってずっと言ってる
    ピラニア釣り。
    アマゾン河べりに立つロッジから船で30分ほど走って
    さらに小さな15人乗りボートに乗り換えて
    いくつも分岐していく流れの中から小さい流れのほうへボートをこぐ。
    竿は単なる細い木の枝。
    餌は牛肉の切れ端。
    竿の先に結ばれた釣り糸に手ごたえを感じたら
    上に引き上げるだけの超簡単構造。
    釣りに興じること2時間。
    残念ながら私はピラニアを釣ることはできなかったけど
    小さなナマズの仲間と銀色の魚をゲット。
    ムコはこの船で一番大きな魚を釣り上げてました。
    釣りをしながら、世界の数か所にしか生息しないピンクドルフィンと
    呼ばれるカワイルカを何度か見ることもできて大興奮。

    人生初釣り(釣り堀以外)

    夜は再び小さな船に乗って、真っ暗闇の中を1時間のジャングルクルーズ。
    ディズニーランドにもジャングルクルーズってあるけど
    それのホンモノを体感。
    ディズニーランドも夜に乗船すると、
    懐中電灯で船頭さんが
    ゾウとかヘビとかサイにおしりをつつかれてる探検家とか
    (っていってもニセモノだけど)を探してくれるんだけど
    ホンモノのアマゾンは迫力が違う。
    懐中電灯で照らし出される光のみを頼りに
    ほんっとの真っ暗闇をゆっくりボートが滑ってく。
    終始、何百っていう虫の音やカエルの鳴き声を聞きながら
    木の上で寝ているイグアナだったり、
    飛び交う蛍を観察して、
    みんなで首が痛くなるほど空を見上げて、
    降ってきそうな星空の下、
    船はしばし音もなくアマゾン河に浮かぶ。

    休む暇もなく動き回ったアマゾン河初日。
    虫の音を聞きながら、気持ちよく床に就きました。

    イワシ雲のあいだに曲線を描くアマゾン川が見下ろせる

    着いた日が土曜日だったので地元のマーケットが開いてた。左手前は「アリゲーター」だって。

    ガイドさんはピラニア釣れてた。

    アマゾン河釣り風景

    アマゾン河に夕日が沈むなか船は進む

  • つまり…何の道具??

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    お店にて発見。

    こういうおもしろ日本語だったり
    おもしろ刺青漢字がたまに見受けられる。
    わたし、1000円くらいでちゃんと日本語訳してあげるのにな

  • 魚がうまい

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    ブラジルからペルーの首都、リマに移動してきて3日が経ちました
    ブラジル(いまは夫婦間でクソブラジルと呼ぶことにしています(笑))で
    怖い目にあっただけに、ペルーはすごいあったかく感じます

    ペルーも中心街セントロへいくと治安は悪いそうですが
    まだ心のケア中のため、この3日間セントロへ行っていません(笑)

    南米の中でも物価が安いペルーはブラジルの半分くらいで生活できちゃいます
    スーパーに行っても、鳥の丸ごとの肉が300円だったり、パンを4つ買ったら40円だったり、
    目移りしまくり。

    中でも、ペルーは海岸沿いの国ということもあり、魚介類が有名。
    “セビッチェ”という生の白身魚とイカとかエビとかを紫玉ねぎのスライスととうもろこしと菜っ葉を少しいれて
    ライムをたくさん絞って酢でしめて食べる料理はポピュラーでスーパーで300円ちょっとでその場で作ってくれます
    これが、ビールと合う合う☆☆

    セビッチェ!昆布〆ならぬ、ライム〆のような味

     ビールはスーパーでまとめ買いすれば500ミリ1本60円くらい。
    気候がカラッとしていて半袖で過ごしやすいペルーでは
    昼過ぎの安宿の屋上でのビールタイムが格別です

    屋上と安ビール 時は昼の2:18なり

    ペルーは私が見たいものが山盛りの国。
    マチュピチュ、ナスカの地上絵、チチカカ湖、アマゾン河、
    ここを起点に周辺国へも少し足を伸ばして、
    イースター島、ウユニ塩湖、そしてこのたび最大の希望地、エクアドルのガラパゴス諸島へも。
    たっぷり2か月滞在予定でございます。

    行く前に出し合った夫婦希望地リストを見返したら、

    ムコの行きたいリストに南米が一個もなかった(^^ゞ
    まあまあ、旅は道連れ世は情け、そこはお付き合いいただきましょう。

    あと6時間後にはアマゾン河へ向けて飛行機移動です
    わーいわーい、ピラニア釣りだー(^u^)

    その場で魚と野菜を混ぜて作ってくれるセビッチェ

    ペルーのスーパー。死んだ魚の目は透き通ってる。新鮮な証拠